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蒸留

化学の実験でエタノール発酵をやりました。その後、エタノールを蒸留を使って分離しました。 この時、沸点が77-80℃の時と、80-96℃の時と、96℃以上の時とで分けて液体を集めました。 そして、77-80℃の時の液体で密度やpercent recoveryなどを計算しました。 ここで質問なんですが、80-96℃と96℃以上の時の液体は何のために集めたんですか? それと、percent recoveryの計算のときに密度などの値から、このエタノール発酵のpercent recoveryをどうやって計算するんですか?

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  • Bubuca
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回答No.1

こんにちは ブドウ糖と酵母を使ったと思いますが、アルコール以外に様々な物ができます。 蒸留では、培養液からの分離と濃縮だけでなく、他の物質との分離も行います。  1.77-80℃ エタノールよりも沸点の低い有機化合物が出てきます。  2.80-96℃ 主にエタノールが多く出てきます。  3.96℃以上 エタノールが少なくなって水や高沸点の有機化合物が出てきます。 初めの頃と終わりの頃はエタノールが少ないので、エタノールと一緒に集めると不純物が多くなってしまうと思います。 水が出てくる量は最初は少ないのですが、だんだん多くなって行きます。 2番目の液体にエタノールが多いのですが、その密度からおよそのエタノールの濃度がわかり、そして蒸留後のエタノールの全量がわかります。 最初に使ったブドウ糖の量から理論収量が計算できますが、それに対しての比率がpercent recoveryになると思います。回収率というか収率ですね。 例えば、ブドウ糖の量から計算すると100gのエタノールができるはずだけど、集めてみたら20gだった場合、収率は20%となります。