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親油性
界面活性剤の勉強をしているのですが、親油性の違いや大きさ(?)は何によるものでしょうか? 油と結びつきやすい要因は何なのかがよく分からないので、どなたか教えて頂けると有難いです。
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相互の親和性は構造の近い事である程度きまります。 親油性部分の構造が油に近いほど、またその分子中での大きさに左右されます。 従って親油性部分の炭素数が大きいほど、またベンゼン核があるほど親油性は大きくなります。 また親水性基の性質にも左右されます。 要するに親水性と親油性のバランス(HLB)できまります。 従ってアルキル基の長いほど、また親水性基がエチレンオキシドで構成される非イオン界面活性剤ではエチレンオキシドの付加モル数が少ないほど(親水性が乏しくなる)親油性が大きくなります。
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- anthracene
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NO.1の間違い訂正。 硫酸アルキルではなくて(これだとROSO3Hになってしまう・・・)、アルキル硫酸ナトリウムROSO3Naの間違いでした。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ございません。 なるほど、似た構造を持っているとアルキル基の長さに依存するのですね。 ありがとうございます。
- Bubuca
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こんばんは 親水性と親油性のバランス(HLB)として考えるといいかもしれません。 こちらを参考になさってください。HLBについてちょっと説明があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E6%B0%B4%E8%A6%AA%E6%B2%B9%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9 アルキル基の長さ(分子量)が親油性に寄与して、水酸基やカルボキシル基などが親水性に寄与します。 このバランスで分子全体の親油性(親水性)が決まってきます。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 HLBというのは知らなかったので良い勉強になりました。 ありがとうございます。
- anthracene
- ベストアンサー率39% (270/678)
アルキル基の長さとか分子の形状が効いてくるでしょう。 長鎖アルキル基+親水基というパターンで比較する場合だとアルキル基の長さですかね。 硫酸ヘキシルと硫酸ドデシルを比べれば後者の方が親油性は増大しているでしょう。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ございません。 なるほど、NO.#3の方も書いていらしたけどHLBですね。 イメージとして親水基はあまり関係ないと思っていたので、少し意外な感じでした。 ありがとうございます。