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円安の原因って??

ザックリした質問で申し訳ありませんが、 ここ最近の円安の原因を、素人にもわかりやすく噛み砕いて レクチャーして頂けませんでしょうか。 また、この円安は近々回復するのでしょうか。 それも知りたいです。 発端は旅行の計画を立てていて、円安に気づいた事からです。 経済学部出身なのに、そんなキッカケですいません。

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  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.2

 外国為替相場のように相場というものは、相対的なものです。  ですから、以前と比べて見ることと、他国と比べて見ることによって、現在・今後の動向がわかります。  長期的には、日本の少子化と団塊の世代の高齢化で、労働人口が急激に減り高齢者が増えます。これが経済の基本的弱さとなっています。また過去の資産蓄積は、バブル崩壊後の経済不況によってほぼ失われています。(国民は貯蓄を持っていますが、国はその貯蓄を国債発行で相当食いつぶしています。団塊の世代が貯蓄を取り崩す生活を始めた場合、過去の貯蓄はあまり期待できなくなります。)  更に、日本が現状維持でも他の国、中国やインドなどが急激な発展をすれば、相対的に日本の円は安くなります。  中期的には、小泉政権・安倍政権の日米同盟重視政策が続くことです。世界の金持ちは多額の金融資産を国際的に運用して、資産保全を図っています。その最も大切な運用方針は、リスクを少なくすることです。  以前は、アメリカと日本の政治距離がある程度離れていたので、ドルと円で資産運用をすることは、ドルが下がったときに円が上がるため、リスクを少なくする上でかなり大きな意味がありました。  ところが、日米同盟強化による一体化で政治的運命共同体に近くなったため、円とドルが他の通貨に対して同じ動きをしやすくなり、リスク回避の意味が薄れてしまいました。そのため今まで円(日米同盟の場合、アメリカの主体性が大きく、日米の国益が相容れない場合、アメリカの国益が優先されやすいです。ですから、ドルの方が有利と考えられます。)で運用していた資産を、ユーロやオーストラリアドル・元などに運用先を変えないと、リスク回避にならなくなりました。  また、バブルの後遺症で金利が低く、景気動向を見る限り日本銀行が急激な金利の引き上げ(=公定歩合の引き上げ)が出来る状況にありません。  短期的には、北朝鮮のミサイル・核実験で、日本周辺の安全性が低下しており、それが日本への投資を抑制する要因となっています。  これらの問題が、近々解決するなら円安は短期のものですし、解決に時間が掛かるなら、円安は長期化します。  解決までにどれくらい期間が掛かるか、質問者さんはどのように読まれますか。

noname#107700
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 通知メールの設定を外してしまっていて、て回答ゼロなんだと思い込んでおりました。 何度か読み返してみて、構図が頭の中でまとまりました。 なかなかsudacyuさんほどわかりやすく説明してくださる人が周りに見つからずだったので、とても有難いです。 先進国の中でも日本経済は、落ち込むと這い上がってくるまで時間がかかっているように思いますが、それはどうしてなのでしょう? 他国はこのような状況に陥ったとき、どのような対策を講じているのでしょうか。 国と国は離れていても、経済は繋がっているのでは、と思います。 その内、今の円安がドル安になって、結局、内容は変われどこのようなシーソー状態が繰り返される気がしています。 例えば、フレキシブルな○(丸)があって、その外周を各国でひっぱりあっている感じです。(わかりにくくてすいません。) でもそうすると、安定した経済なんて存在しなくなってしまいますよね。 そんなもの望めるのは、石油産出国くらいなのでしょうか。 個人的には、この先自力で立ち直るには、無理があるように思えます。 元々自給率も低く、高齢者を養うための社会になって行っています。 私は、人間の行動や存在の基本理由は、次の世代に命と文化を繋ぐ事だと思っていますが、今若い世代は社会に出るという事への意識が低くなっていっていますし、社会を動かすために働くという大事な役割に、ピンとこない人や(企業も)多くなったように感じます。 恥ずかしながら、私も昔そんな「若い世代」でした。 しかし今の年になって、社会人としての役割を改めて考え直すようになり、日本社会の一員としてどう行動すべきか意識するようになりました。 簡単に意識では変わる問題ではないのが経済かもしれませんが、経済はその時代の人間そのものを映す鏡であるかもしれませんし、同時に、所詮人間が行うことなので、完璧はないのかもしれません。 働き盛りにさしかかったナナロク世代に、とりあえずこの先10年を頑張ってもらい、成長率はある程度から横ばいでも、安心して子供を産む選択のできる日本経済を築いてほしいと思います。 (という私も思いっきりナナロク世代ですが。) ・・・陳腐な回答ですいません。

その他の回答 (2)

  • convit764
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回答No.3

円安なんて偶然の結果ですよ。 理屈上は、長短金利差ではあるけど。 旅行なんだからまあ、損してください。 こっちは円を外貨転換して生活してるので 影響大ですよん。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.1

経済成長の弱さと公定歩合の低さ。 先のことはわかりませんが、回復の兆しは無いと思います。海外旅行なら為替も心配ですが原油高もきついですね。

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