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義父の介護保険料が2倍に値上り
- 義父の介護保険料が7400円から13400円に値上がりし、月にして3000円の値上げとなりました。
- 義父の年間収入は170万円ほどであり、公的年金控除縮小による住民税課税による値上げと思われます。
- 明確な説明が必要ですが、役所が休みのため、詳細がわからない状況です。
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こんにちは。 これは、貴方がご質問に書かれていますが、税制が変わったため、それに連動して保険料や介護保険料にも影響が出る場合があるからです。ですから、義父さんに限らず、全国民が影響を受けています。 以下、具体的に書いてみますと、 ○住民税の増税 ・今年から、住民税の計算時の所得控除の一部が廃止されたり減額されていますから、結果的に、昨年度と所得があまり変わらなくても課税所得が増えることになりますから、住民税が増えることになります。というか、すでに増えています。 ・今回の改正は、主に高齢者に影響しますから、年金生活をされている方は大きく影響を受けられています。昨年度まで非課税だった方が課税されたり、課税額が昨年の8倍程度になった方もおられます。 以上は、貴方もご理解のとおりです。 ここからが本題なのですが、 ○介護保険の保険料 介護保険の保険料は、住民税と連動しています。具体的には、 ・義父さんが1号保険者の場合 第五段階(総所得金額250万円以上の方)…基準保険料×200% ------------- 第四段階(総所得金額250万円未満かつ、住民税を課税されている方) …基準保険料×150% ------------- 第三段階(住民税非課税(世帯非課税不成立)、または未申告の方)…基準保険料×100% ------------- 第二段階(住民税非課税(世帯非課税成立)の方)…基準保険料×75% ------------- 第一段階(第二段階かつ、老齢福祉年金受給または生活保護を受けている方)…基準保険料×50% という計算で保険料が計算されます。 ですから、今回、住民税を課税されることになったことにより、義父さんは第二段階から第四段階になったためだと思われます。 ・義父さんが2号保険者の場合 義父さんが加入されている健康保険により増額の度合いが変わってきますが、介護保険料率が変わった(率が高くなった)ため増えたものです。
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- o24hit
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ANo.1です。 まだ締め切っておられなかったので、ついでなのですが…すでにご存知でしたら、読み飛ばしてください。 ・来年も税制が変わり、多くの方の住民税が上がりますから、ついでに義父さんに教えて差し上げたほうが良いかも知れませんね。また、「雄叫びをあげました。」となるかもしれませんので。 ・これは、地方分権を推進するということで、税源が国から地方に移譲されるためです。具体的には、住民税(地方税)を増税して、所得税(国税)を減税するというものです。 一応、国の説明では差し引きで納税額は増えないと言っていますが、信じていいものやら… ・あと、義父さんが所得税を課税されているのでしたら、来年から所得税の10%の定率減税が無くなりますから、課税されている方は全員増税になります。 ○おまけ ・こうした税制の改正の原因のひとつは「少子高齢化」ですから、義父さんにも関係があることです。 要は、義父さんをはじめ高齢者の方の社会保障(主に年金や健康保険、介護保険ですね)制度を維持していくためのものです。もっと簡単に書きますと、社会保障の財源を支払う人より、支給を受ける方が増えるので、制度を維持するために、ある程度収入のある高齢者にも負担をしてもらおうということですね。 ですから、「義父さんたちのためにしているらしいですから、仕方ないですね」と説明して差し上げるのが正確ですが、「小泉内閣が悪い」と説明したほうが早いことは早いですね。
お礼
o24hitさん、再度のご回答ありがとうございました。 たいへん参考になりました。 さっそく義父に報告いたしました。
お礼
o24hitさん、ご回答ありがとうございました。 よく調べていただき感謝します。