社長の子(会長の孫)です。父や祖父を見ている限り一概に括れないと思います。祖父は初代でしたのでワンマンで超人的な人です。会社設立と成長期にはピッタリでした。従業員も増え海外に進出すると、時代の波というんでしょうか、ワンマンとか超人的なパワーだけでは苦しくなります。父は婿養子ですので祖父の血は引いていません。父は無茶をしない平和主義的な人です。父の代になったとき無理のあるプロジェクトなどどんどんカットし分散と集中を繰り返しました。従業員の不満が解消し業績アップ、グループ化して軌道に乗りました。しかしグローバル化時代になると問題が発生、日本を司令塔として海外コントロールが難しくなっていたようです。幸い兄は学者肌で語学が堪能です。現在欧州で支社長をして現地をコントロールしています。いずれ父の後を継ぐのでしょう。3人とも性格は違います。会社も3代目に突入すると当初の形とは全く違います。でも3者共通して言えることは会社と従業員を守ろうという強い意思でしょうか?そういえば兄は父に言っていました。「自分ちの会社じゃなければこれ程必死にはならないよ!一部上場企業を辞めてきたんだから感謝して!」と。創めた人の尻拭いがこうして歴史になっていくもんなんです。
お礼
ありがとうございます。 分析力、強欲、確かに必要ですね。 参考になりました。