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なぜ浦上駅に止まるのでしょう?
長崎発着の列車は殆ど全てが浦上駅に止まりますが、それは何故なのでしょう? 快速ならまだしも、特急かもめ号も止まるのは、何かあるのでしょうか? 長崎本線の新線と旧線の分かれ道であり、長崎電気軌道とも乗り継ぎ可能なターミナル駅だというのは分りますが、それなら別に長崎駅でも全然事足りる訳で、わざわざ長崎から1駅の浦上に止まる理由にしては弱いような気がします。 また、寝台特急あかつき号は浦上には止まりませんが、こちらにも理由はあるのでしょうか? あかつきが止まらないなら、べつにかもめも止まらなくてもいいような気もしますが。 何か謂れがあるのでしょうか?
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乗車はともかく、下車は結構あります。 長崎の市街地は南北に細長いため、浦上から北部(住吉・千歳・道ノ尾・滑石・三重)方面へ向かう場合は、浦上で下車したほうが近いからです。 高速バスも、長崎発の便のほぼ半数は遠回りなのですが浦上から市内北部地区を経由して行きます。 寝台特急は、機関車牽引のため最高速度も低い上駅停車の加速減速に時間が掛かるため、可能な限り停車駅を絞る傾向があります。そのため、浦上通過になっています。
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- cha-suki
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長崎駅から浦上駅までは複線、浦上駅から新線経由、旧線経由とも単線になるので、交換の意味合いも有ります。
- sentsuku
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浦上駅の実態は、ほかの回答にあるとおり。 九州内で似たような特急停車駅としては、西都城や南延岡などが挙げられますね。 これらの駅に特急が停車するようになったのは、80年代前半、L特急として全国の路線に定時特急網が張り巡らされた頃です。 従来、特急と急行が並存していて県外等の長距離客(浦上のケースでは東京や大阪)は特急、域内都市間の中距離客(浦上のケースでは福岡や佐賀)は急行という棲み分けがあったものを特急に一本化させたのが、この時期の特急大増発の本質だと思います。 (一般には、国鉄の赤字体質が増収を目的とした急行の特急化を促進したという見方もあるようですが、あまり本質的ではない気がします。) ほかの方も書いているように、客車列車は加減速に時間がかかるため、停車駅を減らすことが特急の到達時間を短縮する最大要素だったものが、電化の進展により特急が電車化されると停車駅を増やしても到達時間への影響が小さくなったというのが、急行を廃止して特急に一本化できた要因でもあります。 したがって、従来は急行が果たしていた浦上発着の中距離客を「かもめ」は対象としていますので、長崎市と諫早市や佐賀県内の各都市、福岡との行き来をする旅客にとっての使い勝手の良さと、福岡や広島、大阪方面と長崎を行き来する長距離客の到達時間短縮の効果とのバランスをとって停車駅が決定されています。 浦上は、ほかの方の指摘にもあるように、長崎市街地にあり、「かもめ」を利用したい人の最寄駅であることが多いので、浦上駅を通過することによる長崎駅利用客の増加よりも停車することによる浦上周辺の利用促進効果の方が大きいということがあります。 西都城、南延岡も同様の事情をもっています。 ところで、この考え方を広げていくと、特急の始終着駅付近の方が中間部分よりも停車駅を増やしやすいことが分かると思います。 中間部分では速達効果の方が大きくなり、末端部分では利便性向上効果の方が大きくなります。 この面からも、浦上駅停車は必然的に起こっていることが分かります。
- nozomi500gou
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浦上駅は利用者が多いですよ、原爆資料館や浦上天主堂などの観光名所も近くにありますし。寝台特急は一般的に昼間の特急より停車駅を絞る傾向がありますからね。 明石駅など、昼間の特急が停まるのに、寝台特急が停まらない駅は結構あります。
お礼
みなさま、どうも有難うございました。 確かに長崎市北部に行くには長崎駅よりも格段に便利ですし、降車人数が多いのも頷けます。 特急の歴史的経緯も勉強になりました。 どうもありがとうございました。