- ベストアンサー
歯科治療について教えて下さい
以前、虫歯で神経を抜いた歯が再び痛み出したため、通院しています。 今日までに、神経のあった空洞の掃除(?)を6回行っていて、 なんだか手間取っているなと感じていたら、先生に 「歯根の奥にあるはずの穴が見つからない。穴の処理をせずに このまま消毒しておいても大丈夫なのですが、どうしますか?」 と言われました。 この先、穴が見つかるかどうか分かりませんし、やはり治療を先に 進ませたほうが良いのでしょうか? どなたか専門の方がいましたらアドバイス宜しくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ゆっくりと進む虫歯や神経を温存して冠をかぶせた場合などでは、痛みを生じない程度の刺激が継続的に神経(歯髄)に加えられます。すると歯髄は刺激を遮断する為に、内部から歯質を作ります。これによって歯髄は細くなり、時には見つからないほど細くなったり、樹脂状のもので埋まってしまう事があります。 多くの場合丹念に時間をかけて探せば見つかりますが、幾つかの場合は全く見つからない事もあります。 この様な場合に良く行われるのはイオン導入法による固定です。これは目で見ても(臨床用の拡大鏡でも)見つからないほど細くなった場合には有効ですが、樹脂状の変性を起こしてしまった場合は、ほとんど効果がありません。その場合は念入りに消毒して次に進むしかありません。(中には完全な根治が不可能という事で抜歯する先生も居ます。これは勿論間違いではありません) いずれの方法を採るかは担当医の決める事で、先に進む場合は患者さんの同意を得て…という事になります。 現在疼痛がなく、感染の可能性も低いのであれば、先に進むのも選択肢の一つで良いと思います。なぜなら、根治は回数を重ねるほど感染の機会も多くなるからです。
お礼
念入りに消毒すれば大丈夫なのですね? 幸い、痛みもなく、先生から抜歯の話も言われませんでしたので、 安心して治療を進めてもらえそうです。 アドバイスありがとうございました。