- ベストアンサー
ヨットはなぜ動くのか
教えてください ヨットは風と波の力で動いてるのですよね でも逆風でも問題なく動くのはなぜですか
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
ヨットのセール(帆)は飛行機の翼と同じ役目をしています。飛行機の翼を船の上に立てたようなものと考えてください。飛行機の翼では、翼の正面から風を受けて機体を上に持ち上げる力が働きますが、ヨットのセールでもこれは同じで、セールに対してほぼ直角に力が働きます。この力を利用して、風上に対して約45度程度の角度(セールの形状によって異なります)程度までなら進むことが出来ます。従って風上に進むときには、風上に対してまっすぐに進むことは出来ず、ジグザグに進んでいくことになります。このように風上に向けて進む時の方向転換をタッキングと呼びこの操作を繰り返すことで風上に進むことが出来るのです。ちなみに風上に向けて一杯に進む(これ以上風上に向けるとセールが風をうまく受けられなくなる。セールがシバーするといいます。)状態のことをクローズドホールドと呼びます。 波の力で走ることは追い風の状態(ランニングと呼びます)で追い波であれば、サーフボードのように推進力にはなります。 ヨットでは、船の進む方向と風の方向に合わせて、セールの向きをいつも正しく保つ必用があり、そのために操作用のロープ(シートと呼びます)がたくさん有り、向きをコントロールするだけではなく、飛行機の翼のようにきれいな形にセールを膨らませる為にも使用します。また、一見まっすぐに見えるマスト(帆柱)も実はまっすぐではなく、若干後ろに湾曲していて、セールの形を保つ役目をしていますし、多くのヨットでは、バックステート呼ばれるワイヤーを調整することで、この湾曲の要請も出来ます。 また船の進行方向とは異なる方向の風をセールに受けると、セールが受ける風の影響で船には、横方向に力が加わるため、そのままでは流されてしまいます。そこで、ヨットの船底には大きなひれのような物が付いていて、横に流されないようになっています。クルージングタイプのヨットでは、鉄や鉛で作られ船が傾いた時に元に戻すための錘も兼ねていて、バラストキールと呼ばれます。ディンギー(競技用の1人か2人のりの小型艇)では、錘にはなっていず、単なる流れ止めの板(センターボードと呼びます)であるため、操縦者が体を船の外に乗り出してバランスを保つ必用があります。これをハイクアウトと呼びます。
その他の回答 (4)
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
ヨットの帆は、三角形が2つついています。前が「メインセール」で後ろが「ジブセール」。後ろのジブセールが、メインセールに流れる風の速度を表裏で変えて揚力を大きくしているそうです。 なお、風下に進む場合は、三角帆では効率が悪いので、「スピン」セールという、パラシュートみたいに膨らむやつに風を受けて進みます。 レースでは、この出し方、たたみ方に左右されるとか。
お礼
お忙しい中ありがとうございました なるほど! でした
- drisil
- ベストアンサー率24% (211/860)
さすがに真正面からの風でしたらムリですよ そんな時はコース取りを工夫して対処します
お礼
お忙しい中ありがとうございました なるほど! でした
- tankoro
- ベストアンサー率14% (1/7)
ヨットのセール(帆)は、上から見ると飛行機の翼のような形状をしています。決してフラットにはなっていなくって、カーブしています。この形状があるために、揚力が発生します。どういうことかと言うと、セールの表側と裏側を流れる空気の速度が違う(表側が速い)ため、表側に引っ張られるのです。まず、これでヨットが後方以外の風に対しても前に進もうとします。ただ、横から風を受けるとヨット自体が風に押されて横流れするため、ヨットは船底にセンターボードと呼ばれる板のようなものをつけています。この板が抵抗となって横流れを抑えてくれます。 ヨットは、風上に対して45度くらいまで向かっていけますが、最も速度がでるのは、ほぼ真横から風を受けている時です。以外にも真後ろからの風だと、風の速度以上には進めないため、ヨットは遅いです。
お礼
お忙しい中ありがとうございました なるほど! でした
- otsuge
- ベストアンサー率15% (43/278)
揚力です。正面からの逆風には向かって行けません。 風に対して直交を0度として、せいぜい30度くらいしかきりあがって行くことはできませんから、ジグザグ進みます。 多少、想像入ってますが。
お礼
お忙しい中ありがとうございました なるほど! でした
お礼
お忙しい中ありがとうございました なるほど! でした