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株価を気にするのはなぜ?
上場してる企業が株価の高い安いを気にするのはなぜでしょうか? 企業にとって株価が高いことによるメリット、安いことによるデメリットを教えてください。
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簡単にいえば株価が高い=評価が高いです。 経営者の報酬に連動している場合もありますが、株価を上げる必要性があるからそうなっているだけです。 株価が上がると、株主は売って儲けることが出来ます。したがって、株主は株価をあげろといいます。株主は配当も要求します。配当をたくさん払う企業の株を持っていることはメリットがあるので、株を買う人が増え、また株価が上がります。 他には、株価が下がって会社の値段、時価総額が下がると他の企業に買収され易くなります。そんな事態になれば、そのときの無能な経営者はクビになりますから、必死に株価を上げようとします。 資金調達では、2つメリットがあります。株を発行して資金調達をする「増資」を行った場合、時価発行だと同じ100株を発行しても、株価が100円だと1万円しか調達できませんが、200円だと2万円調達できます。 もうひとつは株式交換です。株式交換方式で会社を買収できます。グーグルがユーチューブを買収したのもこの方式です。これだと、株=お金になりますから、株価が高いほどお金を払わずいい企業をたくさん買収できます。 安いことによるデメリットはその裏返しですね。