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昭和55年以降の鉄筋建物は耐振診断不要か?
自宅ではなく町内の自治会館について質問。昭和61年竣工の鉄筋です。昭和55年以降の建物は新建築基準法に従っているので大丈夫と言う意見と(設計事務所)、阪神大震災以降に法律も変っているので耐震診断が必要(町内会役員=素人)と言う意見があります。自治会館という性格上避難場所として使う可能性があります。耐振偽装事件など不安を煽るようなニュースがあり心配です。この場合耐振診断は必要なのでしょうか?また耐振診断でどれくらいのことがわかるのでしょうか。
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建築基準法が変更になったのは、1981(昭和56)年6月1日です(質問文の時期は間違っています)。これ以前に確認申請を受けたものは改正前の基準で設計していますので(変更を見込んで改正後の基準で設計している者もありますが)、耐震診断をすることをお勧めします。 http://allabout.co.jp/house/buyhouseshuto/closeup/CU20051019A/?FM=rss 昭和61年竣工なら、何らかの理由で工事がストップでもしていなければ新耐震基準で設計されたものであると思います。 いわゆる耐震診断は、この改正前のものを新耐震基準まで引き上げることを目的に作成されている手法ですので、その後の基準法の変更を考慮していない部分があります。 基準法改正後のものなら耐震診断をする必要はとりあえずないと思います。 ただし、耐震偽装事件では民間開放される前の物件もありましたので、偽装とまでは行かなくとも、ミスを見逃して確認が降ろされている危険性もあります。また施工不良という問題も隠れているかもしれません。 そういうことまで心配なら、耐震診断よりも建物の健全性調査、劣化調査、構造計算の再調査などをした方が有益だと思います。
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耐震診断などの相談をするなら、日本建築防災協会という組織があります。ここが耐震診断基準などを出しているところです。そのほか役所の建築指導課などで相談に乗るところもあります。 http://www.kenchiku-bosai.or.jp/ 構造計算のチェックなどは、建築構造設計の専門家集団の日本建築構造技術者協会等があります(偽造事件の時に多くの物件の構造計算のチェックを行ったところ)。 http://www.jsca.or.jp/ 健全性とかは基本的に民間の調査会社や建設会社などが行いますし、構造設計を行う設計事務所などで行うこともあります。 まずは役所の建築指導課などに相談してみればよいのではないでしょうか?
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いろいろと教えていただきありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。自治会役員は素人や、「ちょいかじり」程度ばかりなのでいろいろな意見が出てきます。健全性調査、劣化調査、構造計算の再調査などは業者に依頼すればできるのでしょうか。それとも公的機関があるのでしょうか。