以前保育士をしていた者です。
ほんと言うと「食事の時間を“きっちり”決めておく」のが良いと思います。その時間になったら自然にお腹が空いて、自然に習慣で食卓にくるような。
生活のリズムがきちんとできていることが、大人だっていいに越したことはないですよね。
それが大人数の家族ならなおのこと、自然に皆集まって来るでしょうね。集まるまで他の人はみーんな“待ってる”わけですし、早く行かなきゃおかずがなくなっちゃったりするかもしれないですから。
しかし今のご家庭の事情ですと、なかなかそういったメリハリをつけることが難しいかもしれませんね。
核家族で一人っ子で父親とも食事の時間がバラバラ、という状態だと、一緒に食べるのは母親だけだったりするわけですし。そうなるとつい母親に甘えて好きな時間(自分が都合のいい時)に食べればいいや、と思うかもしれませんね。
きっと“ご飯の準備ができたら、家族で一緒に食べる”という意識が薄いのだと思います。
しかし家族は、皆で暮らしてる以上、それぞれが全く自由というわけではなくて、ある程度のきまりや時間の束縛はありますよね。
これを大目にみてしまうと、食事のことに限らず、他の事でも家族の中で常に自己中心的になってしまうかもしれません。(外では大丈夫だとしても、家庭で我侭になると将来の結婚生活が不安になりますね…。)
お子さんももう年長さんですから、よい機会かもしれません。
やはりここはビシッと、食事で呼んでも来ない時は「食べさせない」のが効果があると思いますが、いきなりやるのではなくて、まず「食事に呼んだらすぐ来る」ことをよ~く言い聞かせ(できればなぜそうしなければならないのかも)、それを守らなかったら食事はナシということを“約束”させてください。
ただ、イキナリ呼んですぐ来なさいというのは実際難しいと思うので、毎日同じ時間の食事は無理でも、「今日の夕食は○時頃だからこの時間になったらすぐ来れるように遊んでいてね」とある程度の目安を言っておくとお子さんも守りやすいと思います。
年長さんなら時間は守れない事はないと思います。(小学校入学前に、守れないと困りますしね。)保育園などでもお片づけの時間はよく「宣言」しておきます。“長い針が12になったら”とかそんな感じです。ついでに数字や時間の勉強にもなります。10分前位になったら「もうすぐだよ」と声をかけてあげたりするとなお良いと思います。
その時間ピッタリに食事を用意するのはちょっと大変かもしれませんが…。ある程度早目に準備しておくということで。あるいはお子さんにも手伝わせるのもいいと思います。
そして毅然とした態度で臨んでください。
態度があいまいだとせっかくの努力も無駄になってしまいますので…。
以上、参考になりましたら幸いです。
お礼
ありがとうございます! とても良い参考です。 試してみたいと思います。