初級シスアドは独学で十分取得できます。
システム関連であれば「初級シスアド」は単なる知識がある、という
程度でしか見てもらえません。
シスアドはシステム部門とユーザー部門との橋渡し役ですので
その資格に関して手当てをいただけるとしたら、上級でないと
難しいでしょう。(企業にもよりますが)
パソコン関係の国家資格の取り掛かりとしては、比較的取得しやすいもの
ですが、実務にはそれ以上の知識が必要になってきます。
ネットワークならCisco、データベースのOracle系も
良いと思います。MCSEなどのMicrosoft系の資格も
知識付けとしては良いです。
ただし、これらは直接関わるシステム部門に配属された場合は
有利ということであって、総務や企画管理などのスタッフ部門に
配属されてはあまり役に立ちません。
プログラムやシステム専門の会社に就職されるのなら別ですが、
大企業では転属させられることがありますので、留意されて下さい。
とりあえずシスアドをとるか、他の試験種をとるかは、次のお仕事を
どうされるかで有利さが違ってきますので、熟慮されたほうがよいで
しょう。
(シスアドを持っていても転職に有利ではありませんでしたので)
やはり、言語ができる、プログラムが組めるといった力量を求められます。
転職先の求めるスキルと、ご自分の進みたい分野を考えられれば
おのずから方向は見えてきますよ。
(未経験者歓迎と書いてあっても、経験者にはかないません)
先日の情報処理技術者の試験では高校生が目立ちました。
専門学校生や一部、中学生もいましたので、就職に対する有利さは
昔ほどではないようですね。(大体がシスアドと基本情報処理でした)
少し難しくなりますが、情報セキュリティアドミニストレーターや
テクニカルエンジニア(ネットワーク)もよいのではないでしょうか。
ちなみに初級シスアド、基本情報処理試験は年2回、セキュアドやテクニ
カルエンジニア試験は年1回です。
情報処理技術者試験センターのHPを参考URLに入れます。