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ダブルウィッシュボーンて乗り心地いいの?
2000ccクラスの車って、多いですよね。 安定性とか乗り心地はいいのですか? 1500、1800ccとかではあまりないですよね。
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以前はあったんですよね、1.3リッターで4輪ダブルウィッシュボーンとか。 ホンダシビック(1987/09~2000/08)は3ドア1.3でもず~っと4輪ダブルウィッシュボーンでしたね。 (http://www.honda.co.jp/factbook/auto/CIVIC/19870909/cv87-018.html)グランドシビック (http://www.honda.co.jp/factbook/auto/CIVIC/19910910/cv91-016.html)スポーツシビック (http://www.honda.co.jp/factbook/auto/CIVIC/19950904/cv95-019.html)ミラクルシビック この頃のホンダ車は、シビックに限らず4輪ダブルウィッシュボーン多かったのですよね~。 乗り心地=全く(ほとんど)変わりません。(なぜなら、乗り心地は、他の要因によるものですね。) 安定性=高速コーナーリング時(強い横G時)にも安定性は確保されますが、それ以外ではあまりメリットは出ません。 ダブルウィッシュボーンのメリット: ・高速のコーナーリングなど、横Gがかかる場合にもサスペンションがスムースに動く。 ・設計上で、横Gがかかる場合車輪をコントロールする構造に出来る。(マルチリンクリアサスペンションなど) ダブルウィッシュボーンの原理です。 ショックアブソーバーは注射器のような構造ですね、この注射器のプランジャーを上下に動かす時に、もし横方向からの何らかの力がかかっていたのでは、スームースに動き難いですよね。 左右独立サスペンションの優等生マックファーソンストラットも、横Gがかかった状態ではもろにストラット(ショックアブソーバー)に横にかかる力がかかってしまうのです。この状態では細かな上下の動き(本来の動き)は邪魔をされてしまうという訳です。 そこで、横Gがかかってもショックアブソーバーに横方向の力が全くかからないように採用されるものがダブルウィッシュボーンサスペンションです。(そもそもダブルウィッシュボーンの方が歴史は古いのですが。) マルチリンクと呼ばれる独立サスペンションは、ダブルウィッシュボーンサスペンションの一種です。ダブルウィッシュボーンにホイールコントロールの機能を加えたものがマルチリンク(独立)です。 (日産のマルチリンクビーム式は、ダブルウィッシュボーンとは全くの別物です。あれは独立式ではありません。トーションビームリアサスに近いものです。) 性能の差ですが、マックファーソンストラットのストラット部分は、横Gがかかっても実際にはそれほど影響を受けないレベルまで進化した技術ですので、高速コーナーであれ急カーブであれ、運転者が不都合を感じることはありません。 もし、何かを期待してダブルウィッシュボーンの車を買っても、何も変わりませんのでがっかりします。 例えばラリー車では、ランサーがリアはマルチリンク(ダブルウィッシュボーン)、インプレッサやセリカは4輪マックファーソンストラットですが、マックファーソンストラットが、何か劣っているということは全くありません。 ラリーの場合、どこかにヒットさせて壊れた場合、直しやすいということも重要ですが、その点でもマックファーソンストラットの方が有利です。 ホイールコントロールの機能を加えたダブルウィッシュボーンベースのマルチリンク独立リアサスペンションは、公道でもある意味良いものです。これは、自動で常に4WSが作動していることと、ある意味同じです。 三菱が以前(1997年頃~)、『三菱車乗用車は全車(ミラージュ・ランサー・ギャラント・マグナ・ダイマンテ)は、4WS。』 と、ダブルウィッシュボーンベースのマルチリンク独立リアサスペンションを紹介した広告を欧米向けに出していましたが、これは事実この通りです。カーブで横Gがかかると車がロールしますので、リアサスがヨー方向(トー角度)にホイールをコントロールして、まるで4WSの様に動くのです。 これと同じものは現行の三菱ランサー全車に付いています。(独立リアマルチリンクサスペンション) (http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lancer/spec/spe_01.html) 価格も全車お求め安く、1500ccCVT1257900円から、最高級車1827000円(純正ナビ付き)、ターボで2045400円、ですね。 (http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lancer/lineup/index.html) 現在、ホンダでもシビックのフロントはマックファーソンですね(リアはダブルウィッシュボーン)。アコードは4輪ダブルウィッシュボーンになります。 マックファーソンはスペースを取らずに高性能なため、スペースの関係でサスペンションはコンパクトにまとめたい場合、マックファーソンは有利になるのでしょう。 性能差は、公道を走る市販車には、フロントにまでダブルウィッシュボーンを入れて横G入力時の動きを考慮するほどの、マックファーソンとダブルウィッシュボーンとの差は、あまりないということでしょう。 .
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- anonymous1
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結論から言えば、安定性や乗り心地にはほとんど関係ありません。 旋回時の性能のためのものです。 但し、ダブルウィッシュボーンにしたことで、アライメントの設定を安定側に変えることができますから、若干安定性はよくできます。 ダブルウィッシュボーンと言うのは、タイヤの回転軸(キングピン)の上下を回転自在なアームで車体につなぐ、と言う形式です。 一般のストラット式では、通常下側だけのアームです。 この場合、前後方向から見たアームの回転運動で、タイヤが回転しますから、タイヤの接地角度(キャンバー)が、サスペンションの伸縮で変化します。 伸び側で逆ハの字、縮み側でハの字になります。 タイヤと言うのは、接地面に均一に力がかかっていることが望ましいので、極端なハの字、逆ハの字になると、コーナリング性能が十分発揮できません。 ダブルウィッシュボーンは、これを上下二本のアームで押さえることで、矯正することが目的です。 尚、マルチリンクと言うのは、ダブルウィッシュボーンに更にリンクを追加したもので、サスペンションの伸縮によるタイヤのアライメント変化を積極的にコントロールしよう、と言う目的のものです。 タイヤは、常に路面と平行であればいい、というものでもないので、このような形式が発明されました。
- kaz1595
- ベストアンサー率36% (35/96)
カーブなどでの走行安定性という面ではやはりメリットあります。ですからレーシングカーはほとんどがダブルウィッシュボーンですよね。サスペンションがストロークしたときのジオメトリ設定の自由度が大きいのが利点です。 ですが、乗り心地の面では必ずしも優れているわけではありません。ダブルウィッシュボーンのデメリットのひとつに市販車の場合のレイアウトの難しさがあると思います。 まず市販車の場合はパッケージング上の要求項目が非常に多い(エンジンルーム、キャビンスペース、トランクスペースを確保しなければならない)ため、サスペンションのアーム長を長く取ることが難しくなります。そうするとサスペンションがストロークしたときのアライメント変化が大きくなって、外乱の影響をタイヤが受けやすくなります。これが逆に直進時の安定性に悪影響を及ぼすことがあります。 もうひとつ、ダンパーの性能を引き出すのが難しいこともあります。基本的にストラットの場合はタイヤのストローク量とダンパーのストローク量が等しくなるのに対して、ダブルウィッシュボーンの場合はダンパーのストローク量が少なくなりがちなので、性能的により厳しいところで使わなければならなくなります。市販車の場合はさらに、レーシングカーのように剛結でなく間にブッシュをかまさなければならないので、余計ダンパーのストロークが規制されます。したがってタイヤはストロークしているのにダンパーの減衰力が発生しない状態になり、これが何かすっきりしない頼りない乗り心地の一因になったりします。 まあ、実際はコスト、スペース効率、入力の大きさ等を考慮した結果どの形式のサスペンションを採用するか決定されているということでしょう。
- kan3
- ベストアンサー率13% (480/3514)
普通に乗る用途なら、サスの形式にとらわれるのは全くナンセンスですよ。
- turukame2005
- ベストアンサー率24% (173/720)
Wウイッシュボーンもマルチリンクも同じですが、コーナリング中にロールして、サスがたわんだ時に、タイヤと路面との接地状態が変化しないことです。 そのため、グリップ力があまり変化せず、より高速で曲がることができます。 ストラッドは、接地角がかわってしまいます。 欠点は部品点数が多くなることで、ストラッドより重く、組み立てにも手間がかかります。 小排気量車に少ないのは、コスト高だからです。 乗り心地の良し悪しは、バネやダンパーの硬さや性能に依存することで、Wウイッシュボーンとは関係ありません。 一時期、ストラッドが著しく進歩して、Wウイッシュボーンは時代遅れなメカニズムと思われたことがありましたが、ベンツがマルチリンクと名前を変えて大々的に売り出したこと(多少はWウイッシュボーンより進歩しています)、国内でもホンダが成功したことで、流れはマルチリンクになっています。 私の少ない経験から言えば、実際にマルチリンクはストラッドより相当に高性能です。
- sayapama
- ベストアンサー率37% (3925/10438)
こんにちは。 やはり安定性と操作性は、とても良いですよ。 元々はレース車両に使用されていた技術ですので、コストが掛かりますので、車両価格を安く設定しなければならない、小排気量車には設置されにくい足回りの技術です。 機会があれば一度乗ってみてください。 特に段差などを越えた際の、車の落ち着き方が違いますよ。
お礼
やはりそうなんですね。安定性のよい車憧れますね。 カタログとか見ていると、前輪だけ使用していたりしますけど、全輪に使用している車でお勧めありますか?できれば新車価格200万円くらいまでであれば。