高速巡航ではATの方が燃費が良い？

質問

高速巡航時はATの回転数はMTの５Fより小さいことが多いのですが
この結果から高速巡航（一定速巡航）に限っていえば燃費はMTを上回るのでしょうか？
条件は違いはミッション形式だけで車重や排気量は同一で、ATロックアップはないとします。
どうなんでしょうか？

回答No.3

turukame2005 · ベストアンサー

トルクコンバータのエネルギーロスは莫大なものがありますから、ロックアップ機構がなければ、ＡＴのほうが燃費は悪くなります。
おそらく、２～３割違うのではないでしょうか。
トルコンが、エンジン側で扇風機を回して、ドライブシャフト側がその風を風車で受けて回転している仕組であることを考えれば、容易に理解できると思います。
（正確にはパワーを伝えているのは空気ではなくオイルですが）

回転数に関して言えば、オーバードライブ１００Km/h巡航で、２０００回転でも、２５００回転でも、たいした違いはありません。
この回転域では、回転数が多いほどトルクが出るので、エネルギー効率がよくなるのです。
２５００／２０００ぶん、余分にガスを消費するという計算にはなりません。

問題は、ロックアップ機構ですが、実は極めて頼りなく、１００Km/h巡航でも、ちょっとアクセルを踏み込んだだけで解除され、トルコンがガソリンを浪費します。
がっちりロックされるようになったのは、ここ数年のことで、しかもＶ６搭載車くらいまでです。
直４の車は、あいかわらず「名ばかり」のロックアップ機構のままです。
小排気量エンジンは、パワーが少ないので、アクセルを踏み込んだ時には、逆になるべくトルコンを働かせて、トルクアップさせたほうがレスポンスがよくなる、という理由だと思います。

回答No.8

egaetoteage

一定速巡航時の燃費としては60km/hの定地走行時の燃費が参考の一つかとおもいます。60km/h定地走行が高速巡航（一定速巡航）かは疑問ですが速度が上がるほど回転数が高いほど同じ速度でも燃費は悪くなるようです。フレックスロックアップトルコンが多い中60km/hの定地走行でロックアップしない車という条件、またMT車の少ない近年探し出すのが困難かもしれません。燃費はやはりMT車にくらべAT車は同じか悪い傾向があるようです。ロックアップのないしかも5MT車より回転数が低いATはO/Dギヤを持った車ということなら30年程前にでたO/D付きロックアップなしの4ATが条件に近いかもしれません。それまで3ATまでしかなかったAT車の高速道路の走行はO/Doffで走るようなものでした。燃費の悪さはO/Doffの数値の示すとおりです。この4ATはロックアップがなくトルコンがすべっても5速車より回転数は低く設定されていました。60km/hでO/Dギヤに入っているかという点では例題の車は50km/hを越した時にO/Dギヤにシフトしグリーンのインジケーターランプが点くもので一旦O/Dに入ると45km/h以上なら市街地走行でもO/Dギヤを使います。シフトセレクターの位置のランプではなくギヤが4速目にシフトしたことを示すランプなのでエコドライブの参考になりました。しかしラフなアクセルワークではトルコンのすべりが発生し特に2000ccのATの燃費が2600ccより悪いのが目立ちます。60km/hの定速定回転数の走行はオプションのオートドライブを使わないと難しいところがありました。滑った分はトルクに変換するわけですからムダという訳でもないようですが低いギヤにシフトしたと同じ効果のようです。燃費の面でロックアップなしではやはりATは不利でなければ高いロックアップ機構まで組み込まないとおもいます。0.3～0.5km/Lの差は数回の給油では誤差の範疇で認識できませんがトータルで見た場合ずっしりと効いてくるようです。ロックアップ付きの他の車種を比べてもMTとATが同じかATの数値の方が悪くMTよりATが燃費が良い例はあまりないようです。CG誌のロードテストの数値も参考にしますと以下のようですが、60km/h時の数値はバラつきが大きく計測できなかったようです。
　　　　　　　燃料消費率　定地走行　　　　60km/h　　　80km/h　　　100km/h　　　60km/hはカタログ値
　60km/h　1700rpm　2000cc　4AT　　　16.0km/L
100km/h　2750rpm
　60km/h　1700rpm　2000cc　5MT　　　17.0km/L
100km/h　2810rpm
　60km/h　1550rpm　2600cc　4AT　　　16.5km/L　　　12.05km/L　　11.24km/L　　　　　テスト車
100km/h　2500rpm　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　8.93km/L　　　8.33km/L　　　　　O/Doff時
　60km/h　1620rpm　2600cc　5MT　　　16.5km/L
100km/h　2680rpm

回答No.7

yui_o

まず、エンジン回転数が低い＝燃費が良いということにはなりません。

http://www.eccj.or.jp/drive/03/cont15.html
上記ＨＰを見てもらえばイメージ的に掴み易いかもしれませんが
エンジンにかかる負荷と、エンジンの回転数によって燃料の消費効率がもっとも高い点と言う物があります。
燃料の消費効率が低い場所だと燃費も余り良くないということになります。
そのために、エンジン回転数が低いからこそ必ずしも燃費が良いとは言えず
逆に、エンジン回転数が高ければ必ず燃費が悪いともいえなくなります。

この手の話はＮｏ，６の人も話していますが机上の空論で語ることはできず
そして、厳密な同一条件で計測するってこともできません。
（高速だと、風によって燃費がかなり変わってくるし）

ただ、ＡＴの場合はその機構のため車両重量も高くなるし
（１０Ｋ車重が軽ければ１％燃費が向上するって言われるし）
トルコンのロスも少なくないために
適切な走行を行っていればＭＴの方が燃費は良いはずです。

回答No.6

noname#21476

実際の所・・・・。

そのような机上の空論では、正確な結果は期待できないと思います。
実地で検証して、そして平均的にどうなのか、という事を考えた上で検証し、結果として公示された物が10.15モード燃費であり、そしてユーザーさん自身によるレポートだと思います（このOKWave上でも、「だいたいリッター当り◯◯km/Lでした」とレポートがあるはずです）。

結局、燃費なんてのは机上の空論だけでは図れない物です。

回答No.5

koduc

ロックアップはないと　するとスリップでギヤ比より回転が上がるので、ＭＴよりＡＴがエンジン回転が高くなります。
　（2、300ｒｐｍくらい違うのでは）
　ので、ロックアップ無しというのは、現実的な比較にはならないです。

7,8年ほど前から、燃費向上（カタログ燃費）のために、アクセルオフしてもロックアップ（エンストしない程度にフュ－エルカットさせる）、加速時もロックアップ継続となっています。
最近では、発進さえロックアップ（半クラッチ）するものさえあります。（トルクコンバ－タ領域は通常使用しないトルクコンバ－タ？？）

ロックアップしても、オイルポンプを回すのにトルクロスが5Ｎｍ程あるようです。

ミッションの伝達効率でいうと、ＡＴでいいものは95％にせまるものもあります。（ＭＴだと95～98％くらいでしょうか？）

よって、ギヤ比の設定によっては、ＡＴがいい場合もあります。（実際ＭＴが無くなっているので比較することはできませんが）

回答No.4

gf-wgc34

基本的にはミッションの方が燃費は良いです。
まずほとんどのATは他の回答者さんが答えたようにトルクコンバーターのロスが大きくここで燃費の悪化が起きます。
またAT自体もMTより重たい上ATを駆動する為の油圧も作らなければいけないのでその分悪化の原因になります。
またいわゆるCVTと呼ばれる無段階変速機は電磁クラッチを採用(トルクコンバーターもありますが)して変速レンジの幅も大きく燃費が良いように思われますが高速巡航になれば意外と良くありません。
なぜならCVTはその構造上ハイギヤード時の変速比が大きくその時の駆動ロス及びシステム回路内の油圧駆動用のロスに奪われミッションに比べ効率が悪いそうです。
ただMTも適正な運転をしなければATより燃費悪化の原因となるので必ずしもミッション車の方が燃費が良いとは断言は出来ませんが。

回答No.2

shippo

「ガソリン消費量＝エンジン回転数」ではありませんので、一概には言えません。

回転数が低くてもアクセルを踏み続ければ、回転数が高くてアクセルを放している状態よりも燃費が悪化します。
あとは燃料マップ(ＣＰＵなどに依存)によっても異なると思いますよ。

回答No.1

noname#188374

ATでもMTでも、それぞれの車種でギア比の設定が違いますから、一概にATとMTで比較なんてできませんよ。

そもそもギア自体の数でもMTでも4速から6速、ATでも3速から8速など、さまざまな種類がありますからね。

結局ハイギアードの設定のトラんスミッションを積んでいる車が高速走行を得意としていて燃費がいい、ということになります。