これは動名詞と不定詞の違いを際立たせるための表現ですが、正確に言うと「前置詞が動詞を支配するときは、動詞は動名詞にする。前置詞はto不定詞や原形(不定詞)を支配できない」ということです。
これは現代では例外はなく、insist on ~ing に対して insist to のように不定詞を使う方は前置詞をなくしたりします。
前置詞と不定詞が直接関係なく偶然並ぶことはあるかもしれません。しかし、前置詞は名詞(相当語句)の前にあるのが原則なので、What are you looking for? のような疑問文の後に目的用法の不定詞が続くときくらいしかなさそうです。また、get it on のような「動詞+目的語+onなど」の場合、見た目は同じでも副詞と考えられています。go on to do「続けて~する」も on は副詞とされます。
歴史的に見れば、目的用法をはっきりさせるため、for to 不定詞が使われた記録がありますが、冗長に感じられるためか廃れました。
この場合の
「前置詞の直後に不定詞は置けない」というのは
名詞の役割をする動名詞と不定詞の名詞的用法の
互換性のことだと思います。
例えば、
I like to play the piano.
I like playing the piano.
は互換可能です。
でも
I sing songs before playing the piano.
(ピアノを弾く前に歌を歌う)
を、I sing songs before to play the piano.
とすることはできません。
これに例外は無いと思うのですが……。
その文法書をよく見てください。
「不定詞も名詞の働きをするが・・・」とあるので,ここでいう不定詞は名詞的用法のことに関して記述していると思われます。
よって,例えば,副詞的用法で,
The street lights are switched on to see the beautiful view.
Who was this books written by to give the students?
はありえると思います。
いかがでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 例などがあって、とても良く分かりました。