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障害でしょうか?
小学校4年生の男児なのですが、とにかく、変わっているのです。 わがままで、プライドが高くて、過ちを絶対に認めず、自分のやりたくないことは意地でもやりません。 消しゴムを貸してもらっても、何も言わなかったり。それを他人にとがめられると、何かとへりくつを言って、「言わない」ことにこだわります。 自分のやりたくないこと、特に、自分の苦手な分野は、全く動きません。逆に、得意なことだと、とても進んでやります。頭がよく、飲み込みも早いです。 そして、あやまちを認めません。 例えば、目の前で、授業中にうとうとしているので起こすと、「寝てない」と言ったり、 間違った答えを言ったので訂正すると、「でも○○(正しい答え)と言った」などと言ったりします。 まるで、2,3歳の「赤ちゃん」のようなのです。 怒られてもシュンともしません。 自分には謝罪や説明を求めるくせに、自分から謝罪したりできないのです。 寝ていたので起こそうとしたら、「先生が肩を壊した」などと言ったり、もうめちゃくちゃです。 体も大きく、先日は友達とけんかになった際に、力任せに相手を押し、あやうく相手がけがをするところでした。 ちゃんと勉強しているときでも、体をゆらしたり、きちんと座れなかったり、口をくちゃくちゃ音を立てながらと、落ち着きがありません。 目つきも少しおかしいなと思うときがあります。 自閉症、ADHD等とも少し違うようですし、もしも障害があるようならば、それに応じた対応をしたいと思っています。 腹が立つことは日常茶飯事ですが、どのように対応したらその子のためになるのかと心配しています。
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質問者が選んだベストアンサー
(長文です) こんばんは、初めまして。 毎日ご苦労なさっていることと思われます。 (以下、質問者の方が担任または支援員だと仮定して書かせていただきますね。もし違うのでしたら申し訳ありません) 文面を読む限り、アスペルガーや軽度発達障害などが考えられます。(口が立つ以上は高機能自閉症ではなさそうですし) そこで、♯1、♯2の方と同意見ですが、まずは専門医への受診をお勧めします。 何がメリットかというと、(1)認定されることによって(運がよければ)支援員などが派遣されたり補助を受けられたりするので、時間的心理的余裕ができる、(2)教師の側の精神的負担が減る(教師だって人間です、「死ね」だの「クソババア」だの数分おきに言われればかなり辛いです。でも、障害を持っているということが解かれば「この子はこの方法でしかコミュニケーションがとれないんだ」という理解もできますし、我慢もできます) ですが、診察を勧めるにあたって注意点があります。♯3の方が仰っていたように、保護者との信頼関係です。 一般的に保護者の方はお子さんが障害を持っているとは認めたがりません。(当然だと思います) その状態でいきなり小児科や専門医への受診を勧めると、保護者の方が怒ってしまい、校長や教育委員会へ苦情が行ったり、最悪訴訟を起こされたりすることがあります。(実話です。受診を勧めただけで『名誉毀損』で訴えられた人がいます) まずは保護者の方と話し合いを重ね、込み入った話ができるまでに関係を築くことが重要だと思います。 また、障害に関する専門医と呼ばれる医療機関関係者の中でもかなり杜撰な診断を下す人もいることにもご注意ください。(これも実話です。スクールカウンセラーの知り合いから聞いた話ですが、そのような事例も結構あるのだそうです) そこで、いざ診療となった場合は、市町村(または区)の就学指導委員会に相談し、信頼のおける専門医を紹介してもらうことも大切だと思います。 また、この子どもが実際には何の障害もない場合についてです。(文面を拝見する限り、このような子どもって障害がなくても結構いると思います。いわゆる健常児の中にも) その場合、やはり保護者の方との継続的な話しあいは避けて通れないかと思います。(障害がない場合、確実に家庭での躾の問題です) 障害もなく、保護者にも何の問題もない…ということは考えられませんので、まずは(1)保護者との話し合い、(2)(保護者が応じなければ)上司や同僚に協力や助言を仰ぐ、の順でいけばいいのではないでしょうか。(たぶん特別支援コーディネーターか校内就学指導委員会が校内分掌として設置されていると思います) 更に言い添えるとすれば、問題行動全てを(しかも急激に)直そうと思っても無理だということです。 なんでもいいから(たとえそれがどれほど些細なことでも)べた誉めして認め、改善された行動を習慣化させていく、それの繰りかえししか改善の余地はありません。 ADHDの特効薬とされたリタリンでさえ、その効果が疑問視されているくらいですので、現状ではこのような問題行動を起こす子どもたちには確実な対応策は存在しないと思った方が質問者の方にとっても気が楽になれるかと思います。 質問者の方ご自身が追い詰められないようある程度は開き直ることも大切ではないでしょうか。(もちろん他の子どもにけがをさせるなどの深刻な問題であれば急いで解決しなければなりませんが、体をゆらしたり謝ったりしないなどの問題であれば、「静かに座りましょう」「謝りましょう」とある意味追い詰めることによって余計に意固地になってしまうことになりかねません。それは子どもにとっても質問者の方にとっても辛い結果になると思います) 私もこのような子を担当したことがありましたが、毎日悔し泣きをしていた覚えがあります。なぜ解ってくれないのだ、そんなに私の対応がまずいのかと。 でも、そうやって自分を責めたり悔しがったりすればするほど、事態って悪くなるんですよね……。 全国どこの学校でも、大なり小なりこのような問題は抱えているようです。質問者の方も、性急にならず、少しずつ改善していくことができるよう、ご自分を追い詰めないでくださいね。 ※これらのことを全て質問者の方がなさっていらっしゃるのであれば申し訳ありません、私が考えつくのはこれくらいです。 ※また、質問者の方が担任または支援員であることを前提として話を進めましたが、もし違っていればこれも申し訳ありません。 参考になれば幸いです。
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- baka_inu
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はじめまして。 養護学校の教員をしています。 こういうサイトに質問をしたくなるほど、お困りなのでしょうね。 ただ、情報不足が誤った結論を出すこともありますので、あまり信用しすぎないほうが良いかと思います。…極端な話、質問者の方の出す情報すら主観により偏ってしまう可能性だってあるのですから。 あえて書かせていただくと質問者の方がお書きの情報から、確かに自閉症の可能性は少なからずあると思うのですが、ADHD+反抗挑戦性障害のお子さんという想定もできるかな、と思いますし、障害がなくプライドが高いだけ、という可能性だってありえますよね。また、母親がお子さんに十分に愛情をかけて育てられる状況にない場合、反応性愛着障害から反抗挑戦性障害などに発展するケースもあるかも知れません。1年生からの生活態度の履歴、幼稚園ではどうだったか、その前はどうだったか、という情報があれば、より客観性の高い判断ができるようになるかと思います。 No.6の回答者の方へのお礼に書かれた >その子の父親とは、密に連絡をとっています。良い方 >なのですが、なかなかこちらが思うほど深刻には思っ >ていないような気がします。 例えばADHDのお子さんは、父親には良い顔をして他の人には勝手気ままに振舞う、というケースもあります。もちろん、自閉の子であっても、場所によって見せる顔が違うので学校と家庭で振る舞いが違うこともあります。何か理由があって学校では反抗心をむき出しにしているケースだって考えられますしね。 …現時点ではなるべく、事実のみを具体的に整理しておくことをおすすめします。日々の記録が、後々の色々な判断場面で重要になりますから(医師の診察、教育相談、保護者との懇談といったことです)。 それと、保護者との接点があるなら、それとなく生育暦を探っていくことも、判断材料を増やす上では有効かもしれません。特に自閉症の診断は3歳児までの行動面から判断するので。医師の診察がなされないとしても、教育的判断として障害の有無をある程度推測することは、指導上有効な場合がありますから。 例えば、 No.8の回答者の方へのお礼に書かれた >うちの学校の、アスペの診断を受けた子たちとも共通 >する部分があるからです。 No.11の回答者の方へのお礼に書かれた >確かに、理数的、論理的なことはすごく得意なのに、 >国社のような想像したり感想を言ったりするのは苦手 >ですし。 という記述は主観が入っているため、客観性に問題があるのです。あえてぼかしているのだと思うのですが、記録として書かれる場合には 「~といった共通する部分がある」とか、「~のような理数的、論理的なことは~くらいできるが、国社での~のような場面では~である」といった具体的は表現が必要です。 「~はできる」「~は~という条件があればできる」という積み重ねが大事ですね。 それと、 障害の有無や障害名といったレベルの話以前に、お子さんの周辺について確認すべきことがあるかと思います。 その子が絶対的に信頼している人は校内にいるでしょうか?尊敬している先生が近くにいるでしょうか?仲の良い友人は何人いるでしょうか? 家庭での生活状況はどうなのでしょう。目をかけられているでしょうか?家庭内に不安定な状況はないでしょうか?お子さんは親を信頼しているでしょうか? どんな指導も、その子に信頼されなくては一切伝わりません。 なんと言うか、そういう基本的なところを押さえていくことが大事だと思っています。反抗的な態度は、自閉であれ反抗期であれ、それを切り開くのは近くに信頼できる方がいることだと思うからです。学校としてまずは組織的に動いて、特定の教員との信頼関係を構築させていくことが必要なのでしょう。 また障害があった場合、適切な支援を行う必要があります。 例えばADHDの子には両親支援から始まりソーシャルスキルトレーニングなどを行うことが多いのですが、自閉症であれば「心の理論」が通じないので、指導の手立てや必要とされる獲得スキルは異なります。 早期に発見できれば改善は容易ですが、放っておくとそれだけ修正は困難になります。これはお子さんの一生を左右する問題です。だからこそ、できるだけ早く医療へつなげることが大事なのですよね。特別新教育の現場では、教員だけで対応できないことも多々ありますから。 最後に、客観的な意見を求めるには、このサイトでやりとりされる情報では、明らかに判断材料が不足しています。情報の客観性も十分に保障できませんし、回答者側の主観も関わってきます。お子さんと接してみなくては分からないことも数多くあると思いますし、保護者であれば出せる情報でも教員には出せない情報だって多々あるでしょうから。 それでも、何らかのヘルプができればと思うので、いくつかサイトの紹介をしたいと思います。参考になれば幸いです。 なお、質問者の方や他の教員が自ら、軽度発達障害についての研修会に自費参加するなどして理解を深めていくことで、医療機関に頼らなくてもある程度の教育的な指導の方策を決めていくことができることも、申し添えておきます。 共に学んでいくことを、私はおすすめします。 発達協会サイトより、専門分野別情報について http://www.hattatsu.or.jp/senmon.htm 「反抗挑戦性障害」について http://www.acajp.net/ad/sick/kokoro/ld.html http://www.hattatsu.or.jp/senmon/adhd04.htm http://www.aiiku.or.jp/aiiku/jigyo/contents/kaisetsu/ks0303.htm http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4-18-149011-4 http://www.hattatsu.or.jp/hattatsu_shogai_toha.htm 「反応性愛着障害」について http://2.csx.jp/~counselor/RAD http://homepage3.nifty.com/HATTATU/hitokotobak/05-08.htm http://blog.kansai.com/outlandos+day+20060714 長くなりました。 良い方向に進まれることを願っています。 それでは。
お礼
>情報不足が誤った結論を出すこともありますので、 そうですね。情報は、まずたくさん「集めて」、その中から「選ぶ」ことが必要だと感じています。 反抗挑戦性障害、反応性愛着障害、初めて聞きました。また調べてみます。 事実の記録、というのは大事ですね。記録をとるときにも、事実と感想を右と左に分けて記録するのもいい方法かな、と思いました。 信頼関係も、少しずつ築いていきたいと思います。 たくさんのURLをありがとうございました。
- cough
- ベストアンサー率28% (53/189)
アスペルガー症候群と高機能自閉症を区別する必要はないと思います。(区別する人もいますが・・・) また、同じ自閉症でも個々に症状が異なります。 素人が判断をするのには、とても難しいですし、 専門家の方でも迷う事も多いそうです。 わたしの息子も軽度発達障害(アスペルガー)と診断されています。 (質問されているお子さんと、とても似ています) 関わり方を間違えると、 二次障害をひき起こす可能性があります。 何かしら行動をするのなら、 専門家の意見を聞いてからの方が良いと思います。 ↓時間があったら覗いてみてください。 アスペルガー症候群(ウィキペディア) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 日本自閉症協会 http://www.autism.jp/asp/ ↓参考になった本です。(初心者向け) 『高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4805823771/249-1306571-3706757?v=glance&n=465392 「のび太・ジャイアン症候群4 ADHDとアスペルガー症候群」 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4072376302/249-1306571-3706757?v=glance&n=465392 わたしの息子は、聴覚の短期記憶が苦手です。 その意味を、つい最近、理解しました。 息子は今、「くじらぐも」を勉強しています。 その音読をしている時に、様々な質問をするのです。 はじめはふざけているのかと思っていましたが、 息子は本気だったのです。 その質問は、 ・「ジャングルジム」って何? ・「うでどけい」って何? ・「まるい わ」って何のこと? など 実物を見せると、息子は知っていました。 ただ、名前と結びつかなかったんです。 きっと、周りが思っているほど、 息子には伝わっていないことが多いのだと思います。 きっと、そのお子さんも同じ様な経験をしているかもしれません。 そのお子さんが、どんな時に困っているのかを探ることが大切だと思います。 そのお子さんに注意をするときは、 必ず、人のいない場所にすると良いと思います。 (その時、否定的な言葉は使いません。) また、興奮している時には、 興奮が冷めるまで待つことも必要です。 (タイミングが大切です)
お礼
「自閉症」「アスペルガー」と言っても、その子その子で、得意なもの、苦手なもの、こだわりがあるものなど、違うんでしょうね。 どんなときに「困っているか」と考えると、ちょっと「?」なのですが、 どんなときに「機嫌が悪くなるか」と考えると、分かるような気がします。 人のいない場所で注意は、その子のプライドを傷つけないためには大切なことですね。 でも、ちょっと難しいのです。ふてくされて、その場から動かなくなってしまうことがあるので。 周りの人間にちょっと席をはずしてもらうとか、興奮が冷めるまで待って、場所を移動するのがいいのかもしれませんね。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
>子ども自身がつらいかどうか、については、ちょっと「?」なのです。 >もちろん、日々怒られることは、本人にとっても気分のいいことではないでしょうけれども。 #7&8ですが補足します。 怒られるのがつらかろうというものありますが、例えばそのお子さん本人が「先生が肩を壊した」と言うとき、また「友達とけんかになった」とき、その子自身が「肩を壊されてイヤだ」とか「ケンカをするほどムカつく」といった「不快感」を明らかに味わっているわけですよね。そして、日々、彼が人よりも多くの不快感を味わっているのだとしたら、親として何とかしてやりたくなるものじゃないかなと思った次第です。 また、「何とかしてやりたい」=「障害の有無を明らかにする」では全然ありません。専門家など、知識や知恵のある第三者と話すことで、自分独りでは気付かなかった角度からのアドバイスをもらい「学校-本人-家庭」の関係が、よりスムーズにいくのではないかと感じたまでです。障害名がつこうがつくまいが、アドバイスはもらえるわけですから。 逆に、本当に本人がつらくないのであれば、周りが考え方を変えて、いちいち彼の言動に不快になるのをやめれば済むことのように思います。ただ、質問者さんとしては、「このままだと、彼は社会を不快にする。そうなると、社会が怒るなどして、彼を不快にするだろう」と心配しておられるのかなと思ったものですから。 いずれにしても、保健所や児童相談所などの公的機関なら、比較的、気軽に訪ねられますよね。無料だし。#12欄のご意見は、さすがに上手にまとめていらっしゃるなと思いました。
お礼
あの、一応念のために言っておきますが、「肩を壊した」どころか、動かしてさえいませんよ(^^;)。 本当に痛くて不平を言うのではなく、自分に都合が悪い状況だから、問題をすりかえて、ひどく大げさな「うそ」をつくだけなのです。 彼の言動に不快になるな、というのはちょっと無理がありますね。 教員はともかく、友達同士の間でうまくかかわれず、それこそ他の方のアドバイスにあったように、 「いじめ」のような問題が起こってくるのではないかと思います。結果的に、本人も不快になるでしょうね。 障害名云々というより、もっといい対処ができれば、と思い投稿しましたので、「自分独りでは…」は、本当にその通りだと思います。
- Ama430
- ベストアンサー率38% (586/1527)
本来の集団遊びの良さは、特殊な才能がない子でも、人数が多いほうが楽しいことであり、楽しむための工夫(弱者救済のシステムなど)に必然性があることだと思います。 縄跳びの得意な子をターゲットとして縄跳び大会、という企画も悪くはありませんが、そこに、子どもと子どもの「接点」があることが望ましいのです。 たとえば、上手な子が下手な子を指導する場面が自然に生まれるような手だてがあると良いと思います。 また、あまり堅く考えないで下さい。 アスペ系の子どもの場合、オタク知識の宝庫であることが良く見られますので、班対抗クイズ大会などを思いつきますが、数人のクイズごっこからスタートしても良いと思います。 エネルギーにあふれた多動系の子どもさんなら、古典的な鬼ごっこや、そのバリエーションの「○○鬼」という遊びはどうでしょう。 マンガが好きなら、学級内クラブでマンガ同好会を募集してみるのもひとつの方法です。 あまり無理に教員が企画を投げ入れると、かえって周囲の子どもがついて来なくなってしまうので、小規模集団でできることをお考えになると良いと思います。 逆に言えば、この子の得意分野を生かした遊びにつきあえる子どもが、「お友達候補」「通訳候補」になるのだと思います。 きっとそういう子はたくさんはいないのではないでしょうか。 まったく得意分野がわからなければ、いろいろやってみることです。 集団遊びでみんなが仲良くなると、間接的に個々の子どもに良い影響があります。 そうこうしているうちに「当たり」がわかれば、重点的にやれば良いのです。 集団遊びの基本については、長いですが、ゆとりのあるときに参考サイトをご覧下さい。
お礼
何かできそうなことがあれば、また挑戦してみたいと思います。 ありがとうございました。
- Ama430
- ベストアンサー率38% (586/1527)
もう7年も前になりますが、中学3年のツッパリくん達がスクールカウンセラーの心理テストを受けたということがあります。 普通、こういう子たちは相談室などへは近寄らないものですが、いろいろな偶然が重なり、興味本位で受けたとのことでした。 当時すでに、中学生が、正しくギャングエイジを体験していないために、小学校低学年並のコミュニケーション能力しか持っていない場面をたくさん見ていましたが、その心理テスト結果では、「認知領域は4~5歳」と判定されています。 「障がい」と判定されない子どもであっても、アンバランスな育ちをしているのが当然なのかもしれません。 御質問のお子さんのあらわれは、自分の論理にこだわるところが自閉的な気がしますが、学校現場にとって、病名はそれほど意味はありません。 確かに診断が下ると、スタッフ増員というチャンスは少し(わずか?)ありますし、保護者や他の職員の受け止めもちがってくるということは言えるでしょう。 しかし、障がいの水準までいかないが、十分に学校生活でトラブルをかかえている子どもは大勢いるのです。 そういう子ども達の指導に際して「本人が悪い」とか「親のしつけ不足」という見方は役に立ちません。障がい児と同じように、本人の状況に応じたケアが求められると思うのです。 残念ながら、そういう丁寧な指導に見合う環境はほとんど見あたらないのが実状でしょう。 それでも、現場はできる範囲で全力を尽くすしかありません。 基本は、本人の気持ちを周囲が理解することです。 「わがまま」に見える言動の背景には、本人なりの論理があり、それが周囲とすれちがっているためにトラブルは起こるのだと思います。 子どもの中に「通訳」がいることが望ましいのです。 いなければ、当面は大人がその子の気持ちを代弁して(通訳して)、周囲と本人がお互いに妥協点を見つける練習をするということです。 もうひとつ、本人の得意分野で集団遊びを企画することは、とても重要です。 今は農村部でさえも、自然発生的な集団遊びの条件が失われています。学校で補うことが、すべての子どもに求められている課題と思います。
お礼
病名がわかっても、スタッフが増えることはうちの学校の場合ないと思っています。 障害を疑うのは、やはり、心理的に方向性を見出したいというのが一番の理由かもしれません。 >障がいの水準までいかないが、十分に学校生活でトラブルをかかえている子どもは大勢いるのです。 これは、その通りですね。白か黒かでは判断しきれないところがとても多いんですよね。 本人の状況に応じたケア、気持ちの代弁、とても勉強になりました。やってみます。 「集団遊び」についてですが、例えば、なわとびが得意ならみんなでなわとび大会、とか、そういう意味でしょうか? 遊びで得意なものが、その子の場合いまいち見つかりません。
- cough
- ベストアンサー率28% (53/189)
間違いを認めることは、 自分の価値を下げるものになり、 絶対に受け入れたくないのでしょう。 なんとか虚栄をはって、 自分の価値を保とうとしているのかもしれません。 (もしかすると、人は間違ったり、失敗する事があることを理解していないかもしれません。) >ちゃんと勉強しているときでも、体をゆらしたり、きちんと座れなかったり、口をくちゃくちゃ音を立てながらと、落ち着きがありません。 目つきも少しおかしいなと思うときがあります。 何となく、自閉症の感じを受けます。 (グレーゾーンかもしれません) その子は、周りが思っている程、 一般的な常識を理解していなかもしれません。 また、人の気持ちも想像できないのかもしれません。 そして、それ(人の気持ち)を理解させることは、 一般的なやり方では、多分、難しいと思います。 あと、その子は様々な情報が、 限られた状態で入ってきているかもしれません。 怒られたことは理解できても、 その理由が見えていないのかもしれません。 専門家の意見を仰いだ方が良いと思います。
お礼
>人は間違ったり、失敗する事があることを理解していないかもしれません。 その通りだと思います。できないことが許せないみたいです。 アスペかな…と思い始めているのですが、分類的には、高機能自閉とも重なる部分があるのですよね、確か。 想像力…思いつきもしませんでしたが、欠けているのだと思います。 確かに、理数的、論理的なことはすごく得意なのに、国社のような想像したり感想を言ったりするのは苦手ですし。
#5です。 >不愉快な思いをさせてしまったのなら、申し訳ありません。 こちらこそ申し訳ありません。 きちんと周りに相談された上での投稿だったのですね。 私はお力になれそうもありませんが、 私は成人向けのパソコンインストラクターをしています。 大人でも問題のある生徒さんにめぐり合い、とても精神的に苦労した経験があります。 どうか諦めずにがんばってください。応援だけですが、気持ちを受け取っていただければ幸いです。
お礼
とんでもありません。 わざわざ再投稿してくださって、ありがとうございました。 同じような経験を持つ方がたくさんいて、励みになります。
- ruck
- ベストアンサー率44% (589/1321)
ちょっとした教室をやっているものです。 ご苦労の程、お察しします。 他でも似たようなご質問を見かけますよね。ADHDやLDなどといわれるようになったのは最近で、きちんとした体制が出来ていないのに、現場の教師に押し付けている現状があるように思います。 そんな中、質問者様は子供の事を本当に思っての質問だと思って読みました。 私の経験では、5、6年になると、それが原因でいじめがおこる事が多いです。学年が上がると、他の子が体も大きくなり力も強くなってきます。その子のそういう反応を面白がってからかうような行動から、やがて無視する、関わらない、という態度に出ます。 うちの教室は2、3才位から来ている子も多いので、その気安さからか、私が話は聞いてもそれをたしなめたり親に話したりはしないからか、私の前では学校や先生の不満などをよくいいます。そういう友達に対する不満も少なくありません。 「○○は馬鹿だから。」 「あいつがいると授業のじゃま。」 「ああいうやつは○○組(特殊学級)に行けばいいんだ。」 等、かなりシビアな言葉が出てきます。 もちろんそういう友達と接する事で学ぶ事もあるかもしれませんが、他の子供達が落ち着いて学べる環境も大事だと思います。 やはり親御さんに、一度専門機関の受診を勧めるのが良いと思います。 そのお子さんは相談者様のような先生がいてよかったですね。
お礼
そうですね、確かに、今は周りの子達もなんとかうまく接しようと子どもながらに努力しているのですが、 高学年になると反発が強くなる可能性は十分にありますね。 様子を見ながら、周りの子にも、かかわり方を指導していく必要がありそうですね。 ありがとうございました。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
#7です。皆様への追記を拝見しました。申し遅れましたが、私は、もう少し大きい困ったちゃんがいる保護者です。 気になったのですが、本人はさておき、教職員も親御さんもどなたもカウンセラーや医師の類いとは一度も面談されていないのでしょうか? まずは、それが先だと思うのですが。 また、文面だけを拝見する限りでは、「ちょっと元気なだけの子」と解釈する親がいても全然不思議ではありません。こういうお子さんは大勢いますから。 結局は、障害があろうがなかろうが、「この子は人を困らせているし、子供自身も困っているようだ。本人が変わらないなら、周りの者が変わるしかない」ということではないかと思います。 親御さんが深刻に受け止めていないとのことですが(というか、正直、“深刻”になられても困ると思うのですが)、我が子がつらそうにしていることについては、親御さんは、どうお考えなのでしょうね。そこを自覚して、家庭での接し方を心掛けているなら、家庭については、それはそれという気もします。たとえ障害があっても「まあ、そういう子だから」という姿勢は親として理想的なように思うのですが、違うのでしょうか。「そういう子だから」と放任しているだけなら、確かに困りますけどね。
お礼
再度ありがとうございます。 子ども自身がつらいかどうか、については、ちょっと「?」なのです。 もちろん、日々怒られることは、本人にとっても気分のいいことではないでしょうけれども。 現状をよく分かった上で、「そういう子だから」ならいいのですが、 現状を理解されていないような気がするのです。 もっとも、親御さんとも、もっとコミュニケーションをとって、真意を知る必要があるとは思っています。
補足
みなさんの意見を聞いて、アスぺの傾向があるかもしれないな…と思い始めました。 うちの学校の、アスペの診断を受けた子たちとも共通する部分があるからです。 実は今度、専門家の方とお話ができそうなので、一度相談しようと思っています。 本人を連れて行くのはまた別の課題があるので、まだわかりませんが。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
障害かどうかは知りません。また、教壇に立った経験もありません。ただ、いろいろと書いていらっしゃいますが、突き詰めて言うと、周囲のことが怖くて頑なに自分を守っている不安な少年だなと感じました。急に体が大きくなれば誰だって不安だろうとは思いますが。私ならとりあえず、自分と彼の双方が機嫌のいいときを見計らって信頼関係を築くよう心掛けますが、保護者、保健所、スクールカウンセラーは、どうおっしゃっているのでしょうね。何かわけがあって、ネット上で質問なさっているのだと思いますが。
お礼
自分を頑なに守っている、これはその通りだと思います。不安…なんでしょうか、そうかもしれませんね。 信頼関係を、2段築いては1段壊し、という状態かもしれません、今は。 保護者等とも密に連絡を取っていますが、ネットで相談したのは、いろいろな立場の方の、それも客観的な意見を聞きたかったからです。
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お礼
担任ではありませんが、おっしゃるところの「支援員」に近い立場にあります。 その子の父親とは、密に連絡をとっています。良い方なのですが、なかなかこちらが思うほど深刻には思っていないような気がします。 >べた誉めして認め、改善された行動を習慣化させていく そうですね。やっぱり、そうやって時間をかける必要があるのですね。 態度を直そうとすることが、余計に意固地になってしまうこと、そのとおりです。 冷静に、時には冷たく対応することが必要なんでしょうね。 アドバイス、とても参考になりました。 私の頭の中でもやもやしていたことをすっきりまとめてくださって、方向性を示してくださって、本当にありがとうございました。