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腹腔内投与について

動物実習にていろいろな方法で薬物投与実習をしているのですが、腹腔内投与について投与後、どのように薬物動態が見られるのか、また長所と短所が、調べてみてもよくわかりません。どうかご教授お願いいたします。

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noname#24872
noname#24872
回答No.1

>投与後、どのように薬物動態が見られるのか 腹腔内投与された薬物は、下記の経路を通って全身に分散します。 壁側腹膜→毛細血管→体循環 臓側腹膜→門脈→肝臓→体循環 腹膜リンパ孔→リンパ管→胸管→体循環 通常は、門脈経由で体循環血中に入る割合が最も多いとされていますが、薬物が腹水中のタンパクに結合したり、極端な高分子量であったりする場合には、各々の経路を通る割合が変化します。 >長所(何と比較するかに依りますが) ・静脈内投与ほど手技の習熟を必要としない。 ・比較的大量の液量を投与できる。 ・剤形を変えることによって、静注並みの即時吸収から持続吸収まで、吸収速度を様々にコントロールできる。 >短所(何と比較するかに依りますが) ・注射針を誤って腸管内に穿刺する可能性がある。 ・投与液量が少ない場合、吸収速度のばらつきが大きい。 ・局所刺激作用のある薬物の場合、腹膜炎を起こす場合がある。 ・門脈を経過するため、肝臓における薬物代謝を考慮する必要がある。

noname#30805
質問者

お礼

a6m2nさんありがとうございました。

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