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歌舞伎役者や落語家の呼称について
歌舞伎や落語で、○代目…という呼称があります。しかし三代林家正蔵のように、目を使わないこともあります。 どういった基準で使い分けするのでしょう…。亡くなった場合に、「目」を付ける、と聞いたこともありますが、 詳しくご存知の方がいらっしゃたら、ぜひ教えてください
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- pharmacien
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落語(東京の)では,基本的に「--代目」と言います. 「初代」は「目」はつけません.(一代目とも言いません) 先代の金原亭馬生師匠は,サイン,直筆の絵などには「十代目」ではなく「十世」という表現をしていましたが,例外であると思われます(馬生という名前が同時期に東京,大阪で存在していた時期があったからです) 現存の方は「当代」という言い方もします.
- K-K_BROS
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落語は詳しくないので、歌舞伎についてのみになりますが…… 歌舞伎役者さんのサインを拝見すると、○代と書かれていることが多いように思います。 しかし他の人が呼ぶときや大向うなどは○代目と呼ぶことがほとんどです。 このことから、 1、自分では代目というのを使わない? 2、文字で書くときは代、口に出すときは言いやすいから代目を使う? こんな仮説を立ててみましたがご参考までに。
歌舞伎の場合は すべて00代目とつけると思います。市川団十郎家など300年続き 当代は12代目です。また現・9代目松本幸四郎さんが染五郎から襲名するときはまだ先代・幸四郎さんは現役で幸四郎から初代の白おう(はくおう・難しい字で出てきません)を襲名しました。 落語家の場合はお子さんが跡を継ぐことはそんなに無く また絶対跡を継ぐということもないようで 取り決めもはっきりしていないかもしれません。
歌舞伎と東京落語は全くわかりません、申し訳ないです。 で、残る上方落語ですが、ファンの間で「○代目」で 通るのは三代目桂春団治師匠しかいません。 春団治師匠が「野崎」の出囃子で高座に登場されると、 「三代目!」と声がかかるほどですから、故人に 「目」を付けると言うこともありえません。 この10月に米団治を襲名する桂小米朝さんが先日、京都の 八坂神社で「お練り」を行われましたが、「五代目!」って 掛け声がかかっていたそうです。 http://www.asahi.com/culture/update/0831/OSK200808310037.html