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犯人を論理で追い詰めるミステリー
石持浅海氏の「扉は閉ざされたまま」を面白く読めた者です。 探偵役が論理(理詰め)で犯人を追い詰めるのを主眼においた作品は他にありますでしょうか? もしそういう作品でオススメがあれば教えてください(エラリー・クイーン以外で)。 倒叙形式でなくてもOKです。 ちなみに、 有栖川有栖氏「双頭の悪魔」の最終章(江神二郎と犯人の攻防)や同氏「スイス時計の謎」の様な作品も好きです。 多少論理に無理があっても良いです。多分自分は気付かずに楽しめますので・・・(^^;)
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- april15
- ベストアンサー率0% (0/1)
法月倫太郎氏の作品だと「~の冒険」とかの短編集の方が論理的な面では強いと思います。 あとは、少々古いですが岡嶋二人の初期作品あたりはいかがでしょうか?
- suzukikun
- ベストアンサー率28% (372/1325)
No.1です。 法月倫太郎だと「頼子のために」がオススメかなぁ。個人的な意見ですけれど。でも傾向は似ているので…。
- ooesyundei
- ベストアンサー率22% (10/45)
理詰めの推理が好きなら、浜尾四郎の「殺人鬼」などはどうでしょうか、古典ですがかなり論理的に筋が通っています。作者自身が弁護士をしていた事も会って一味違った推理小説になっています。もう一つの作品は小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」この作品は作者のペダントリー主義の極致ともいっていい理論でガンジガラメにさせられてしまう作品ですが、私はあまりに専門用語が飛び交いすぎて、挫折しかかりましたが、好きなかたには楽しめる作品だと思います
- nekokichi03
- ベストアンサー率37% (59/156)
理詰めと聞いてすぐ思い浮かぶのは、やはり京極夏彦の「妖怪シリーズ」です。 謎解きをする京極堂は、普段は古本屋を営み、そこからほとんど出ないいわゆる安楽椅子探偵ですが、最後に重い腰を挙げ、副業である“憑き物落とし”をします。 京極堂の“憑き物落とし”は、いわゆるお祓いとは違い、言葉を駆使して、理詰で次々と犯人達(主人公や関係者、捜査員達まで)の持つ論理や世界を崩壊させることで、事件を収束させます。 本当にものの見方がひっくり返るような驚きが味わえます。まさに“憑き物が落ちた”ような状態にするわけです。 かなり長くて理屈っぽいと感じられるかもしれませんが、ぜひ一度お試しください。
- kotone0235
- ベストアンサー率18% (4/22)
う~ん、理詰めかぁ…。 たぶんたくさんあるんでしょうが、いざとなると思い出せなかったりして(^^; 『容疑者xの献身』東野圭吾 これはいいですね。 最後まで読者も騙されます。本当に犯人頭良い!と思うのですが、しかしそれを完全に読んでしまう名探偵もすごいなぁ…と。 『名探偵はもういない』霧舎巧 これは…どうでしたかね? 確かトリックとかよりも解決シーンが一番良かった!と思った作品だったと思います。 是非どうぞ。
お礼
>>いざとなると思い出せなかったりして ↑あ、わかります、それ(笑) アドバイスをいただきました霧舎氏の作品は既読です。仰るとおり真相が明らかになる部分は論理的でしたね。言われるまで思い出しませんでしたが・・・。 東野氏の作品は未読です。おもしろそうですね!早速チェックしてみます。 ご回答有難うございました。
- suzukikun
- ベストアンサー率28% (372/1325)
いわゆる「新本格」と言われている人々のものなら大丈夫だと思いますよ。 私は法月倫太郎とか好きですね。
お礼
私も綾辻氏などの「新本格」物は好きですよ~。 ただ法月氏は「密閉教室」と「誰彼」(でしたっけ?バラバラ死体の話のもの)しか読んでないんですよね~。なんとなく相性が合わなかったんです(ごめんなさい)。この2冊だと傾向が偏り過ぎてるのかな? 早速のご回答有難うございました。
お礼
ごめんなさい、「姑獲鳥」から「陰摩羅鬼」まで既読なんです。私も京極堂の理詰めの語り口にすっかりはまっており、大ファンです。ただ私は京極堂シリーズは「京極堂の博覧強記ぶり」とか「榎木津の破天荒ぶり」とか「ちらばった謎が見事に、一気に収束していく心地よさ」(←うわ~、下手な説明・・・。)とかを主眼において、論理を主眼に置いた読み方はしてなかったんです。でも、これをご回答していただくお気持ちは非常に良くわかります♪ なんか、自分は曖昧でわかりにくいご質問をしちゃったんだな~と思ってしまいました。 ご回答有難うございました。