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床の間の奥行きについて

再々度、別件で質問させていただきます。ここでの貴重な回答は大変ありがたく思っております。 1. 新築二階建ての一階の和室(6畳)についてですが、設計事務所の案では、押入れと床の間が並んでおり、奥行きが基準面で半間(910)となっております。ところが、会社のリフォーム関係の人間から、床の間は掛け軸とか掛けることも考慮して、そんな奥行きは使いにくいので、少しふかした方がよいといわれました。基本的にどのように考えるべきでしょうか? 2. 押入れの扉は引き違いにしようと思っていますが、観音開きがよいという考え方もあるのでしょうか?

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回答No.3

バランスの問題だと思います。 伝統的に見て座敷とは8畳が基本で、6畳は次の間、前室的な要素が多く、 床の間はない場合が多いです。 昨今の住宅事情から集合住宅などでは6畳が標準となっていて、座敷扱いで床の間もついています。 8畳の場合に1畳分の床の間が標準的ですので、 2間分の間口を床の間1間、半間の仏間、半間の押入ということが多いと思います。 6畳でしたら長手方向で2間ならば1間の間口の床の間でしょうし、 1間半ならば4尺くらいでしょうか、奥行きもそれに比例して 1.5尺あるいは2尺が好ましいでしょう。 床の間は本来、美を鑑賞する目的の場所ですので 飾る物と広さのバランスが大切です。 茶室などでは一輪の花を生けますので狭くていいのですが 座敷で大きな壷などの場合は奥行きも3尺必要になります。(6畳では無理?) 押入の扉は 間口によって使いやすいのがいいと思います。 3尺、4尺の間口では引き違いは使いにくいと思います。 座布団が出し入れしにくいですよね。

fifa5963
質問者

お礼

専門家ならではの細かいプロポーションのご教示ありがとうございます。大変参考になりました。押入れの扉も間口の広さで、判断していくことを知り勉強になりました。設計事務所との相談の際、ご教示いただいたことを提案してみます。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#39684
noname#39684
回答No.2

■最近は奥行きが910もある床の間はやぼったくて流行りませんし、床の間だけを深くしても非常に使いにくいものです。 ■床の間は450の奥行きにして、床の間の壁を深さ450の隠し扉・収納にすることをお勧めします。非常に使いやすいですし、かなり大容量の収納スペースが確保できます。 450の床の間でも十分に空間の凹凸が感じられます。 押入れは観音開きはむしと使いづらいです。押入れの前を片付けなくてはならないからです。

fifa5963
質問者

お礼

床の間の壁を深さ450の隠し扉・収納にするアイデアがあるのですね。設計事務所との打ち合わせのときに相談したいと思います。ありがとうございました。

noname#251407
noname#251407
回答No.1

当方の状況  長手方向(2間)に床の間、仏間、押し入れが並んでいます   床の間と仏間は押し入れの前面より約30cm程入り板敷きがあります  半間(910)だと広すぎる様に感じます   お花を置くにも適当な広さのようです  押し入れは観音開きで使い勝手が良く重宝しております(間口が少し狭いせいもあり)   間口が広い(1間)場合で観音開きにする場合には蝶番は大きい物にした方が良いと思います    小さいと「ガタ」がきます

fifa5963
質問者

お礼

やはり半間は広いようですね。参考になりました。観音開きはデッドスペースがありますが、間口が広くとれるところが利点なのですね。ありがとうございました。

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