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HIVだと告白されました。私にできることは?
高校時代のクラスメイト(男)からHIVであることを告白されました。 私は女です。卒業して10年ちょっと経っています。 彼とは、はっきりいって親しかったという記憶はありません。 ただ、彼が同性愛者だということを私は知っていました。 (知った経緯は長くなるので割愛します。) 少し前、高校時代のクラス会がありました。 そのときの彼は、立っているのもしんどそうで、顔色も悪く、かなりだるそうでした。 無理しないで帰ったほうがいいって言ったら、「もう会えるの最後だから」って言うんです。 突然、HIVであることを聞かされました。 そして、袖をめくって見せてきた腕には青紫というか赤黒いというか、そんな斑点がたくさんありました。 「おまえは知ってるから」って言われました。(彼が同性愛者だということを?) 偶然ふたりで乗ったエレベーター内の出来事です。私は怖くなって、何も言えませんでした。 それから連絡をとることもしてなかったのですが、今、yahoo!のトップページ (ロゴのすぐ下)に、『「エイズ」あなたには関係ないと思っていませんか』っていうのが 貼ってあるのを見て、いてもたってもいられなくなりました。 HIVに感染された方や、そのパートナーの方などのメッセージや手記読んだら、 涙が止まらなくなってしまいました。 http://redribbon.yahoo.co.jp/note/index.html 彼もこんなに苦しい思いをしたのか? もっと苦しかったかもしれない。今も苦しんでいるかもしれない。 考え出すととまらなくて、なにか私にできることはないのだろうか?と 思っています。 彼は特になにかをしてほしくて告白してきたわけじゃないと思うのですが、 誰にも言えずに苦しんでいたのかもしれないし・・・・。 「私ならこうする」「なにもしない」など、どんな意見でもけっこうです。 ぜひ、聞かせてください。
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今年、海外の国際エイズ会議というものに参加しました。 これまで、半端な知識しかありませんでしたし、エイズ/HIVについての誤解もありました。 現実、いろいろな人や関係者に会えて、苦しんでいる人たちについて知ることができ、本当に目が覚めた思いです。 ご存知のとおり、HIV感染の状態からエイズ発症には10年程度かかります。 ですから、質問者様の友達の場合、推定すると高校卒業前後の時期(10年前)にHIVに感染していたと思われます。 HIVウイルスというのは、エイズ発症前の10年は潜伏しているだけで何の症状もありません。 ですから、性交渉するといっても、感染させる側も感染して年月が経っていない場合は何の問題もない健康体に見える場合が多く、自分がHIVをもっていると自覚してない場合も多いのですよ。 しかも、高校生の年齢で、まだエイズの問題が今ほど大きく取り上げられていなかった日本で、全員が正しい知識をもっているべきとは、言えないのではないでしょうか。 正しく知識をもっていなかったために、知らないうちにウイルスをもらってしまっている人が悲しいほどたくさんいるのです。 また、同性愛者だって、人に迷惑をかけなければ自分の気持ちに正直に生きていいのではないでしょうか。同性愛が日本で認められないといっても、それは同性愛を理解しない人たちが勝手に作った法律ではありませんか。 ヨーロッパ、カナダでは同性愛は認められています。 「ここは日本ですから」とか言うのはナシだと思います。法律なんていつ変わるかわかりませんよ。 また、エイズは「同性愛者の病気」というイメージを持っている人がいるようですが、それは偏見です。たしかに、性交渉の仕方の問題で、エイズが同性愛者に広まりやすかったのは事実です。 しかし、ヘテロセクシュアルであっても、知識がなく対処をしなければ感染します。 すみません、前置きが長くなりました。 質問者さまのそのお友達は、もうエイズを発症していて、死期を自覚されているんですね。 熱もあり、もうろうとしている状態の自分を引きずって、一生懸命に同窓会に来られたんですね。どんな思いで来られたのでしょう。 質問者様は、最初、「怖い」という思いが先立ったのですね。それは、当然かもしれません。初めての人にとっては本当に想像できませんし、怖いと思います。 でも、その後彼のことについて、エイズ/HIVのことについて、自分から情報を得ましたね。きっと彼がいなかったら、そのyahooのバナーもクリックしなかったかもしれません。 そうして、彼の苦しいであろう気持ちを理解しようとされているではないですか。 本当に立派なことですし、誰でもできることではないですよ。 この回答の中でも見られるように、エイズに関しては、冷たい意見もあれば、無関心、偏見も充満しています。 彼のことを思って泣いている質問者さんのような存在は、今後増え続けるエイズを食い止めるためにも大事ですよ。 私も、そういう知り合いがいます。何もできませんが、限られた時間でお話をしています。たわいもない話ですが。。欧米では、患者1人対ボランティア1人で心のケアをする施設がたくさんあります。 そして、そのボランティアというのは、宗教者とか専門家とかそういう人たちに限りません。一般市民です。エイズ患者だってケアする人だって、特別な存在ではないです。これだけ広まっている以上、絶対に感染しない、なんて言える人はいないと思います。 質問者様とそのお友達の関係がどの程度かわかりませんが、質問者様が電話をしたり手紙を書いたりするのも、ありだと思いますよ。 だって、彼から話してきてくれた数少ない相手なのですよね。今、質問者様が感じていることを伝えたり、逆にたわいもない話をしてもいいのではと個人的には思います。 何よりも、彼の苦しみ、悲しみ、無念さを少しでもわかりたい、わかろう、とする質問者様の気持ちが、とても大事だと思います。 がんばってくださいね。
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なんだかとても、ショッキングなのですが、彼はお医者さんには行かれていますか。 末期医療のホスピスに入って、余生を静かに過ごすのはどうでしょうか。 過去のことを悔いるなら、ボランティアのキリスト教の方に、心が安らかになるように、お話していただくのも良いかもしれません。 残された日々を、街で過ごすのでなく、静かな自然のあるような地方で、自分らしい生き方を模索してみたらどうでしょうか。 この程度のことしか、思いつきません。ごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございます。 私もその場で真っ白になってしまったというか、実はよく覚えていないんです。 ただ「病院は嫌だ。ひとりは寂しい。」とも言いましたので、通院や入院などで 病院にはかかっているのかもしれません。みなさんの意見を伺って、彼の病状や 状況について情報がほとんどないことに気がつきました。 彼が気を使わないように、さりげなく葉書をだしてみようと思います。 ありがとうございました。
何もできることなどないと思いますね。 感性経路が不明ですが、同性愛者だとすれば、血液製剤等で感染したものではないと推定が成り立ちますが。 血液製剤等による感染でないとすれば、冷たいようですが、自業自得です。 他に感染させないよう願うばかりです。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、「できること」なんてないのかもしれませんね。 感染経路は私も聞いていませんが、どんな理由にせよ このまえの彼を見たら、「自業自得でしょ」とは思えません。 でも、そういう意見の方もおられるということがわかり、 勉強になりました。ありがとうございます。
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お礼
回答ありがとうございます。 貴重なご意見をいただけて、目頭が熱くなりました。 知識がないというのは、とても悲しいことですね。今回身をもって知りました。 私たちは現在30歳ですので、逆算すると20歳くらいのときに彼は感染したと考えられるわけですね。 高校時代、それほど親しかったわけではないのですが、彼が自分の性癖に悩んで苦しんでいたのを知っていました。 まわりに知られないように、かなりつらそうな時期もありました。 私は相談をうけていたわけでもなく、ただの傍観者でしかなかったので肯定も否定もなかったのですが、 今思えば、あの時いろんな偶然が重なり、同性愛者だということを私が知ってしまったことが 彼にとってはよかったのかもしれないと思いはじめました。 あのとき知ることがなければ、HIVであることを告白してこなかったと思います。 幸い(?)、私には同性愛者に対して偏見も否定もなかったようで、知ったあとも 特に彼に対して何かがかわるということはなかったと思いますから。 逆に、あれこれ話すこともなかったのですが・・・。 私自身も、今までTVコマーシャルや街のポスターでHIVのことを取り上げているのを見ても 何も感じませんでしたが、意識が180度変わりました。 今は、あの告白の瞬間に「怖い」と思ってしまった自分を後悔するとともに恥ずかしい思いです。 正しい知識をもつことで、対応はぜんぜん違っていたのに・・と悔やまれます。 今回yahooのバナーをクリックして、内容を読んで涙が止まらない自分に、私自身がいちばん驚きました。 あの告白のことをこんなに気にしていたのに、それを無視してたんだって思ったら、 なにかできることはないのか?と、思い始めてしまったのです。 こちらで質問させていただいて、たくさんの方からさまざまな意見をいただくことができ、 本当に嬉しいです。こちらに回答してくださった方は、どんな思いにしろ、HIVということについて 考える時間をもってくださったことに変わりはないし、それについてまた考えることができ、 質問してよかったと思います。 彼には、さりげない内容の葉書をだしてみます。 もし、返事がきたら、そのときは会いにいってみようかとも思っています。 人に話すって、薬よりも元気になれたりするのは私も経験がありますので。 ありがとうございました。