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アメリカの大統領制について

アメリカでは「立法権と行政権が建前上で分離されたカタチ」といのを耳にしたことがあります。 これは具体的にどういうことなのでしょうか。またそうなった背景も併せて教えて頂ければ幸いです。 回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

アメリカでは、行政機関の長である大統領が、立法機関である連邦議会とは関係なく、直接に国民の選挙によって選ばれます(厳密には、選挙人を通した間接選挙)。 大統領は、議会の信任を必要とせず、議会の解散権を有しません。 また、大統領には、議会への法案提出権がありません。ただし、議会で可決された法案に対する拒否権があります。 さらに、閣僚は議員を兼職することが禁じられています。 これは、行政機関の長である総理大臣が、国会の選挙によって選出され、場合に応じて議会の信任を要し、国会の解散権があり、法案の大半は政府提出で、閣僚の過半数が国会議員でなければならないという議院内閣制をとる日本とは大きな違いがあります。 議院内閣制は、立法権の行政権に対する優位を前提として、両者の分立と相互の抑制均衡を保障する制度です。 これに対して、アメリカの大統領制は、立法権と行政権の権力分立を徹底した制度であり、国民に対して直接責任を負うのです。

greenest
質問者

お礼

とても分かりやすかったです。 morimaru47さん回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

英国や日本のように行政の長が立法府で選ばれるのではなく、立法からは全く独立した選挙によって選ばれるということです。また、閣僚も議員から選ばれるのではなくて、民間から登用します。その意味で、行政は立法とは完全に分離していると言えます。

greenest
質問者

お礼

立法から独立した選挙によって選ばれるんですね。 Willytさん回答ありがとうございました。

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