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「someone who~ 」に自分も含むのでしょうか?
日本語に興味がある相手に、ある日本語の言葉についてメールの中で説明したところ、以下のような返事が来ました。 Thanks for the info. It means a lot for someone who wants to understand Japanese language more. これは、「日本語をもっと知りたい人にはとてもためになるよ」という感じだと思いますが、その「someone who~」には自分も含めて「私のように日本語をもっと知りたい人には…」と考えていいのでしょうか? 英語では自分のことも(含めて)someoneと表現することがありますか? 単に「It means a lot for me」なら自分のことを言ってるんだなとわかりやすいのですが。 この文をどのように解釈されるかお聞かせください。
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Gです。 こんにちは!! これは単語から読み取れるフィーリングではなく、その人なりの性格、趣味、やる気、興味、現状などを前後する文章なり、今までのコミュニケーションからえたその人に関する「イメージ」などによって変わってきます。 もちろん、同じような文章であっても、上の要素などによって「自分はそんな部類の人間ではない」と言うフィーリングを出しているときもあります。 >Thanks for the info. It means a lot for someone who wants to understand Japanese language more. に2単語入れただけでフィーリングが変わってきます。 全く上の要素を感じることが出来ない場合ですね。 その単語とは何だと思いますか? I'm sureなんです。 Thanks for the info. I'm sure it means a lot for someone who wants to understand Japanese language more. このI'm sureには、その後に書かれている事柄に関して確信を持っている、と言うフィーリングが非常に強い表現ですので、私ではないですが日本語をもって理解したい人だったら本当に有意義なものだと思います、と言うフィーリングさえ持たせる「感謝表現」の一つとして使われるのですね。 つまり、someoneと言う「あいまいな」単語を使って「自分も含んでいるかいないかはっきりさせないまま」感謝して、良いほうにとってくれれば良い、と思っている表現としても使われるわけです。 ですから、余計に、someone like me, someone including meなどの表現をして「わざわざ」「自分も含めているんだよ」と言うフィーリングを相手に伝えやすい表現をする必要が出てくるわけです。 お分かりでしょうか。 どちらとも取れる表現を使って半分社交辞令的表現をする人がいるわけです。 しかし上にも書いたように、その情報を気に入ってくれるだけの日本語にたいする興味を持った人だと分かっているのであれば、someone who wants to understand Japanese language moreには自分が含まれると言うことになるわけです。 また、さらに、今回の文章でもお分かりのように単数形として使われていますね。 つまり、その単数形をわざわざ使うことでsomeone=meと言うフィーリングも出そうとしているわけです。つまり、someoneとは「他人」ではないわけです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 >Ganbatteruyo様のおっしゃること、いつも「確かに!」と納得して読ませてもらってます。 これを聞いて本当にうれしいです。 いつも2-4人の方から「参考になった」のアイコンを押していただいていてうれしいのですが、欲が深いのか<g>、もっといないの? なんて感じるときが私にもあるんですよ。<g> 最高で11人の人がいた回答もありますが。 >きっと英語に限らずどの言語でもそうでしょうね。 先日もSorryについての質問がrunbiniさんという方からあり、それにも付け加えて書いたのですが、先週一週間上海にいたのですが、上海弁でありがとうの「シェシェ(ニ)」を「シャシャノン」と言います。 北京語と同じ初めの部分の漢字を使うのですが、謝謝なのです。 この「シャシャ」を聞くまでなんとも感じないまま「シェシェ」と言っていました。 日本語で感謝するときに「あぁ、すみません」「あぁ、どうもすみません」と言う表現をするときがありますね。 もちろん、謝っている(Sorry)ではありませんね。 フィーリングは感謝の気持ちですね。 中国語の漢字を見てください。 謝る、と言う漢字を使っていますね。 「同じフィーリング表現」なのです。 しかも日本から北京よりも近い上海では日本語と同じ「シャ」なわけです。 私は面白いと感じました。 今回も日本には一週間いるわけですが、「すみません」を「ありがとうございます」の代わりに使うたびにこのことを思い出してしまいます。 >実は…今頃になって書くのは遅いかもしれませんが、この文の後に「hehehe」というのがついてたんです(この人はよくこれをつけます、照れ笑いっぽい感じですね)。 韓国の若い人たちは良くこの表現を使っていますよ。 日本語の「~なんてね」と言う感じですね。 >ただ今回はこの「hehehe」をつけることでどんな感じを表しているのかよくわからなかったんですが、もしかしたら「日本語をもっとよく理解したいと思ってる誰かさんにはとっても役に立つ情報だったよ、エヘヘ、それって自分だけど」って感じなのかもしれませんね。 はい、フィーリングをちゃんとつかんでおられたと思います。 少しでもお役立てれば本当にうれしいです。 これからもよろしくお付き合いください。
お礼
「謝」は面白い字ですね、「感謝」にも「謝罪」にも共通で使われるんですね。「ありがとう」と「すみません」は近い感情なのかもしれませんね。 いつも具体性のある、読み物としても楽しいご回答をありがとうございます。 皆様、個人的なメール文の解釈にお時間を割いていただき、どうもありがとうございました!
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
Gです。 >私なら、「私のような人」とか「○○な人(自分も含め)」と言いたい時、someoneはおそらく思いつかず、person(「人」だからperson、ってそのまんまですねー)が浮かんで、「a person like me」とか「a person who~」とか言うかなと思うのですが、こういう場合someoneを使う方が一般的で普通の感覚なのでしょうか? 表現とは人の性格を現すとよく言いますね。 また、人間は言葉遣いなどで性格を図ろうともしますし、その性格を表そうとしていつもとは違う言葉遣いするときもありますね。 今回の場合は、ある程度よく使う表現の仕方です。 someoneと言う表現をしてある程度客観的なフィーリングを出そうとしたり、自分と言う事をあからさまに出さずに自分の事を言う、と言う表現の仕方です。 これって、日本語でもちゃんと存在しますよ。 なんだかわかりますか? 誰か、なんです。 つまり、someoneそのままなのです。 今まで自分の事を言っていた人が、たとえば自分は釣りが好きで釣りキチガイと言われても仕方ないなんて言った後「誰かみたいに釣りキチガイは時として奥さんに家庭サービスについて愚痴を言われるもんさ」と言う感じですね。 I hope someone will help me誰か助けてくれると良いんだけどな、の「誰か」です。 ただ、この誰かは文面から自分以外の人を出していますが、誰か、には違いないですね。 (someone=誰か、を示したかっただけです。) このカテで何回か、「英語を英語という全く(100%)違う言葉と日本では取りがちですが、同じ人間が使うものとして思想表現(フィーリング)は結構日本語でも英語でも同じようなときがあることを認識することで辞書的な訳を鵜呑みにしないで、もっとフィーリングと言うものを良く考えながら英語に対すると結構わかりやすくそしてスムーズに自分のものにしていくことが出来、よってもっと多くの人が英語を使えるようになる。 あまりにも辞書的な役に頼り、その表現の持つ底に流れる人間的フィーリングを全く考えないのはやはりもったいない」と言ってきました。 でもどれだけの人がこのちょっとした考え方を変えるだけで勉強がもっと有意義になると考えてくれるのかな、と思うときがあります。
お礼
ありがとうございます。 Ganbatteruyo様のおっしゃること、いつも「確かに!」と納得して読ませてもらってます。きっと英語に限らずどの言語でもそうでしょうね。 今回の表現、「ある程度よく使う」表現なんですね。あえてsomeoneにしているんですね。 実は…今頃になって書くのは遅いかもしれませんが、この文の後に「hehehe」というのがついてたんです(この人はよくこれをつけます、照れ笑いっぽい感じですね)。 ただ今回はこの「hehehe」をつけることでどんな感じを表しているのかよくわからなかったんですが、もしかしたら「日本語をもっとよく理解したいと思ってる誰かさんにはとっても役に立つ情報だったよ、エヘヘ、それって自分だけど」って感じなのかもしれませんね。
- Tourbig
- ベストアンサー率35% (25/71)
全くの想像ですが。 仮説1:この人は、どんな場合でも、このように客観的な言い方を好む。 仮説2:自分だけでなく、誰にでも役に立つインフォメーションだと言うことにより、感謝の気持ちを強めている。直接の言い方でないことを好むという点では、仮説1と共通する感じ。 仮説3:一般的に良いインフォメーションだと言うことで、あなたに対して馴れ馴れしくならないように注意を払っている。 仮説4:他の人には役に立つが、「自分はある程度知っている」ということを暗示している。儀礼的に謝辞を述べた。 仮説4ではないような気がします。この人の個性ということで、仮説2が有力なのかな、と思います。
お礼
いろんな想像をしてくださってありがとうございます。 様々な可能性が考えられるんですね、面白いです。 まだ、文章から人の性格が読めるほどの経験がないので、そういう風にも考えられるのかーと感心してしまいました。 仮説2だと、こちらとしては嬉しいですね。
- toko0503
- ベストアンサー率36% (886/2437)
日本語に興味がある方からの返事であれば その方(ご自分)も、そのsomeone に含んでいると 考えられるのではないでしょうか。 より強調したいときには、 It means a lot for someone ,including me,who wants to understand Japanese language more. と言うかも知れませんが、,including me, が無くても その前に Thanks for the info. と言っているので 自分を含んで、他の日本語に興味ある人にとって有益だ と返事していると思われます。 日本語でも、例えば、京都に紅葉狩りに行く前に 京都の紅葉スポットを教えてもらったら、 「それは京都に行く人にとっては有益な情報だね」 と言えば、自分を含んでいると思います。 参考までね
お礼
ありがとうございます。 そうですよねー普通に考えれば。 何だか、someone と聞くと自分ではない誰か、のようなニュアンスを感じてしまったのですが、そこは英語の表現なので日本語の「誰か」と一緒に考えてはいけないのかもしれませんね。
補足
ありがとうございます。面白いですね~。 >単数形をわざわざ使うことでsomeone=meと言うフィーリング へえ~なるほど、です。 補足質問させてください。 私なら、「私のような人」とか「○○な人(自分も含め)」と言いたい時、someoneはおそらく思いつかず、person(「人」だからperson、ってそのまんまですねー)が浮かんで、「a person like me」とか「a person who~」とか言うかなと思うのですが、こういう場合someoneを使う方が一般的で普通の感覚なのでしょうか? よろしくお願いします。