• 締切済み

入院中に出来た潰瘍。

父が、半年以上入院しています。下半身不随で、1ヶ月ほど前に足の小指のところにジョクソウができ、毎日消毒治療をしていたのですが、先週そのことで家族のみ説明を受けました。  『ジョクソウが潰瘍になっていて、これ以上酷くならないように毎日消毒等行っていくが、一番良いのは小指の部分から切り落とす方法なので、患者の精神状態と傷が安定したら、切り落としたい。』と。 昨年利き腕を切断(感染のため)、精神的に参って少しずつ元気になっていき、ようやく退院のメドがたち始めた矢先の、傷の悪化なので『なぜ、入院していて、毎日ドクターが診ていたのにもかかわらず、ここまで悪くなってしまったのか?』と、考えてしまいます。 もちろん、患者=父の希望が第一なので、切断することになるか分かりません。しかし、このままの状態にするわけにもいかないようで、家族として教えていただきたいことは、 >入院中に潰瘍ができ、治すためには切断となる前に、何故?小さな傷のうちに治療で治すことは出来なかったのか? ということ。酷くなってしまった潰瘍のことを、今更『何故?』と問いただしても仕方がないとは思うのですが、今後の治療でもお世話になる病院と主治医にしつこく質問はし難く『血流が悪いので、どうしても治りが遅く、悪化してしまう。今はこれ以上酷くならないよう、注意して診ていきます。』と言われれば、それ以上聞けず、でも、納得できずにいるので教えてください。 父の体調の専門的なことが分からないと、答えにくいと思いますが、分かる範囲でよろしくお願いします。

みんなの回答

  • KAAZ
  • ベストアンサー率64% (373/581)
回答No.2

重度糖尿病などの疾患をお持ちの方は、お父様のようにあちこち壊疽で切断を余儀なく迫られる場合が多いです。 このような患者様の場合、先生の仰るように、もともと既に血管の壁自体がボロボロになっている事が殆どです。(お粥で作ったおにぎりのように、脆く崩れ易くなってしまっています。) 普通、正常な身体状況であれば、 身体の血管は編み目のように繋がっているので、たとえ一カ所が詰まるとか破れるとか 血管が機能しなくなっても、他から血液が回ってきて、身体の細胞は栄養を受けることが出来ます。 でも、血管自体が既に損傷している・あるいは機能が損なわれていると、その部分やその先の血管がどんどん詰まっていきます。血が通わなくなるのです。 (片麻痺に関しても、脳の血管が同様に傷んでいたために詰まったか、あるいは身体のどこかの血管から剥がれ落ちたものが血流に乗って来て 脳内血管に詰まった事が原因だと推察されます。) 褥瘡に関しては、 いくら高機能のエアマット等を使い体重分散を図ってマメに体位変換をおこなっていても、血管が機能低下していると、細胞には栄養が充分行かないので栄養不良となります。 お父様の場合、血管が長時間圧迫され血流が阻害されて出来る褥瘡ではなくて、血管自体が機能低下していた事により生じた褥瘡な訳です。これはどんなに良い病院でも防ぐことは困難です。 そして、血が足りなくて足先の皮膚の細胞が死んでしまった後、血が充分通っていれば、その部位は修復されます。でも、血が足りない・ほとんど血が通っていない訳です。(だから褥瘡が出来た訳ですし) そうなると、ある程度血流が確保されている部位よりも末梢の細胞は、どんなにクリーンで理想的な環境に置かれていたとしても修復することは不可能です。 褥瘡治療は、ラップ療法&消毒しないほうが良い という傾向が強まっており、これに関しては私も賛同しています。 でも、あちこちに壊疽が発生・進行して来ている患者様の場合は、損傷部位を消毒しなくては、敗血症を引き起こして死亡するリスクが非常に高いです。 ですから先生が取られている方法論は間違っていないと思います。 実験施設のようなところで無菌状態を確保しながら培養液に足を浸しっぱなしにするなど、普通では考えられない環境に身を置かなければ、本件のような状況は回避出来ません。 とても残念だとは思いますが、「木を見て森を見ず」という諺もございます。今以上、体中の血管・肝臓・腎臓などに負担をかけないため、お父様の「生命」を護るために「身体の一部」を諦めなくてはならない場合もありますことをどうぞご理解ください。 一番お辛いのはお父様だと思います。少しでも多く寄り添っていて差し上げてください。お願い致します。

camelife
質問者

お礼

ありがとうございます。どんなに良い環境に、身を置いていても潰瘍やジョクソウが出来てしまうということを詳しく説明していただき、納得できました。父には、これからも続く闘病生活に気を落とさないよう、家族として支えになり、今後も寄り添っていこうと思います。せめて、残された日々に後悔を残さないよう幸せと感じてもらえるように。『命』を守るために『体の一部』をあきらめるということ。何度も考えました。その命が、長くないのであれば体を切ることが、父の為なのか?家族の自己満足なのではないか?分からなくなり、『死』を覚悟し、受け入れなければと頭で分かっていても、心がわがままに『命』にしがみついてしまいます。

  • morito_55
  • ベストアンサー率30% (755/2505)
回答No.1

糖尿病などの病気もお持ちでしょうか。 他の病気も関わってくる事もあるので、現病歴を記載した方が良いのでは。

camelife
質問者

補足

糖尿病ではないですが、透析患者で、長年の透析のため体中の血管がボロボロになっていると説明されました。

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