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キャベツ栽培の肥料・害虫の薬について
うちの近くにこの度、新しく畑が作られキャベツを栽培されるようです。 気になったのが、庭のまん前がその畑で柵も壁もないので、害虫駆除の薬を散布されるとまともに家に入ってきそうなんです。 主にどんな薬が使われるのでしょうか? 体に影響はないのでしょうか? 肥料というのはどんな時期にまいて、臭い等はどうなんでしょうか?(洗濯物に臭いがつくのではないかと心配です) キャベツ栽培に関して無知です・・・。 今から、家を建てるものですから不安なんです。 どなたか教えてください。
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今から植え付けのキャベツは3月か4月取りのの春キャベツです。 肥料は野菜用のBM化成で窒素、リン酸、カリ、がほぼ同量です。堆肥は春から夏に入れられますから 入れられないと思います。いまの化成肥料は窒素分が長く効くように加工されていますから硝酸塩が地下水には入り汚染することは少ないです。 農薬はこれから植え付ける春取りは1年のうちでももっとも害虫が少ない時期です。これから使われる農薬について簡単に説明します。詳しく説明すれば1冊の本になります。 植え付け時に初期のやコナガとうの蛾や蝶蝶を寄せ付けないようにフェロモントラップというかごのようなもので成虫を捕まえます。これは人体には全く無害です。それでも一部の害虫はつきますから植え付け溝に土壌施用の粒剤を撒きます。毒性の強いものが多いですが飛散することはありませんし収穫までには完全に分解されます。 寒い間はあまり害虫の活動しませんから薬剤散布はしません。3月になるとハスモンヨトウ、アオムシ、が活動します。農薬が散布されますがいまつかられる農薬はほとんどが低毒性のものです。キャベツに使われるの農薬について簡単に説明します。 大きく分けて殺虫剤には有機リン剤、カーバメイト剤、BT剤、合成ピレスロイド剤、有機塩素剤などがありますが今は合成ピレスロイド剤が主力です。天然に作られる毒素で除虫菊が代表的です。比較的に害虫は高い効果があり人畜にには比較的に低毒性です。 欠点は、分解が早く残効性がない、高価である、選択制が強い(特定の害虫以外効果がない)ことです。一般的に最初は汎用性の有機リン剤やBT剤を散布し発生が多くなると合成ピレスロイド剤を散布します。 近所に人家があるときは早朝に散布しますし飛散しないようにドリフトレスノズルという特殊なノズルを使用するかウォームスプレーという泡にして散布しますから安全だと思います。人家の近くで翌日農薬を散布するときは前日に必ず連絡し洗濯物や車は屋内に入れるよう必ず連絡するようにしています。私たち農家もできることなら農薬を極力使いたくありません。散布する農家が一番農薬を浴びますから。不安なら農家の方にどんな農薬を使うのか聞いてみてください。必ず教えてくれます聞かれたら必ず答えるように組合員で申し合わせています。自分の命を縮めるようなことはしません。ネットで{防除基準 キャベツ}や農薬でも検索してみてください。膨大な情報があります。