無断で裁判所へ出された私信（メール、手紙等）の扱いは?

質問

いつもお世話になります。
標記でご教示ください。

友人夫婦がまさに離婚の危機で係争中です。
先日友人夫が友人妻のメールを無断でみて、その中身をハードコピーして裁判所に提出されました。
その内容は重大な影響を与える内容であったらしいのですが、聞かれているのは

（１）メールといえども勝手に他人（この際は係争中の相手）のメールを見てもいいのか？（許されるのか?）
（２）それを証拠として勝手に使用しても合法なのか?
（裁判所でも通用するのか？）
（３）なにか対抗することは出来ないか（差し止め等）
（４）今回はメールでしたが仮にこれらが手紙や日記のような文書（記録）であった場合も同じなのでしょうか?

という４点です。
もしすべてが同じ扱いであるならまとめての回答を、もしケースで異なるなら個別にご教示いただきたくお願いします。

回答No.1

utama · ベストアンサー

刑事訴訟の場合は、重大な違法行為により収集された証拠は、裁判の証拠としてはならないという原則がありますが、民事訴訟では、違法に入手された証拠といっても、殆ど問題にされず、証拠になります。

証拠の入手に違法行為があったとしたら、それは、別に、プライバシー侵害や名誉毀損などで損害賠償請求するとか、刑罰に触れる行為であれば、刑事告発するなど、現在の裁判とは別の手段で争うしかありません。現在の裁判が不利になってしまったのを、直接的になんとかするというのは困難です。

（１）民事的には違法（不法行為）でしょう。刑事事件としての立件は困難だと思います。

（２）前述の通り、違法に入手されていても、証拠になります。

（３）すでに提出されたものを差し止めるのは意味がありません。今後、さらに盗み見られることを防ぐために、差し止めも考えられますが、裁判で紙切れの命令をもらうよりも、盗み見られない対策をするほうが現実的です。

対抗手段として、別訴で、プライバシー侵害などを理由に損害賠償請求することは可能です。（ただ、金銭評価はかなり低いものになるでしょう）

（４）物理的な媒体の場合は、持ち出せば、窃盗罪になる可能性はありますが、離婚の危機といえども、一応夫婦ということであれば、犯罪としては立件できないでしょう。民事的には、プライバシー侵害や、名誉毀損による損害賠償請求は同様に可能です。

お礼

お礼が遅くなりました。申し訳ありません。
仰るように「対抗手段」よりも「防護手段」をとるようにアドバイスしておきます。

ありがとうございました。

補足

早速のご回答ありがとうございます。
しつこいようですが今一度お願いします。

簡単に見ることができる状態であったなら、それは見られた方が悪い（仕方がない）と言うことですね。

メールの場合は比較的簡単に見ることができるでしょうが、手紙や日記の場合、わざわざ引っ張り出して（探し出して）みると言うことが行われてもそれも管理が悪かったと言うことになるのでしょうか？

回答No.2

syokora555

携帯のメールに関する法律は今の所ないと
テレビで弁護士さんが言っていました。
ですので、立件は無理かと思われます。
「証拠」ということは、その友人妻が浮気でも
したのでしょうね。自分が悪いのでしょうから
ジタバタしたって仕方ないのにね。

お礼

回答ありがとうございます。

夫婦間のもめ事は「浮気」だけとは限りません。
推測・興味本位で茶化さないでください。
ジタバタもドタバタもしておりませんので念のため。

でも最近このカテでの回答も以前と比して少し質が低下してきているような（独白）