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最近の豪華な軽自動車について
私は最近の軽自動車がとても奇妙な乗り物に見えます。スゴイですよね、装備品が。考えられる全ての物があるように思えます。パワステ、パワーウインドウ、エアコン、集中ドアロック、CDデッキ、ABS、エアバッグ、私が理解できるのはこの辺までです。 でも実際はオートエアコン、リモコンドアロック(さらに進化したものも)、HIDヘッドライト、カーナビ、アルミホイール、ロープロタイヤ、パワードア、レザーシート、パワーシート、そしてターボなどの過給機。 高級車でも敵わないような装備が平然と・・・ そのため価格も自然に吊り上るし、重いので燃費も悪くなる。 軽自動車の本来の意義を完全に無視していると思います。税金、通行料が特別に優遇されているのは軽自動車を日常の足とする低所得者のためだったと思うのですが・・・ 規制の枠内なら何でもありの姿勢のメーカーサイドも理解できませんし高額な軽自動車に乗って節約する意味もわかりません。ドレスアップなんかは論外です。 みなさんは軽自動車の枠ってこれから先も必要だと思いますか?
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確かに最近の軽自動車は軽規格が制定された時代から考えたら とても信じられないくらいに排気量も車体寸法も装備も肥大化していますね。 実際、軽の最上級車種などは車両価格が下手な1.5Lクラスよりも高価なモデルもあるようですし。 でも、これはユーザーがそう言う過剰装備の車を求めるからメーカーも 販売するのですよ。 先の回答者の方の言うように一点豪華主義の人もいますし、経済的理由で軽しか買えない人もいると思います。 これは軽に限った事だけでは無く、普通車でも同じことが言えますね。 私のように、中古車を乗り継ぐしかない人もいれば、セルシオやベンツの新車を毎年のように買い換える人もいます。 ですから、軽に限らず車の豪華装備化は市場の要求にメーカーが答えているだけのことです。 軽を作っている会社と言えども営利追求団体ですから、市場からの要望には答えないと会社存続の危機に陥りますから。 一方軽の規格に関してですが、軽自動車の排気量が660ccに上げられたあと、ボディサイズが2回変更されています。 両方とも安全性のためだったのですが、その際にメーカーと運輸省(当時)が規格変更の審議をしている際、 メーカー側からはボディサイズが大きくなるのなら、同時に排気量も上げて欲しいと要望があったそうです。 (メーカー側は800cc位まで上げて欲しいと要望したそうです) ですが、800ccまで上げてしまうと、1000ccクラスの小型車と大差がなくなってしまうので、軽の規格そのものを廃止せざるを得ないと回答があったそうです。 そのため軽メーカー各社は慌てて排気量アップの要望を取り下げたと言ういきさつがあると聞いたことがあります。 私の私見としては、質問者さんと同じように、軽自動車規格は現在ではかなりいびつな規格だと思っています。 軽自動車もここまで大きくなり、エンジンの性能、装備の充実さなどを考えたら、そろそろ軽自動車規格そのものも廃止をも考えに入れた上での 再考証を考えた方がいいのではないかと思っています。 それか原点に返って、スマートやスズキのTWINのような使用目的を限定したような車だけを軽として認めると言う風な規格に改めた方が良いのではないでしょうか? こういう車に限定するのは簡単なことだと思いますよ。 軽自動車規格に車両総重量の規格を設ければ、今のような過剰豪華装備で1t近いような軽自動車は軽として認められなくなりますから。
お礼
確かに800ccではイメージとして「軽自動車」とは思えないですね。そんないきさつがあったとは知りませんでした。 車両総重量の規格ですか・・・もしそれが実現すれば燃費の悪い過剰装備の仕様は一掃されますね。 とても参考になりました。ありがとうございました。