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これは差別なのでしょうか?
最近、献血初体験をしました。 そこでこんな注意書きがあったのですが・・・。 下記に該当する方は、献血をご遠慮ください。 (1)エイズ検査が目的の方 (2)この一年間にいずれかに該当することがあった方 1)『不特定の異性』と性的接触をもった 2)『同性』と性的接触をもった ~以下後略~ どうでしょうか? 『不特定の異性』と『同性』が同列に並べられているのです。 これは、『同性』=『(HIVに限らず)キャリア』だという決め付けのように思えてなりません。同性愛者の方から献血という機会を奪っているような気がするのです。 これは私の思い込みなのでしょうか?
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>ta-ke72さん 賛成して頂いたのに補足させて頂く失礼をお許し下さい。 「不特定多数の異性」に対して「不特定多数の同性」でないのには理由があると思います。 つまり特定の相手だとしても相手がキャリアであった場合の感染の確率が同性の場合の方が高いと言うことです。 これは先にも述べた行為の手法の為です。(本来受け入れる役目のない器官を使用しているのですから) 勿論異性間であっても同様の行為に及ぶこともある筈ですので穴はあるわけですが、出来るだけ大きな穴になり得るところからフィルターしているのではないでしょうか。 ただ、結局自己申告ですので気休め程度だとは思います。(^_^;
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- ezokagura
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献血によって作られた、血液や血液製剤にも、PL法(製造物責任法)が問えるものとします。 (↑実際どうなんでしょうか) そうしたとき製造側(つまり日本赤十字社ですね)は、HIVが含まれていない製品を作らなければなりません。 そのための自己防衛でしょう。 良心に訴える「自己申告」でしかないのはnaturalさんが書かれている通りですが。 この時、 ・同性愛者の方から献血の機会を奪う&イギリスに2年以上いた人から献血の機会を奪う ことと ・HIVや狂牛病などの危険が(確率的に)より少ない製品を作る ことを天秤にかけたのでしょう。 献血ができない人の不利益と、献血によって例えば HIVに感染するかもしれない人の不利益を比べているとも言えるでしょう。 前者は命に関わらないが、後者は命に関わる、と主張する人もいるかもしれません。 昔、薬害AIDSが問題になりました。薬害ヤコブも問題になっています。 これらの問題では、行政の対応の遅さが被害を拡大したのでは、とも言われています。 狂牛病などはまだ血液感染がはっきりと確認されたわけではないのに、献血の項目に入っています。 これが結果的に差別だったか、それとも早い時期からの適切な対応だったかは、 現在ではどちらとも言えないのだと思います。 ハンセン病では、感染力があるから隔離政策が取られたはずなのに、 誤診で一緒に隔離され、患者と一緒に何十年も生活を共にした人が、現在も感染していなかった などという話も聞いたことがあります。 つまり感染力は非常に弱いものだった、と。 真偽はともかく、献血の件では、現段階でのbetterな選択肢を取っているのではないかと思います。
- natural
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先程の回答(No.4)に不備がありました。 「不特定多数」から「多数」は抜いてお読み下さい。 大変失礼しました。(^_^; #つい不特定と多数をセットで使ってしまいました。
お礼
大変詳しくありがとうございました。「不特定の同性」としていない理由はとても分かり易くてありがたかったです! 不特定多数って私もついつい書いてしまいます。
- honmakaina
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あんたの思いこみやね 献血の際の『注意書き』をよ~く読むと ”過去半年以上ヨーロッパに滞在した方は献血ご遠慮願います“とあるんやけど (狂牛病対策で)・・・私は2年以上イギリスにいたからもちろん断られた 考えによっちゃあ、この項目のほうが『同性愛者』うんぬんより、はるかに差別的ですぜ
お礼
・・・そっかぁ。そうなんですよね。なるほど。具体的な経験のお話ってすごくためになりますね。ありがとうございます!
- ta-ke72
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差別ではないと思います。 naturalさんの説明で正しいと思います。 しかし表記には問題ありだと思います。「不特定の異性」ときたらやはり「不特定の同姓」と載せるべきだと思います。差別するつもりで書いてるのではなくあくまでも「安全」の為危険度の高い物は排除しなければならなかったのだと暖かい目で見てあげてもいいと思います。 もし一言いいたいのでしたら日本赤十字社のホームからメールでも送って上げてください。(笑)
- 参考URL:
- http://www.kenketsu.ne.jp/
お礼
「不特定の同性」とはなぜ書かないのか? ということは私もすごく疑問だったんですけど、・・・質問の仕方が悪くてすいません。 ta-ke72さんの回答は「同感っ!」だと思いました。結果的にその後で別の方から その理由をはっきり教えていただけて、すごく助かったのですが、それもあなたがこの回答を書いてくれたおかげですよね。ありがとうございます!
“献血”=“輸血用” を考えた時,その性格上,採取段階で少なからずリスクのある(考えられる)項目があるばあい採取側の立場として「こういったことに配慮して採取しています・・」という意思表示が必要だからではないのでしょうか? 逆に考えてみましょう これらの表示が無かったときに万が一輸血用の物に不具合があった場合採取段階でどのような配慮があったのか又は無かったのか,直ぐに責任を問われます。 (責任回避の為の役所仕事特有の感覚のひとつと理解した方が良いです) ・・もし,私が役人で,だれかが「“あれ”は差別表記ではないのか?」と抗議してきたら,その様に(括弧内は除きます)答えます・・・たぶん・・
お礼
・・・なるほど。別にお役人だって安易な考えで注意書きを考えてるわけじゃないんですよね。 やむにやまれぬ事情(?)がそこにあって、それでもできるだけ安全な血液を提供しようとがんばってらっしゃるのでしょうねぇ。 どうも私は別の視点からものを考える、といった方法が苦手な性質らしく、konojiさんのご回答はとても助かりました。ありがとうございます!
- natural
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差別ではないと思います。 要するに「1」に該当する場合確率的にエイズ等のキャリアである可能性が高くなるし、「2」に該当する場合行為の手法上(行為による直腸の傷から感染しやすい)やはりキャリアである可能性が高くなる為、二次感染を避ける意味合いで採られている対策だと思います。 採血したその場で結果が判れば良いのですが、感染したばかりの人の血液ではすぐに結果が出ないそうです。 つまりそのまま輸血用血液として使われた場合危険度が高くなるという判断ではないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。 確かにリスクの重さを天秤にかける、ということでは必要な処置なんでしょうね。