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原戸籍について
相続問題等の際に「原戸籍(ハラコセキ)」という戸籍名がよく登場します。 そのハラコセキにつきまして、二つ質問させていただきます。 1、戸籍謄本や戸籍抄本との違いは何でしょうか。 2、広辞苑を引いてもハラコセキという単語がありませんが、通称とかなのでしょうか。であれば正式な名称はなんというのでしょうか。ちなみに改正原戸籍という単語も載っていませんでした。
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まず、「はらこせき」ではなく正しくは「げんこせき」です。。。。 より正確に言うと、「改製原戸籍」といいます。 ただ改製原戸籍(かいせいげんこせき)と言わずに単に原戸籍(げんこせき)という場合には、「現戸籍」(げんこせき)と区別がつかないので原戸籍「はらこせき」と言うことがあります。 科学と化学のつかいわけで、化学(ばけがく)というのと同じですね。 さて、本題の改製原戸籍とはなんぞやという話ですが、平たく言うと、戸籍の制度が大きく変わった場合に、戸籍の形式や記載内容が大きく変わったりします。このときに、従来の戸籍のままというわけには行かないので、「改製」という作業により戸籍を作り直します。 改製原戸籍とは、この改製が行われる前の戸籍を指します。 まあ、除籍となった戸籍の一つに過ぎないのですが、通常は戸籍は転籍したとか戸籍に誰もいなくなったなどの理由で除籍になりますけど、この場合には単に除籍簿といい、制度改正により除籍となった戸籍のことを改製原戸籍というわけです。
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相続等でいう原戸籍は下記HPの昭和32年以前のものを指します。つまり出生(生まれてから)してから亡くなるまでを通して その人に相続人(子)がいないかを確認するために必要なのです。
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回答ありがとうございました。
- hiro0164
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謄本 →原本の全部を複写し、それが原本と相違しないことを権限のある公務員が証明(認証)しているもの 抄本 →謄本が全部なのに対して、抄本は必要な部分のみを抜粋して、証明(認証)している。。 「原戸籍」または「改製原戸籍」が正式名称と思います。 「改正」でなく「改製」です。
お礼
改製なのですね。素早い回答及びご指摘ありがとうございました。
お礼
以前ゲンコセキと呼んでいたらハラコセキだと訂正されたのでそのまま覚えておりました。バケガクの例えがとても良かったです。 改製原戸籍という単語は法律用語で特殊なため、広辞苑には載っていないのでしょうかね。 ご回答ありがとうございました。