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名詞の後に置かれる形容詞
英語と日本語では語順がまるっきり違いますが、原則的には形容詞は名詞の前に置かれるという点では共通していますよね。そこで、ロンドンについて説明の一文です。 From the East End, the old docklands and home of the true Londoner, to the West End with its theatres, cinemas, and glittering night-life, not forgetting the cosmopolitan Soho ― originally a French quarter and now packed with restaurants offering every kind of cuisine imaginable(though rarely English), London is a vast, bustling, exciting city so full of life that it is easy to forget that it has been destroyed at least four times. そこで質問です。cuisine imaginableの部分は なぜ 形容詞が名詞の後に置かれているのでしょうか?
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中学・高校で教える英語の盲信の一つに,「形容詞や分詞が一語なら前から修飾,二語以上なら後ろから修飾」というものがあります。(こういう私も,つい数日前,中学3年生に,「これが英語の基本で,ずっとつきまとうから,標語のように覚えなさい」と言ったばかりですが)。 分詞の場合でいうと,完全に形容詞化した意味の場合は前から修飾しますが,まだ動詞的要素が強く残っている場合は後ろから修飾します。二語以上の場合は,分詞となった動詞に目的語なり,修飾語なりが続いているわけですから,動詞的要素が強くなり,後ろになります(もちろん,長いから後ろという意味もあるでしょうが)。しかし,一語の場合は前からの場合も多いですが,後ろからの場合もあります。 imaginable など,-able で終わる形容詞は,imagine + able と動詞的意味合いが含まれているため,一語であっても後ろに置く場合があります。 主語+動詞のように,動詞は主語すなわち,名詞の後にくるものです。この構造が名詞+形容詞という語順に組み込まれていると考えることができると思います。
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- Caper
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こちらがもしかしたら参考になるかもしれません。 http://www.alc.co.jp/eng/grammar/faq/03_01.html#grammar0303 3.3 名詞のうしろにくる場合 ・ -ible、-ableで終わる形容詞が …
お礼
回答ありがとうございます。everyが直接かかっているわけではありませんが、kind of自体、主張性の強い単語でもないし、#2さんの回答と合わせて考えると理屈にあっていますね。
- zak33697
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質問の件ですが 欧米人は”一般的に”、of の直後は名詞を期待するので形容句は後にします。 (そうではないという例はあります) 以下は参考程度にしてください。 日本語の詩で、”A (は)、鮮やかなり” それでは”鮮やかなA”と言えば何が違うのと質問しているのとほぼ同じです。 米映画を見ますか? MI=Mission Impossible は同じ感覚です。"Mission Impossible ..."...は それが何かは映画を見てくださいの暗示です。Impossible Missionだと文字通りそれだけになります。 つまり読み手の想像力を書き立てる表現方法でもあるのです。 英語は、まず目的語、主題である名詞を最初に提示し、後に幾らでもそれが何かを説明補足できる言語なのです。 適当に参考にされてください。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどね、ofも関係していたか。
- taked4700
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>cuisine imaginableの部分は なぜ 形容詞が名詞の後に置かれているのでしょうか? googleで引くと、次のようになります。 "cuisine imaginable" の検索結果のうち 日本語 と 英語のページ 約 10,100 件 "imaginable cuisine " の検索結果のうち 日本語 と 英語のページ 約 416 件 確かに、後置が多いですが、これには幾つか理由があると思います。 一番の理由は、自分が、http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2275657 で書いた次のようなことだと思います。 以下引用開始 基本的に、後置修飾は一種の強調と考えることが出来ます。つまり、文末強調と同おうじ考え方で、既に分かっている情報→新しい情報と言う流れが作られるので、この例では、それだけ不可能なものだと言うことが強調されるわけです。 一般的に、前置修飾と言うのは、既に心の中にそのイメージが互いに出来ているときとか、または、見た目で分かるときに、つまり、視線を動かすことなく、そのものだけを見つめているだけで分かるもものが前置修飾されます。非常に簡単な例では、a book on the desk があります。本だけを見ていても、机は見えませんから、机は後置修飾されるわけです。something white のような例は、不定代名詞と言う点がかぎになります。例えば犬とか猫が走っている絵を、写真でもいいのですが、それを見れば、「走っている犬(猫)」と言えますが、それに、小さい窓が開いた紙をかぶせ、体の一部しか見えないようにすると、「何かが動いている」のように、「何か」と言う不定代名詞を先に出して、その後に形容詞を続けるしかなくなります。色も同じで「何か白いもの」と言う語順が普通です。以上は日本語での説明ですが、意識は英語も同じで、something moving, something white になります。 このような不定代名詞の例も、実際は旧情報→新情報と言う情報の流れになっているとまとめることが出来ます。つまり、つまり、対象が捉えられないとその対象の特徴、つまり、修飾語句が決まらないからです。 つまり、修飾語句自体の問題ではなく、まず最初に対象を捉えられるかどうかの問題があるので、それが修飾語句より先に来ると言うことです。 後置修飾のほかの例としては、a baby boy, dishes displayed (on the shelf) などがあります。a baby boy は、見た目だけでは性別が分からないので、性別が後置されるわけです。dishes displayed のように、位置情報一般は、やはり、その対象そのものを見ていても分からないので、後置されるわけですね。 以上引用終わり 要するに、この場合は、imaginableという語を強調する働きがあると思います。 しかし、他にも、修飾語句が前置から後置になる要素があります。それは、他の修飾語句との関係です。 ご質問の文では、every kind of cuisine imaginable(though rarely English), となっていて、名詞、つまり、cuisine にかかる形容詞句は、every kind of と、imaginable、そして、though rarely English の三個です。every kind of は、前置詞があるので、後置は出来ず、前置しかできません。また、thoughは、imaginable とのコンビで使われているので、この順番も変えることが出来ません。よって、これらの条件を満たす語順は、次の二つになります。 1.every kind of cuisine imaginable(though rarely English), 2.every kind of imaginable(though rarely English) cuisine, 比べれば明らかなように、2はあまりに頭でっかちで、修飾語句が長すぎます。そのため、1が選ばれているのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 私はフランス語の影響も考えました。mission impossibleもそうですが、cuisine imaginableもフランス語とスペルが全く同じなんですよ。私はフランス語の方が馴染んでいるので 形容詞が名詞の後に置かれるのは特別違和感は感じないんですが、あれっ、英語ではあまり見かけない語順だと思い、ちょっと引っかかり質問を出しました。
お礼
回答ありがとうございます。 中学・高校で教える英語は仕方ないんじゃないでしょうかね。あんまり細かく教えても生徒が混同するだろうし。 それにしても学校の英語はパターン化するのが大好きですね。これが最良の方法だと未だに信奉しているんでしょうけど。