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解雇後の調停について
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調停の申立は、呼出された方の管轄の裁判所にされることと思いますが、その参加は任意のものであり、但し調停が調うと、それは確か判決と同様の法的効果をもつものになるものと記憶しています。 何か会社側にも問題があったのか、何らかの見解の相違があったのか、その相手方が異常なのかわかりませんが、相手が納得していない結果の表れとして出てきたものでしょう。初めて調停の召喚を受けたとき、私もどうしようかと弁護士に相談したところ、「まったく貴方の判断です。自由に決めればいいと思います」という回答を受け、その際には調停に参加して、「相手方の主張は全く受け入れない」として不調となりました。その後しばらくして相手方は訴訟に切り替えて攻撃をしかけてきたので当然応訴しました。 ご質問の件では、その先に相手方が不当解雇を理由に何らかの提訴することも考えられ(調停の印紙が訴訟に転用できる模様)、その際は相手の主張を全面的に認めるつもりな場合以外応訴しなければなりませんが、調停と訴訟とは別のものなので、私が相談した弁護士の回答と同様、自由に決めればよいと思います。放置した場合のリスクとして考えられるのは、相手が感情的になったり、訴訟の段階で調停も無視した、などとすることが想定されますので、私の場合のように調停に参加して全く相手の主張を無視してもよし、その後の訴訟等が面倒であると考えればそれとの兼ね合いによって何らかの妥協点で解決とするもよし、といったところです。 会社をしていると、色々な考え方の相手方が色々な方法によって、何かの主張をしてくることは少なくなく、それが必ずしも尋常なものではなく、おのれ!と思うことも多々あります。しかし、そのような機会もマイナスに考えることなく、次回そのようにならないためにはどうしたら良いか、というような糧にすることが大切だと思います。そういう意味では、今回の出来事は、会社レベルの話としては損害の大きなものとは考え難いものの、貴方が以上のような意見をお父様に伝えるなり、厳しい環境の下懸命に経営を続ける経営者の精神的苦痛を和らげてあげる必要があるかも知れず、あるいは客観的にみて経営上の問題点がある場合はそれを改善すべく極力手助けする必要があるかも知れません。 いずれにしても、あまり思い悩まずに、仕事の一環として事務的に処理するように扱ってみてはいかがでしょう。
お礼
legalmindcojp様、詳しいご回答ありがとうございました。 「調停」は判決と同様の法的効力を持つとのことですので、 参加しようと思います。勿論、相手の言い分を認めることはないですが。 ・・・やはり弁護士さんへ相談へ行った方がいいのでしょうね(溜息)。 このことで、毎日、精神的にもかなり参っていたのですが、 legalmindcojp様の文章から思いやりが伝わってきて、慰められた思いです。 本当にありがとうございました。
補足
先日、「調停を取り下げる」と連絡がありました。 legalmindcojpさん、本当にありがとうございました。