- ベストアンサー
頭、固いんじゃないの?
「お母さん、分からないから教えて」と中学2年の娘が聞いてきました。 「英語のmuchやmanyってどういう時に使うの?」 「数えられるもの、数えられないもので違うんじゃなかったっけ?」 「雨は数えられる?お金は数えられるよね?」 「雨、数えるの?お金も『いくら?』じゃなければ数えられないものじゃないの?」 「なんで?雨だってその気になれば数えられるんじゃないの?」 「・・・・・?」 「じゃあ、純粋な物質中の混合物と化合物の違いって何?」 「例えば、箱の中に100%二酸化炭素が入っていれば純粋な化合物って言うんじゃないの」 「なんで?他にまったく何も入ってないって言い切れるの?」 「そんな屁理屈言っても・・・・。」 こんなそんなの繰り返しです。 テストの点数は極めて良いのですが、こんな事にとらわれていては進めないような気がするのですが、どうしたものか困っています。
- みんなの回答 (16)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
中3の娘がおります。 家の娘もそんな感じですよ。(成績も常に学年1桁なので似てますね) 私も娘が中1、中2の頃に「今は(中1、中2までは)これでも良いけれど、中3になって受験を迎えたらこれでは大変だな」と思っていました。 でも、取り越し苦労でしたよ。(まだ受験が終わっていませんけどね・・・) 中3の今でも普通ならサラッと暗記事項として済ませてしまうようなところで引っかかる(疑問を持つ)ことはあります。でも、授業の進みが早いことも承知しているのでとりあえずは暗記事項として処理するようにしてなんとか受験勉強に専念しています。 娘の疑問に付き合って調べるようになってわかってきたことなんですが、疑問の多くは高校や大学に行って習うことなんですよね。だから、内容によっては「それは高校で習うよ」と言ってあげることで必要以上の勉強をしなくてすむようになります。 高校や大学に行ってからじゃなく、時間がかかってもどうしても“今”知りたい・・・娘さんがそう思っているのだとしたら、高校生も対象にしている個別塾などに通わせて塾側に事情を話して知識欲を満たしてやると良いのではないでしょうか。 塾が無理であれば参考URLに載せたサイトのBBSを利用されるのも良いと思います。
その他の回答 (15)
- humihiro2003
- ベストアンサー率16% (40/246)
質問を読んでて、 「知的好奇心旺盛で、このままだとおそらく ぐんぐんと学力が上がるであろう娘の質問に 答えられずに困っています。」 って内容かと思いましたよ。 他の回答者の皆様とほとんど同じ意見になってしまいますが、 非常に優秀な娘さんですね。 「こんな事」にとらわれているから「テストの点数が極めて良い」のです。 一般的に、「こんな事」にとらわれない子はテストの成績良くないです。 暗記でなんとかなる定期テストの点数が良くても、 実力テストなんかでは点数が伸びません。 「こんな事」にとらわれている娘さんは 実力テストだとより一層点数(偏差値)が良くなっているのでしょう。 理屈を通して理解し、覚えたことは長期間忘れ難いのです。 また、「理屈が分からないと理解出来ないでしょ。」と 中二の時点ですでに認知できていることも素晴らしい。 勉強は進めることが目的ではありません。 理解すること、身につけることが目的です。 どれだけ先に進んだとしても、理解していなければ意味がありません。 具体的に言うと、 小学校から高校までの勉強を50%しか理解できていない中二と 小学校から中二までの勉強を120%理解している中二とでは、 後者の方が有望です。 ・・・といいましても、普通の主婦が対応できる質問じゃないですからね。 学校の先生に聞かせてやってください。 くれぐれも、娘さんの知的好奇心をつぶすようなことはしてやらないで下さいね。 思春期の娘さんに、この件に関して、 「屁理屈」等、ネガティブな言葉は使わないであげてください。 娘さんが「こんな事」に悩み、調べている時は 決して本人以外が中断させることのない環境作り、 肯定的な態度を保ってあげてください。 娘さんには大きな将来性があります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにテストは非常に良い成績ですね。 実力テストでもやはり県内でも上位に入っています。 物事には真意があるんだよ と小さい頃に娘に言った事があります。 それが理屈が分からなければ理解出来ないと言う考えの基になったのでしょうか? せっかくですので良い環境を整えてあげたいと思います。
- FJR888
- ベストアンサー率23% (25/107)
お子さんの知的な探求心すばらしいですね。 納得いくまで問い続けるということは学問の基本だと思います。 こういう概念は難しくしていけば行くほどどつぼにハマる気がします。 私も英語を教えておりますので、英語の件だけ 「2つに切ったら違うものになってしまうものは可算名詞。生き物は2つに切ったら、死んでしまって別のものだよねえ。」 などとかつては教えていました。 しかし、今では「はかる」のはなぜか?と考えさせています。 数えられないから「はかる」「はかって単位をつける」と気づくと、可算・不可算名詞というところから、なんか気づくものがあるような気がします。 もうちょっと言うと「神様」が個として存在させているものが「可算名詞」、困った「人間」が単位という約束事を決めて量を表すのが「不可算名詞」などというと”なるほど”となってくれます。 かなり強引というか乱暴な説明の仕方ですが、とりあえず納得するというのが大切だと思います。 一度納得したはずの説明の矛盾点なんかにきづくというこも思考力のトレーニングだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 娘にこの回答を読ませました。
- chimori
- ベストアンサー率29% (49/168)
国立理系と私立文系の大学に行ったものです。現在は受験指導をしております。 「こんなこと」じゃないです。とんでもない。 お嬢さんは、英文法や化学の、本質的な部分について、きちんと理解しようとしていらっしゃるのです。 どちらも核心をついた重要な質問です。 学問に対するセンスがとてもいいお嬢さんですね。本当の意味で頭のいいお子さんだということが、質問の目の付け所からわかります。 とはいっても、本質的なことだからこそ、こんな質問は親を手こずらせますよね。ですから、お嬢さんに、チャート式英文法や理科事典(どちらも高校生向けですが)を買ってあげて、自分で調べられるようにしてあげてはどうでしょうか。 高校レベルの質問をなさっていますから、学校の先生も答えるのを面倒くさがるかもしれませんので、「自分で調べる」ことが出来るようにしてあげるといいと思います。 蛇足ながら、お嬢さんの質問について。 可算名詞と不可算名詞については、今のカリキュラムでは省かれてしまっています。本当は英語の発想の重要な部分なのですが・・・。 なぜお金や水が不可算名詞なのか? それは量で量っているからです。 水は厳密に「一粒、二粒」とは数えられませんね。1リットル、2リットルといういい方も、実は「1リットルはいる枡で何杯」という数え方なのです。 お金はどうか。お手元の千円札と1万円札を比べてみてください。どちらもほぼ同じサイズの紙が1枚ですね。つまり、「紙一枚分に円が千個分の価値が入っているもの」「紙一枚に円が一万個分の価値が入っているもの」なんです。ですから、「一万、二万」とお金を数えるときも、これも量で量っていますよね。 それに引き替え、りんごやオレンジは、「1個、2個」と数えられるし、1万個あればそれは実際に1万個数えられます。 この違いは、英文法ではmuchやmanyの数量形容詞だけでなく、動詞の形や連語の作り方、代名詞など、いろんなところに影響する大切なポイントです。 もしこの理屈を知らなければ、何百というすべてのパターンの例文をとにかくいちいち丸暗記しなければなりませんが、ここだけ理解すれば、後はその都度考えればすむのです。 お嬢さんの質問が「こんなこと」どころではなく、勉強の上で本質的で実にポイントをついた質問だということが、おわかりになったでしょうか? ついでに、純物質の方のお話もしておきます。 中学校では、以下のように教わるはずです。 純物質は、「一種類の分子だけでできている物質」 混合物は、「2種類以上の分子が混ざっている物質」 化合物は、「2種類以上の原子が結合して分子を作っている物質」 で、「純粋な物質中の混合物と化合物」についてですが、 ・まず、混合物は、2種類の物質が混ざったものです。「純粋な物質の」混合物というのはありますが、「純粋な物質中の」混合物というのはありません。ではその「純粋な物質の混合物」は、例えば、薬局で「炭酸水素ナトリウム」と「ホウ酸」を買ってきて、清潔なガラス容器の中で混ぜ合わせてください。それが「純粋な物質の混合物」です。炭酸水素ナトリウムとホウ酸は、混ぜ合わせただけでは反応しません。お互いに、それぞれの性質を持った粒のまま、そこに混ざってあるだけ。これが混合物です。 ・次に「純粋な物質中の化合物」ですが、これは、その純物質が2種類以上の原子から出来ている場合に、その純物質そのものをさします。これは少し変な表現です。「純粋な物質の化合物」であれば、2種類以上の純物質が化合して出来た化合物のことなのですが・・・。もう一度確かめてみてください。 くり返しますが、実に目の付け所のいいお嬢さんですね。こういう本質的なところに注目する生徒は、いい先生のいるいい高校に進ませてあげてください。なるべく自由な、伝統のある、地域のトップ校に。大学受験だけを目標とするような志の低い学校ではなく、その先にある、学問のことも視野に入れた指導をする志の高い学校に。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お褒めいただき恐縮です。 娘にこの回答を読ませましたところ納得したようです。 娘は地元のトップ進学校を目指して頑張っております。 そこに行けばもっと色々なものが教えてもらえると頑張っています。
- chinatsu1984
- ベストアンサー率14% (154/1099)
> テストの点数は極めて良いのですが、こんな事にとらわれていては進めない いや、そのように素朴な疑問をもつことは大切なことです。 先生がこういったからそれでいい、と信じ込んでいるお人好しよりは桁違いに才能がありますね。 そもそもテストの点数はいいんでしょう? 問題ないです。 エジソンも子供の頃から先生を困らせる質問ばかりしていたそうです。日本の画一的な教育ではエジソンはおかしなヤツと思われ蔑まれて、その能力を発揮できなかったでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 昔から色々質問されてきて、まだ分かるうちはよかったのですが、段々太刀打ち出来なくなってきました。
- 藤田 泰(@boukenoh)
- ベストアンサー率16% (22/137)
すばらしいお嬢様です。 うちの子はまだ小1ですけど、こういう疑問を自分で発せられるようになったら、すてきだと思います。 テストの点数が極めて良いのは、ご自分で考える力を持っていらっしゃることと無関係ではないですよ。 こういうことに「とらわれて」とおっしゃる、お母様、なんて贅沢な、しかも無用なご心配をされているのでしょうか? とても残念なことに自分で考える力がない青少年も少なくない中で、なんと稀有な素敵な存在でしょう。 ただ、もう、お母さんに聞くレベルを超えてしまいましたね。 いい先生やいい先輩を自分で見つけるべき段階ですね。 お母さんは、きちんと、お嬢様の素敵な力を認めて、もうお母さんに聞くレベルを超えたのだよときちんとほめてあげてくださいな。
お礼
ご回答ありがとうございます。 昔から「なんで?なんで?」ばっかりの子でした。 調べてからの疑問もぶつけてこられたので困っていました。
- qzaccess
- ベストアンサー率20% (15/73)
頭が固いのはお母さんの方ですね。 >こんな事にとらわれていては進めないような気がするのですが 「こんな事」とおっしゃいますが、とても大事なことです。 頭がよくなるには、いろいろなことを疑問に思い、自分なりに納得する回答を(人に聞くなり調べるなり、自分で考えるなりして)得ることの繰り返しが必要です。 その経験がなく、単に素直に言われることを覚えていくだけの勉強を進めていけば、とりあえず一流の大学に入ることができたとしても、社会人になってからは使いようもありません。 一流の大学に入ることが目的であれば、それでもかまいません。 しかし、物事の本質から分かっている、ということは 主婦で家事をするにしても、社会で自己主張するにしても 大変必要なことです。少なくともビジネスの世界では、 根拠を立証できない人間の意見には誰も聞く耳を持ちませんので。
お礼
ご回答ありがとうございます。 納得しなければ頭に入らない!!と言っていました。
- 55ohyeh
- ベストアンサー率12% (28/219)
お子さまは天才の素質もあるかもしれません! まず実際に雨を数えさせたらいいのです。 何mlを1粒というのかという前提も自分で計らせます。 そして10分間の雨の粒をどうやって計ったらいいのか 実際に粒を数える無駄を身体で体験させましょう。 子供には途中で絶対に止めさせないこと。 「なんで?雨だってその気になれば数えられるんじゃないの?」 と言った本人ですから責任取らせましょう。 純粋と不純物の差についても、 何をもって純粋とするか、化学の前提の知識がないと無駄。 これは実は答えを求めているのではなく 母親が自分に説明する態度や知性を観察しているだけ。 こういう質問をしたら母親はどう答えるのか? 感情論か、化学の知識はなくても理論的に納得できる 説明ができるかどうか?です。 お母さんも頑張ってください。 いい加減な答えをするとバカにされます。 化学の知識を知らなくてもいいので、 真摯に答えてください。 そして一緒に考えて、実行してみてください。 子供がして欲しいのはそれかも。 頭が固いのはお母さんかも?
お礼
ご回答ありがとうございます。 昔から色々質問してきましたが、適当な返事をすると後で 「あの答えは違っていたよ」と指摘もしてくる子でした。 適当じゃいけませんね。
- silverfrog
- ベストアンサー率57% (106/184)
私も娘に同じような質問をされました。 (物質は「純物質」と「混合物」の2種類に分かれる。 「純物質」は「単体」と「化合物」の2つに分けられ、 「混合物」は「均一な混合物」と「不均一な混合物」に分けられる。) ややこしい質問をされるたびに大騒ぎで家中の本を調べていました。 理科なら教学出版社の「理科中学事典(第1分野・第2分野)」、 社会・英語は大学受験用のシグマ・ベスト、 時事問題は「imidas」、国語辞典・漢和字典は厚さ10CMぐらいのもの。 何度も親が調べているうちに子供自身が 「どの本で捜せばいいか」が解るようになります。 なかなか的確なご質問をされるお嬢様のようですので、 ぜひその知的欲求を満足させる環境を整えて差し上げてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 中学の先生に聞いたようです。 「高校に行ったら分かるよ」と言われただけで不満だと言っていました。 記載していただいた書籍、参考にさせていただきます。
- ech08280
- ベストアンサー率19% (11/56)
#6です。たびたびごめんなさい。結論として自分で調べさせる,ということを書いた関連で,思い出したことがあったもので。 2006年11月17日毎日新聞夕刊(僕の手元にあるのは東京本社発行の2版です)に,大江健三郎氏の中学時代のエピソードが載っております。よろしければ参考にしていただけたらよいのではないでしょうか?
お礼
再度ありがとうございました。
- ech08280
- ベストアンサー率19% (11/56)
英語に関してですが,おそらく娘さんは雨を一粒,二粒とかぞえ,お金を一円,二円と数えることが意識の根底にあるのでしょう。 娘さんはいま,自分の住む世界を超えて,抽象概念を得ようとしているところなのではないでしょうか?私はそういう分野の知識はありませんので,いつごろそういうものを得るのかは知りませんが……。 科学にはある種の単純化があると考えられます。「他にまったく何も入ってないって言い切れるの?」ではなく,入っていない状態を想定することで始めて見えてくるものが大事なのです。 物事をいったん抽象化して考えられる子だけが,1をきいて10を知る子に育つチャンスがあるのではないかな,と思います。 やはり,ここは娘さん自身に調べ,(納得がいくまで)考えさせるのが良いのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 雨を写真に撮って、あるいは『マトリックス』のように立体的、色々な角度から見れば数えられなくもないと言っていました。 まったく何も無い=無 という事になるのでそれもおかしいと言っていました。 自分でも調べているようですがなかなかいい回答が無かったようです。
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございます。 まさに心配しているのはこの事なんです。 「こんな事で時間を取られていたら受験期の中3、大変だな」。 「高校になったら分かるよ」と言う事にしました。 不満はあるようですが、必要以上の勉強はしなくて済みそうです。 早く理解したい、早く高校生になりたいと言っていました(笑)