裏ポーク

質問

外国産の豚肉に関しては、外国から仕入れた値段と一定の基準価額との差額を関税として徴収しているということ(差額関税制度)ですが、このことの悪用で、巨額の脱税事件となりました。でも、卸業者などの企業努力でが外国から安い豚肉を調達しても、価額は一定で、関税は安く調達した方が高い関税をかけられる。国内の養豚業者を守るための税制ということですが、消費者としては何か裏切られたような感じで納得できません。

例えば基準価額が1,000円として、300円で輸入したら、関税は700円。500円で輸入したら関税は500円。こういう仕組みですよね。もちろん、現行の税制において脱税した業者は責められる必要はありますが、買う側からすれば、差額関税ではなく、定率、あるいは定額関税を上乗せするのであれば納得できますが、こういう税制ってあり？と思ってしまいます。適正な方向に改正はできないのでしょうか？

何かこれに限らず、身の回りのいろいろなものに税金、関税などかけられているのかと見えない税金のからくりに怒りを覚えます。

回答No.1

Zuchi · ベストアンサー

とりあえず関連wikiを紹介します。

差額関税制度
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AE%E9%A1%8D%E9%96%A2%E7%A8%8E%E5%88%B6%E5%BA%A6

関税
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E7%A8%8E

保護貿易
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E8%B2%BF%E6%98%93

貿易
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%BF%E6%98%93

豚肉産業の保護が目的なら効果的な課税方法ではありますが、脱税しやすいという問題もあるようですね。

質問は「改正はできないか？」一点でよろしいでしょうか。
回答は「制度的には可能」です。

お礼

1971年に国内養豚業者の保護を目的に導入された課税制度のようですね。スーパーで1円でも安いものを求めて買いますので、国産、アメリカ産などあまり気にせず買っていましたが、実はこういう関税制度がなければもっと外国産を安く買えていたということですね。確かにそれほど国産に比べ安いと感じませんでしたが、ちょっと怒りですね。業者の脱税も自分の懐に入れることより、そうしないと事業がやっていけないという事情、決して法律違反を許してはいけませんが、ほとんどの業者がそういう状態であるというのは、正常にはこの課税制度が機能しているとは言えないと思います。古い制度ですが、なんとか国内業者、卸業者、消費者それぞれが納得のいく課税体制に改正して欲しいですね。ありがとうございました。