こんにちは、肝心のカレーの作り方が(^^:出ないようなので、バターチキンの作り方で良いんでしょうか?
ではバターチキンの作り方を記入する前に・・・・
言い訳その1(^^:
私はインド人の調理人に直接教わったのですが、和食や欧米と違ってはっきりした分量はありません。紅茶を飲んだこのスプーンで山盛り一杯とか山盛り1/3とかなんで自分の調理センスがものを言います。
言い訳その2
レシピがない上にキッチンに3人調理人がいれば同じバターチキンでも3種類の味が出来てしまいます。インドの方は人が違えば味も違って当然だという考えなので日本人の店主は頭が痛いわけです。
言い訳その3
私はレストランで習ったので50人前とか100人前単位で作ったので家庭サイズの量は・・・(^^:
1.鶏肉300g塩、胡椒適量とガラムマサラ、チリパウダー、ターメリック小さじ1、パプリカ小さじ1、おろしにんにく小さじ1、おろし生姜小さじ1、他にホールクローブ3粒、ローリエ、1枚、カルダモン、サフラン、八角など控えめに入れます。ヨーグルト250gでマリネして2時間程度おいておく。ガラムマサラとチリパウダーは辛いので好みで加減しておく。
2.トマト缶1缶をミキサーにかけられる程度の水を足してよくすりつぶす。(生のトマトの場合はザク切りにして形が無くなるほど煮込む)
3.カシューナッツ1カップをぬるま湯で浸して柔らかくしたものをお湯ごとミキサーにかけて牛乳状になるべく細かくしておく。状態によっては水分を足す。
4.マリネしたチキンは、ついたマリネソースをなるべく取り除き(オーブンや魚グリル、フライパンなど)焼く。要するにタンドリーチキンです。マリネソースは後で使います。もともとバターチキンはマリネしたソースが大量に余るのを利用したものです。わざわざ焼かないでもそのまま煮込む方法もあります。
5.大量に作る場合はここでホール状(パウダーではなく形が残ったもの)スパイスなどを油でいためて香り出しをしますが少量の場合はかえってバランスが崩れます。
6.鍋に油適宜とホールトマトを入れて水分が飛んで濃度が出るまで煮詰めます。(生のトマトの場合は鍋にバターを入れて炒め煮にします。)
7.チキンをマリネしたソースを入れて煮込みます。チキンを焼かない場合はマリネしたソースごと入れてよく火を通します。
8.必ず、鍋の火を止めて液状にしたカシューナッツを入れます。カシューナッツすごく焦げやすいのでよくかき混ぜるまで火をつけない。
9.再び火をつけてチキンを焼いた場合はここで入れます。好みの濃度に煮詰めます。濃い場合は牛乳やスープ、水などで調節してください。
10.生クリームをお好みの量(100ccぐらい)いれて塩、砂糖で味をつけパウダー状のスパイス(タンドリーチキンで使ったスパイス以外にもコリアンダー、フェンネル、クミン)で仕上げ最後にバターを入れる。バターは(6.)の段階で入れても良いが最後の方が風味が良い。
11.バターチキンはカスリメティというスパイスを最後に入れます。香りと辛味のあるスパイスなので控えめに様子を見ながら入れる。
スパイスは同量ずつ使うと取り合えず失敗が少ない。最初は控えめに入れて慣れたら加減する。ただし辛いスパイスは様子を見てね。
インドカレーは煮込み料理ではないのでなるべく早く仕上げる。バターチキンはクリームシチュー見たいな感じで。
ミキサにかけるものは良くかけておかないと舌触りが悪い。
コクがない場合はトマトを良く煮詰めていないことが多い。
インド人といえども家庭でスパイスを挽くのは大変なので市場に山盛りにされているパウダースパイスを買う人も多いので気にしないでスーパーで買いましょう。ただし同じスパイスでもホール状の物は香りのためにパウダー状のものは味のためにと使い分けるみたい。上達してからもっと周辺を深く追求しても良いと思います。
スパイスは30種類も入れるのは日本に影響されているのかな?せいぜい10種類程度で作ります。そうしないとどのカレーも同じ味になってしまうのでカレーによって入れるスパイスを使い分けます。
何か細かいコツまで書いちゃって良いんだろうか・・・まあそれでも出来ない人は出来ないのが料理かな?書き足りないけど長くなったのでこの辺で(^^:
お礼
こんなに長い説明をしていただいて本当に感謝します! 参考にさせていただきます、本当にありがとうございました!! 頑張って作ってみます!