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落語・歌舞伎について教えてください。
私は観劇が好きなのですが、今後は落語・歌舞伎も見てみようと考えています。 そこで、お勧めの落語・歌舞伎がありましたら教えていただけませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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■歌舞伎 お住まいがどちらかわからないのですが、東京に出やすい方でしたら、以下の演目が個人的にオススメです。 【9月歌舞伎座(夜の部)】 演目は、「菊畑」「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ・通称かごつるべ)」「鬼揃紅葉狩(おにぞろえもみじがり)」。 菊畑はやや難(個人的に^^;)ですが、紅葉狩はわかりやすいです。「かごつるべ」は殺人事件のお話です。前半の軽やかさと後半のオドロオドロしさのギャップが魅力の、妖しく美しい作品です。ちょっと殺害動機がわかりにくい・・・かもしれませんが。花魁(おいらん)の八つ橋(やつはし)のため息もののあでやかさを味わうならぜひ。 【10月歌舞伎座(夜の部)】 演目は忠臣蔵(5段目と6段目)、髪結新三。 超有名な忠臣蔵の真ん中あたりのストーリー。(討ち入りの前の話です)定番のお話です。髪結新三はわかりやすいお話なので初めての方でも楽しめるでしょう。 あでやかというより、野郎くさい作品群でしょうか(^^;) 【11月新橋演舞場(昼の部)】 演目は「番町皿屋敷」「勧進帳」「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ・通称?弁天小僧)」 皿屋敷は怪談ではありませんが、あの有名な皿屋敷の話でなじみがあると思います。勧進帳は超有名作品ですね。弁天小僧は「知らざぁ言って、聞かせやしょう」の有名な台詞と歌舞伎の様式美が楽しめる作品です。軽快で華のある作品だと思います。 勧進帳は、豪快な花道の「六法」(ろっぽう・手を前にして片足でケンケンするようなやつ)は必見です。となると1階席がオススメです。(3階席、2階席後方では花道が見えません) なお、お時間が許せば一幕見(ひとまくみ)でなく普通にご覧になることをオススメします。 三等B席は昼(夜)の部全部見ても2500円(演舞場は2520円)です。三等席は事前予約ができるので、ゆったりできますが、一幕見は当日券のみ、全席自由席ですので、人気作品は結構並びます。 また、歌舞伎座の各所に飾られている名画を鑑賞したり、風情あふれる売店を見て回ったりと、劇場の雰囲気を味わうことも歌舞伎の楽しみの1つです。が、一幕見では、歌舞伎座のメインフロア(売店や有名な絵が飾ってあるフロア)に入ることができません。 (私はもう一度みたい作品を見るために一幕見を利用します) NO.4の方のおっしゃるように、イヤホンガイドは借りたほうがいいでしょう。話のあらすじを知っておくと、より楽しめます。 ■落語 すごく好みがわかれるところかと思いますが、個人的には、昭和のいる・こいるさんの出てくる「鈴本演芸場」の9月下席(9/21-30)はいかがでしょうか。 寄席の雰囲気は鈴本演芸場のHPがわかりやすいのでご参照ください。
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- NYANKOTHEMOVE
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歌舞伎初心者なら、歌舞伎座4階席の一幕見席はどうですか。 当日売り(開演30~10分前)のみの販売ですが、600~1100円位で、通常1回3幕公演の一幕を見ることができます。(舞台から遠いのでオペラグラスは必携) その時必ずイヤホンガイドも借りましょう。 使用料650円(一幕見席は400円)+保証金(1000円)。保証金は返却時に返ってきます。 イヤホンガイドは、わかりにくい台詞を現代語に訳し、背景の解説から、この音楽は登場人物のこういう感情を表現している等など、至れりつくせりで解説してくれます。 歌舞伎座HPの興行案内に、公演の出演予定者やあらすじの解説、一幕見席の販売開始時間と値段がかかれてあります。HP内のQ&Aに一幕見席の詳しい解説があります。
お礼
回答ありがとうございました。 一幕見席(なんと読むのでしょうか?)は試しに見てみるのには良さそうですね!ちなみに、1幕見てみて面白かったからもう一幕見たいと思ったときには、また一幕見席のチケットを購入すればよいのでしょうか?
落語を初めて見るときは、「立川志の輔」さんの落語が良いと思います。(って自分が好きなだけだったりして・・・) 『志の輔らくご in PARCO』なんかがオススメ。 http://www.shinosuke.com/ ↑古典と、新作落語の両方をやってくれます。
お礼
立川志の輔さんは私も良く知っています。 やっぱり自分のなじみ(?)の方から入るのも一つの手ですよね。 ありがとうございました。
- t78abyrf9c
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歌舞伎については詳しくありませんので、落語のみ補足させて頂きます。 落語のネタ自体の面白味を知る事が出来る機会は、余り無いように感じます。 何故なら、噺家によってネタの面白味が異なるからです。 柳家花緑さんが、「落語が面白くないと感じたのであれば、それは噺家が面白くないと感じたのだ」と言うような事を仰っていた記憶がありますが、それは的を射ている言葉だと感じてます。 落語自体の面白さを手近で感じるのに格好な素材は、ドラマ「タイガー&ドラゴン」ではないかと思います。 現に、このドラマがOAされた後に江戸落語のブームが起こりましたから、落語本来の面白味が噺家以外の手法で伝わった好例だと思われます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009616XU 「タイガー&ドラゴン」で惜しいなと感じたのは、江戸落語のみしか扱っていない点です。 江戸と上方の落語では、同じネタでも趣きが違ってきますので、「タイガー&ドラゴン」で興味を持たれましたら、是非上方落語もDVDなどでご覧頂ければと存じます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000635L7
お礼
確かに。 「タイガー&ドラゴン」は私もちょっとだけ見ていました。わかりやすくて面白かった記憶があります。 また見てみたいと思います。 ありがとうございました。
近いところでこちらはいかがでしょう。 「忠臣蔵」は馴染みやすいのではないでしょうか。 http://www.ntj.jac.go.jp/performance/705.html ほかには「勧進帳」や「義経千本桜」など歌舞伎の代名詞のような演目は初心者ならずとも何度でも見たいものです。 なお同じ筋書きで人形が演じる文楽と見比べてみるのも一興です。 最初から長丁場が不安なら「歌舞伎鑑賞教室」から入るのも手です。 ダイジェストな場面だけやってくれるのでこれも初心者ならずとも楽しめる内容です。 落語の方はまず「寄席」を体験されてはどうでしょう。 好きな噺家ができたらその人の出るホール落語に出かけると良いです。 情報はこちらに。http://www.tokyo-kawaraban.net/ 個人的には志の輔さんが好きです。
お礼
回答ありがとうございました。 やはり馴染みのあるものから見ていくと、わかりやすいし楽しめそうですよね。 「勧心帳」や「義経千本桜」もぜひ見てみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
すごくわかりやすい説明をありがとうございました! 一幕見は「ひとまくみ」と読むのですね。 どれもこれも興味があります! 一つずつ見て行こうと思います! ありがとうございました!