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自衛隊の存在意義
うちの親父は平時から酒酔いで少し話をするだけでも怒鳴りっぱなしの屁理屈言い親父なんですが、少し前こんな話をしてました。 「自衛隊なんて金の無駄。給料だけでどんだけ税金使っとると思うとんね。 平時は弾パンパン撃って訓練しかしてねーやろが。ほんまに金の無駄やわ。 災害時には必要?消防と警察で十分じゃ。第一、災害なんてそんなに起きやんやろうが。 それに人の為に生きたいと思うんなら自衛隊なんてやらんと自営業やって、 災害起きたら被災地に飛んで炊き出しでもすればいいやろうが。 国際貢献?NPOでもやってろ。」 との事です。 普段から屁理屈言い親父の割に、たまには理には合ってる事言うなとか思ったんですが、 この辺どう論破するべきですか?ここまで言われては自衛隊の存在意義ですら疑わしくなってしまいます。 雇用の捻出って意見も少なからずあるかと思いますが、それだけでもねぇ・・・ 「敵が攻めてきたら・・・」って言ったら「攻めてくる敵おるんか?」って事にもなりそうですし、 せめて陸上自衛隊が表立った活動をメディアにアピールできればいいんでしょうが、 どうしても訓練とか平時の活動から「金の無駄」って思われてしまうんでしょうね。
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- cse_ri2
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もし、国家に防衛のための軍事組織がなかったらどうなるか。 チベットを見ればよくわかります。 参考:『ウィキペディア』-『チベット』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88 チベットで何が起こったかというと、 1)1950年に中国人民解放軍が侵攻し、1951年に領土に組み込まれた。 2)1956年に武装蜂起するものの、1959年にはダライラマ14世まで亡命せざるをえなくなる 3)以後、チベット人は中国共産党政府の支配化におかれ、抑圧・搾取の対象となる。 わずかな希望を求めてインドのチベット亡命政府に脱出しようとした人の多くは、 中国人民解放軍によって虫ケラのように殺されてしまう。 最近でも、チベット人の子供や若い女性たちが、中国人によって無差別に銃撃 される事件が発生した。 参考:『YouTube - 中国軍がチベットの巡礼者を無差別に撃ち殺す映像』要YouTubeアカウント http://www.youtube.com/watch?v=tNnA3K_kCEc 日本に自衛隊が無ければ、無慈悲な中国によって併合され、チベット人同様虫ケラのような扱いを受けるでしょう。 このような事態から日本人を守るために、自衛隊の存在は必要不可欠なのです。
昔の話にね、「千日養うも一日がため」というのがあります。 千日(とても長い日にちを言います。実際の千日ではありません)何もしなくても(だらだらしている意味ではありません)一日(有事の時には)命を賭けて戦うこと。 自衛官も侍も同じです。(消防官や警察官も同じですが) 日頃から訓練しておかないとすぐには動けません。 パイロットなどは1週間飛ばないと、元のように飛ぶためには1-2日の訓練を余分に必要とします。 研ぎ澄まされた日本刀は手入れをさぼると錆びるのと同じですね。 国家の威信のためには必要なことだと思います。 >陸上自衛隊が表立った活動をメディアにアピール 出来たらいいのですが、そのようなことが起こったときには皆さんに不幸が起こったときです。 特に日本人はその時にならなければ実感できませんし、終わればすぐに忘れてしまいます。 言われているうちがイイですよ。 税金泥棒とか言われたって平和なんだもん。 自衛官だってほぼ全員が反戦自衛官です。誰もやりたくないもん。 誰かがやらなければならないからやってますけど。 税金分働くときは誰もが不幸になるときですから。 ちなみに、警察でも対処できないような日本人による暴動などでは、自衛隊も出動します。 日本人にも銃口を向けます。 外国だけが敵ではないのです。
- yakyutuku
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百年兵を養うのは平和のためである;山本五十六 敵が攻めてこないように軍備を用意するのです。今の自衛隊が冷戦下の構造を引きずっていて、半分は無駄であるというのも尤もですが、なんか根本的に何のために軍備があるのかがわかっていないように思えます。 災害派遣は自衛隊業務としても二の次で、そのために兵を養っているわけでは有りません。国際貢献は現地人のためにやるのではなく、日本の国家としての位置づけを高めるためにやっているのです。無駄は多いですが(どこの国もそうでしょう)、軍の本質はあることに意義があるので、本当に必要な状況に陥れば(戦争になれば)、その時点ですでにある程度の失敗なのです。
- bouyatetu
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自分も#1の方と同意見です! 何を根拠に攻めてくる敵がいないと言い切っているんでしょうか?現に竹島は韓国人が占領しているし、北方領土もロシアに占領されていますよね。中国や北朝鮮は常にミサイルを日本に向け続けているんですよ。もし自衛隊がいなくなったら誰が日本を守るんでしょうか?非武装中立論なんかクソだと思いますね。 ※占領の使い方が間違っているかもしれません。
お礼
はい。 >武装中立論なんかクソだと思いますね。 これについては「○防備マン」が有名ですよね。 一度見てみてください。 「我々が武装しなければ北朝鮮も攻撃してこないよ」と全くトンチンカンな内容で・・・ 無防備にしたらそれこそテロリストや北朝鮮の格好の餌食ですよね。 とにかく自衛隊は必要ですよね。
- buchi-dog
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軍隊というのは、必要になったらどこかから雇い入れて編成できるものではありません。必要な人数の将校・下士官・兵卒を揃え、必要な教育を施して戦力を維持するだけで膨大な年数が必要です。 たとえば、オウム真理教のサリンテロの際は、陸上自衛隊の化学部隊が出動しました。このような部隊は、戦時国際法で禁止されている化学兵器が無法国家によって使われた際に対処するために、それこそ「ありえないこと」のために編成されている部隊です。化学戦への対応というノウハウを守り、次の世代に渡すのも重要な任務です。質問者様の理屈では、ありえない事態への備えはムダということで化学部隊は廃止され、オウム真理教のサリンテロに為す術もない所ですね。幸い、日本政府はそこまで能天気ではありませんでした。 本土にいれば意識しませんが、日本はロシア、中国、韓国といった国と海を挟んで接しています。海上自衛隊の哨戒機や護衛艦は、常に国境海域をパトロールして変な動きがないか見張っています。一朝一夕にできる仕事ではありません。 「「敵が攻めてきたら・・・」って言ったら「攻めてくる敵おるんか?」って事にもなりそうですし」 特に近年、中国の沖縄周辺や小笠原周辺への進出が激しくなっています。沖縄海域の領海を中国の原子力潜水艦が堂々と侵した事件がありましたがお忘れでしょうか。中国の潜水艦が演習中の米国機動部隊に攻撃姿勢を取った事件がごく最近生じています。米海軍に撃沈されてもおかしくない事態で、中国海軍の「度胸」に呆れますが。 日本が防備を怠れば攻めて来る国はいくらでもあります。国際政治は質問者様が考えるほど甘くありません。
お礼
地下鉄サリン事件も、もはや親父の頭にはないのでしょう・・・ 平和ボケって怖いですねえ。 あの時、第101化学防護隊が無かったら消防では対処しきれず、 数週間は交通も完全にストップし死の町と化していたでしょうし・・・ やはり「もし自衛隊が無かったら・・・」って事を考えると、 万が一、武装したテロリストが国内に侵入した場合、貧弱な警察の装備では対処不可能。 テロリストによる一方的な惨殺が起きる事も考えられますよね。 少し前の漢級の領海侵犯も海自の活躍が無かったら追尾できなかったでしょう。 現に北朝鮮の不審船が侵犯してきて海上保安庁の職員が危険に晒されましたし、 これから先、北朝鮮が強力な不審船を送りこんできた場合、 巡視船では対処しきれず海自の支援が必要な場合も考えられますし、 仮に工作員が国内で武装蜂起したらやはり抑えこめるのは自衛隊だけでしょう・・・ やはり無くてはならない物なのですね。 ありがとうございました。
>「攻めてくる敵おるんか?」 いないと言い切れますか? ソ連は、日ソ不可侵条約を破って日本に侵略し、千島とミナミ樺太を略奪し、韓国は竹島を侵略し、対馬の割譲も要求しています。中国は尖閣諸島そして沖縄の侵略をたくらみ、北朝鮮については、言うまでもないでしょう。 左翼・共産党・社民党や日教組や知識人の人は、自衛隊不要論を振りかざしますが、では、日本が侵略されたら一体どうしますか?
お礼
確かに・・・ あるといかにも「金の無駄じゃ!」とか言われてますが、 反対にもし無かったら今頃うちの親父は「なんで日本は自衛の為の軍隊持たんのじゃ!国民なめとんのか!」とか言ってますね。 ありがとうございました。
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お礼
>敵が攻めてこないように軍備を用意するのです。 ごもっともです。 現実に「自衛隊廃止!」なんてなったら、北朝鮮や武装勢力に叩きのめされるでしょう。 その他、中国に対する抑止力としても自衛隊は一躍買っているでしょうし、 存在するだけで心理的効果も絶大でしょう。