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筋肉量(筋肉の重さ?)
いつもお世話になっております。 ここ最近、風邪気味でトレーニングが出来ていません。 そこで質問なのですが、筋肉量(筋肉の重さ?)は どのくらいの期間トレーニングしなかったら落ちるのでしょうか? 最近徐々に筋肉がついてきているのを自覚していて、 せっかくついた筋肉が落ちてしまうんじゃないかと不安です。
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40代。男性。ウエイトトレーニング歴6年。 ●>どのくらいの期間トレーニングしなかったら落ちるのでしょうか? ■先ず参考サイトを上げます。 <パワーリフター三上のHP:トップ> http://club.pep.ne.jp/~mikami1/ <パワーリフター三上のHP:スポーツ生理学の基礎知識> <ディトレーニング(トレーニングを中止すること)の生理学> http://club.pep.ne.jp/~mikami1/sports.htm#1 <抜粋> 1.ディトレーニングの生理学 『ディトレーニング』とは、けがなどの身体的理由,または仕事などの社会的理由により ある期間トレーニングを中止することです。 <持久力ディトレーニング> トレーニング中止後1~2週間で最大酸素摂取量(全身持久力の指標となる)の低下が始まる 長期間トレーニングを積んだ鍛錬者の場合,3週間までは心拍出量の低下が, その後は動静脈酸素較差の低下が最大酸素摂取量低下の原因である 長期間のディトレーニングでも非鍛錬者のレベルまでは持久力が低下しないこともある(遺伝的要因が大きい) 筋繊維の割合については、遅筋(Ibタイプ)繊維の占める割合は変わらないが, 速筋繊維ではIIaタイプが増大し,IIbタイプが減少する 筋断面積については、減少してトレーニング前の状態に戻る <筋力ディトレーニング> ディトレーニング開始後4週間目までの筋力低下は神経活動の低下が原因である (大脳興奮水準の低下,筋力発揮に参加する運動単位減少,インパルス発射頻度低下,筋繊維の非同期化) 4週間目以降は筋繊維の萎縮(特に,IIbタイプが選択的に萎縮する)が原因となる 長期間のディトレーニングでも非鍛錬者のレベルまでは筋力が低下しないこともある(遺伝的要因が大きい) 仕事などの関係で予定通りトレーニングできないことは良くありますが, 1ヶ月くらいであればトレーニングを中止しても筋肉はあまり落ちないことがわかります。 パワーが低下したのは神経系が原因ですから、軽い重量から徐々に感じを取り戻して行けば, 筋量を落とすことなく再びもとの記録に戻せそうです。 仕事が忙しいなどの理由で、定期的にトレーニングができない時期があって扱える重量が落ちたとしても、 それは神経活動の低下が理由の一時的なものであって筋肉は減っていませんから、あまり悲観する必要はなく、 かえって筋肉をゆっくり休ませることができたと考えるべきでしょう。筋肉はなかなか落ちるものではない、 と理解すれば、仕事とトレーニングの両立もストレスを少なくしてできるのではないでしょうか。 <抜粋終わり> ■上記にも抜粋しましたが、トレーニングを中止しても4週間目までは、肉としての筋肉は落ちません。 肉としての筋肉は、つくのも遅ければ、落ちるのも遅いです。 私の体験ですが、仕事が忙しくて、3ヶ月トレーニングが出来ない期間がありました。 サイズ的には、それほど落ちなかったのですが、元の負荷が扱えるようになるまでは1ヶ月半かかりました。 感想としては、思ったより筋肉が落ちた感じはしなかったです。 ■トレーニングを継続していると、主動筋ではなくとも、腕は常に使われていますのでパンプアップが持続します。 私感では、パンプした後の張りは1時間くらいで抜けますが、完全に抜けるわけではなく1日くらいは張りが残ります。 トレーニングが継続されている場合、上腕囲などのサイズはこの張りを含んだ数字ではないかと思います。 3日以上トレーニングが出来ないと、完全にパンプが抜けますので思ったより腕が細くなっていることがあります。 しかし、これも、肉としての筋肉が落ちたわけではないので大丈夫です。 ■先に落ちるのは、神経系(発火頻度、発火強度)です。 神経系の落ちは早くて、1日もシャフトを握らなければ「しっくり」来ない程です。 通常は、アップ時に徐々に感覚を戻します。 神経系は1週間もシャフトを握らないと、明らかに衰えがわかります。 負荷が上がらなくなります。 神経系の戻りは、シナプス(神経細胞の軸索)のつながりが再構築されればいいので早いです。 ●私もトレーニングを休むのがコンプレックスな方ですが、積極的に休養することは必要ではないかと思います。 筋肉以外(腱、関節、靱帯、骨、神経)に良い休養になります。 自覚症状が出にくいところ(腱、関節、靱帯、骨)に特に良いです。 「トレーニングをやりたい時に休む勇気を、トレーニングをやりたくない時にする勇気」を持とうと自分では思っています。 経験では、調子づいているときほど、ケガ、故障をしますから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変参考になりました! 思ったより風邪が長引きまだトレーニング中止中です。(一週間目) 体を休める良い機会と前向きに考えたいと思います。 「トレーニングをやりたい時に休む勇気、トレーニングをやりたくない時にする勇気」 ↑名言ですね!