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向井亜紀さんは、なぜ戸籍上の母にこだわるのでしょうか

向井亜紀さん夫婦は、夫婦の間の受精卵を使って代理出産により双子を産んだということです。 現行法では向井亜紀さんが分娩したのではないので、母としては認められないという規定から、向井さんはそれが不服だとして、訴訟を起こしたのだと受け取りました。 質問1 現行法で、過去の例や法解釈を当てはめたら、子から見た向井さんの戸籍上の続柄は何にすべきと区役所は言いたいのでしょうか?(養母とかですか?) 質問2 高等裁判所は「子の福祉を優先」と言っていたようですが、戸籍上、実の母ではないと記された場合、【養子など、他の手続きをつくしたとしても】、「子の福祉」の妨げになるものはあるのでしょうか? 「児童手当」「(離婚した場合の)児童扶養手当」「所得税扶養控除」「相続税の控除」・・・など、行政上の手当てや、社会生活上の経済的損失についての有無を知りたいのです。 また、感情的な問題についても参考までに教えていただきたいと思います。(私見ですが、これは、親が子に説明する際に、代理出産であったことを病院での出産記録などを示して説明することで、支障はないように思うのです。代理出産を世間に認めてもらおうとか、『子の福祉』以外の目的があるのでしょうか・・・) どうかよろしくお願いします。

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  • fatpigs
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回答No.2

手術をして自然に子供を身ごもれなくなったのは大変不幸ですし、哀れに思います。 しかし、しかし、です。 お金を使って他人の体、しかも子宮を借りて、あるいは買って、他人に子供を生んでもらう、というのはやはり抵抗があります。国が問題としているのは現行の法律の解釈云々ではなく、道徳的、倫理的な問題です。 結局はお金を使って他人の体を買い取って子供を生ませる、という行為です。 やはりこれは簡単に許されるべきではないと思いますよ。 向井夫妻の場合、日本ではこの出産方法は認められていない、という事で金の力をふんだんに使って海外まで行って行って、しかも日本でそれを無理やり押し通そうとしているわけで、やはり無法主義と言われても仕方が無いです。 ご自身で出産が無理、とテレビで涙を流して訴えられたとき、私としては、それでは、親を必要としている子供たちと養子縁組しては?、と純粋に思ったものです。 当初は同調していた私ですが、今はどうも向井夫妻の言い分は理解できないし、最高裁ではこの事実を容認すべきではないと思います。 ただし、子供たちはそれこそ迷惑ですので、アメリカ国籍の剥奪を条件に特別に日本国籍を与えるべきだと思います。

pocorino
質問者

お礼

アメリカで生まれた日本人の子は、22歳までは日本とアメリカの二重国籍で、22歳の時にどっちの国籍にするかを選択すると聞いたことがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B3%BB%E4%BA%BA 父親が認知しているのですから、日本国籍‘も’持っているのではないでしょうか? 多分、アメリカ人の母とは親子関係はないという契約と、向井亜紀さんの養子にするということで、問題解決になる気がしました。 ありがとうございました。 

その他の回答 (3)

回答No.4

まったく、体外受精の技術は「代理出産」という事態を複雑にさせた現実も生み出しました。 子を望む不妊女性が、治療に努力していると言う話は色々と聞いた事は私もありますが、子宮全摘などで「自力出産不能」ならば「他人の子宮を借りて産ませる」ということはするべきではないと私も思います。なにより、産み落とされたお子様にとっては倫理・社会・法律(相続関係を含め)面等そしてなにより人間関係その他において不幸以外のなにものでも有りません。向井さん夫婦に同情的意見があまり聞こえてこないのは、そうした問題が複雑に関わっているからだと思います。 それに、「治療」とは何にせよ、病気その他が原因でだめになった部分を本来の状態に戻すなり近づける事です。それが、代理母などに至ればもう「不妊治療」ではありません。一度体外受精でできた受精卵を、本人の体内に戻して出産した、というなら「治療成功」といっても良いのですが。

pocorino
質問者

お礼

たしかに。医療だけが突出するのではなく、社会との調和も大切ですね。幸せの為には。 ありがとうございました。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.3

>質問1 >子から見た向井さんの戸籍上の続柄は何にすべきと区役所は言いたいのでしょうか?(養母とかですか?) 何もしなければ赤の他人です。あとは養子縁組などして下さい、そうすれば養母になれますという考えになるでしょう。 >質問2 >「子の福祉」の妨げになるものはあるのでしょうか? 養子縁組による親子関係は絶対永久不滅ではありません。また赤の他人に戻ることもありえます。 その意味で母が定まっていないという状態が生じます。 ただご質問者はそういう概念的に話より実務上、というか実社会の生活において困ることがないのかという点のみに注目しているようなのでその観点でお答えしますと、 >「児童手当」「(離婚した場合の)児童扶養手当」「所得税扶養控除」「相続税の控除」 どれも養母と実母で違いはありません。養母は法律上の母であり、実母と同じ地位になります。 >行政上の手当てや、社会生活上の経済的損失についての有無を知りたいのです。 養母と実母での違いはありません。 それよりアメリカ人女性を実母として届けないといけない話になるので、そちらのほうがはるかに問題です。 日本では代理母の子供として届けねばならないし、そうなるとその代理母は実母ですから当然民法で規定する親子関係の義務や相続関係が生じます。 でもアメリカでは代理母の子供とはみなされないので、国により食い違いが生じてしまいます。 >また、感情的な問題についても参考までに教えていただきたいと思います。 自分の子供の母親欄に代理母の名前がかかれて、自分が養母に過ぎない状態になることに満足する母親がいるのか私は疑問です。 >親が子に説明する際に、代理出産であったことを病院での出産記録などを示して説明することで、支障はない それは子供に対する説明の話であり、親の気持ではないと思いますけど。。。。 >代理出産を世間に認めてもらおうとか、『子の福祉』以外の目的があるのでしょうか・・・) いいえ、実際かなり問題なんです。 では代理母に対して日本の法律ではあなたは母にならなければならないので母になってくれといえますか? 代理母の法定相続人に子供はなるので将来どうなるかわからなくなります。 仮に代理母がなくなったときに、相続人としての権利行使をしないとすれば大きな問題はないかのように見えますが、逆に代理母が債務を抱えて亡くなった場合には法定相続人として日本の法律ではその債務を子供が相続してしまうことになります。ちなみに自分の子供がまだいない子供が代理母より先に亡くなった場合にも、今度は子供の法定相続人として代理母が登場します。 つまり一生代理母との親子関係は付きまとうのです。無関係ではいられません。 これは子供の身分が不安定であることを意味します。こういう話が子の福祉にとってよくないと考えられる要素の一つです。(他にもいろんなケースは想定できます)

pocorino
質問者

お礼

>アメリカ人女性を実母として届けないといけない えぇー!!? そうだったんですか!!! これはとても大変ですね。子の立場として、重大事件です。 たぶん、向井さんも知らないで代理母に出産を依頼したんじゃないですかね。 大変な事態だということがよく分かりました。 ありがとうございました。

pocorino
質問者

補足

法廷相続人の問題は、どんな手続きを踏んでも解決しないものなのでしょうか? ご存知でしたら教えてください。 よろしくお願いします。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

質問1.  お役所のやることですから。  「当てはまらない」といいたいだけで、「何にすべきか」と考える人達ではないです。 質問2.  上述のとおり、立場が宙に浮いちゃうわけですから、最悪「親のない捨て子」として扱われてしまう可能性もあるわけです。それは将来のことなので、裁判官にも分かりません。  その場合、養子手続きなどの手法を駆使しても、完全に実子と同じというわけにはいかないのです。  国がある程度の譲歩をすれば、あるいは限りなく実子に近い立場をとることも可能だとは思います。ですが、以前の国の立場では、「赤の他人の子を育てる」のと同じ扱いですからね。  ちなみに向井さんが「実子」にこだわった本当の理由は、普通に人並みの生活をしている我々には理解できないことです。  国から「おまえに親なんかいないんじゃー!」と宣告された子供の実親ですから、実際のところ精神的ショックは相当なものですが、本当に理解するには同じ立場に立ってみないと。

pocorino
質問者

お礼

私の町のお役所は、もっと説明とかしてくれたり、一緒に考えたりしてくれますけど・・・・ >以前の国の立場では、「赤の他人の子を育てる」のと同じ扱いですからね それは、税制や手当てでは実の子と格差があるということでしょうか・・・ ご回答、ありがとうございました。

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