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『 タイタニック号 』 の無線機はどのようなものですか

映画の『 タイタニック 』を観ると、無線通信室が船にありましたけれど、 『 タイタニック号 』や、他の船で使われていた無線機はどのようなものなのでしょうか。 真空管を使って、検波、増幅、発振をするものでしょうか。 それとも、真空管とは違う素子を使った無線機でしょうか。 どういう素子で、検波や発振をするものでしょうか。 どういう周波数で通信をしていたのでしょうか。 自分は、子どものころにラジオの組立てキットを作ったことがあるくらいで、無線にあまり詳しくはありません。 分かりやすくご説明していただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • AC120V
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回答No.2

マルコーニ社製「火花送信機」とコヒーラ(検波器)を使った受信機です。

gabbin
質問者

お礼

非常にすばやく御返事いただき、大変ありがとうございます。 「火花送信機」というものはよく知らないのですが、送信の間中火花を放電し続けるのでしょうか。

その他の回答 (4)

  • myeyesonly
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回答No.5

お呼びでしょうか。 先ほどは間違え解答で失礼しました。m(__)m オートダインはスーパーヘテロダインのご先祖様みたいな物です。 スーパーヘテロダインは近接周波数の分離(混信防止)のために、オートダインを改良したものです。 オートダインの発振周波数を大きくずらして中間周波数を取り出し、中間周波数で何段も同調回路を通す事で近接周波数を分離します。 従って、スーパーヘテロダインは、多段同調・高周波増幅回路であって、検波回路ではありません。 オートダインは検波回路で、普通のAM受信では発振周波数を受信周波数と同一にとります。 すると、周波数の和信号と差信号が出ますが、ローパスフィルタで低い方だけ取り出すと、音声が出てきます。 CW(電信)では周波数をちょっとだけずらしてビート音を取り出します。 現在でもSSB信号などの検波に使われる事があります。 二つの信号をミックスして違う信号にするという点は同じですが、その用途を変えて発展させたもの、といえます。

gabbin
質問者

お礼

重ね重ね御回答ありがとうございます。 スーパーヘテロダインが考案されたいきさつが初めてわかりました。 さきほどの、参照URLとあわせて、無線の歴史について、大変勉強になりました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.4

前の方の回答を見て、おかしいな?と思い、ちょっと調べなおしました。 結果、私の記憶が間違ってました。 オートダイン方式はタイタニック事故の教訓をもとに整備された方式であり、タイタニック自体は、まだコヒーラ検波器でした。 よって、No2 さんが正解となります。m(__)m

gabbin
質問者

お礼

#3の御回答とあわせて、御回答ありがとうございます。 「オートダイン検波」というのは知らなかったので勉強になりました。有名な「スーパーヘテロダイン回路」というのも、これに関連した技術なのでしょうか?

  • myeyesonly
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回答No.3

こんにちは。 タイタニックが積んでいた電信機はマルコーニという人が設立した会社の電信機でマルコーニ式と言われます。 これ自体の試料は見つかりませんでしたが、日本でタイタニックの頃、これをコピーした物の文献がありました。 http://ssro.ee.uec.ac.jp/lab_tomi/uec/uec-80/uec-60/zenpen/0-3-3.htm これによれば、タイタニックで用いていた送信機はスパークギャップをコイルで放電させる火花放電方式で、受信回路に増幅用の真空管を使用していたようです。 なお、受信回路の方は、当初のコヒーラ検波器は真空管の登場と共に、すぐに淘汰されて、タイタニックでは、オートダイン検波方式で、6C6とか、6D6など、オールドファンに懐かしい名前の真空管が出てくるようです。 http://ssro.ee.uec.ac.jp/lab_tomi/uec/museum/collection/original/kaiteiban.html #オートダイン検波は、信号周波数と近い周波数を発振させて信号と混合し、信号がある時はその差の周波数が出るので、これが音声周波数になるようにして、モールス信号を再生する方法です・・・確かそうだと思いました。(笑) http://www.cleandenpa.net/museum/gaku/cont/vol3/vol3_2.htm http://homepage3.nifty.com/elestamp/teleHistBook.htm

gabbin
質問者

お礼

御回答いただきありがとうございます。 とても詳しいご説明に感謝いたします。 参照URLはとても勉強になりました。 日本人も、無線技術の開発にとても貢献しているのですね。

  • B-rapid
  • ベストアンサー率33% (368/1098)
回答No.1

メカニックのことは知りませんけど、通信方法はモールス信号でした。 余談ですけど、遭難信号である「SOS」を世界で最初に発信したのがこのタイタニック号でして、それまでは「CQD」が使われていました。 因みに現在では、モールス信号による通信はアマチュア無線を除いて廃止されています。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/SOS
gabbin
質問者

お礼

とてもすばやく御返事をいただき、大変ありがとうございます。 モールス信号が廃止されているとは知りませんでした。 アマチュア無線家以外は、モールス信号は誰も知らないということでしょうか?

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