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薬で心の病を治すことが怖くありませんか。
私は10年以上うつ病(分類上は抑うつ神経症)で日内変動(午前中が非活動的)に苦しみました。いろいろな薬、抗うつ薬を中心に治療してきましたが治りませんでした。 ところが、主に統合失調症を治療する薬エビリファイを服用すると日内変動が消えました。安定しています。 薬というものは効くものだと初めて実感しました。と同時に怖くなりました。この薬はドーパミンという神経伝達物質の量を調整するそうです。今まで飲んできた薬はセロトニンやノルアドレナリンという神経伝達物質を左右するそうです。 あなたは怖くありませんか。薬は脳という体の中で一番未知な臓器に働きかける。なんだか自分が実験台だったような気もしたりします(先生ごめんなさい)。 私のように、なかなか、うつが治らなかったり、再発したりする人は多いことだろうと待合室で思います。いろいろ薬を試されているのでしょうか。怖いと思ったことはありませんか。 私もエビリファイをこれから飲み続けることにすこし抵抗があります。少し怖いような。変な質問でごめんなさい。みなさん、薬を飲むことをどう了知して飲まれているのですか。
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確かに怖いっちゃ怖いですね。感情を操るわけですから。 ただ、この現代の人間社会が個人の各々の感情に損尺して動いているわけではない事も事実です。貴方のように、社会と自分の感情とがケンカしてしまう場合もあるわけで。それが例えば鬱だったりするわけで。 そして、そういう場合は往々にして精神が圧壊してしまうものです。 社会は貴方に一定の頑張りを要求し、貴方の脳は貴方に対して一定の休息を要求する。社会は貴方の休息を邪魔して、貴方の脳は貴方の頑張りを邪魔する。どちらも貴方にストレスを与えて貴方を引っ張り合いしているわけです。 近年、この社会でも鬱についての理解は深まりました。”社会自体は”そういう状態である貴方に対して過度の頑張りを要求する事はないでしょう。 ところが(ここから少々ややこしくなるんですけど)、貴方自身が既にこの社会の一部として融合(とは違うか。超有機体の構成分ってとこでしょうか)してしまってるわけで、貴方の思考や習慣の中にこの社会が既に根付いてしまっています。 そうすると、今度は貴方の体内で社会と本能との戦いが始まってしまうわけで・・・。例えるなら寿命の近い星です。自分の質量によって死へと歩んでしまう。行き着く先は闇、というわけです。 これを自分で何とかするって相当難しいと思うんです。なぜなら、頑張ろうと強迫観念を抱くのも貴方自身だし、それに対して反発、休息を欲するのも紛れもない貴方自身だからです。どっちも貴方。 貴方は自分の意志でどちらかを否定するわけにはいかないんです。だってどっちも貴方なんだから、貴方が貴方自身を否定するのは自我に傷をつけます。最悪の場合、それが引き金になって崩壊するかもしれない。 そこで”薬”が登場するわけです。これは脳の化学反応に働きかけます。貴方の精神活動が貴方の精神に依存するのに対して、”薬”は貴方の精神がどうだろうと、不必要なリレーションを物理的に遮断する。 例えれば、ウイルスに支配されてしまったコンピューターがあるとしましょう。それをキーボード叩いて復旧しようとするのが精神活動。配線や物理的な力の行使、または物理的な構成を以前と同じような状態に復旧するのが”薬”というわけかな? ただ・・・申し訳ないですけど、僕は”薬”に関しては睡眠薬とか向精神薬ぐらいしか飲んだ事はありません。ですが、その他の問題について考えるにつれ、そういう考えに至りました。
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お礼
アドバイスありがとうございます。私も社会生活を送るため、やむを得ず、薬を飲んでいます。メンタルな病気をお持ちの多くの方はそうだと思います。その上で、薬を飲むのはなんか怖いなあと思ってしまいます。薬というのは、体にとっては、異物で、まかり間違えば、毒みたいなものでしょう。社会生活を送るためは仕方がありませんね。