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ヒスパニック系の不法滞在について
私はこの夏、メキシコとアメリカの関係をテーマに研究します。そこで皆様にお聞きしたい事があります。 今アメリカが直面するヒスパニック系不滅不法滞在者の問題について、皆様はどのようなお考えをお持ちでしょうか?様々な視点から考察したいので質問しました。 ご協力お願いします。 なおできるだけ政治的な視点を持っていただければ幸いです。
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昔から、USAへ向け、ヒスパニック系は、自国での貧困生活を捨て、死ぬ覚悟でやって来ています。現在進行形です。これが、いわゆる1世ですね。 当然、不法入国した者達にまともな社会保障番号などもらえませんから、低賃金で、何の保証もない状態でコキ使われるわけです(それなりの仕事がある昔は、それでも我慢していたようですが)。現在でも、しっかりと低コストな労働力として利用されているわけです。しかし、アメリカ政府は、事あるごとに、特別な法律を作っては、こうした不法移民たちに永住権を与えてきました。まぁ、日本でいう、恩赦みたいなものです。 しかし、こうしたことを繰り返した結果、現時点で合法的滞在者となった身内を目指して、どんどん不法入国が増大し、彼らがまともな仕事につかずに、犯罪集団となってしまうものが多いために、アメリカ政府が、今回のようなことを打ち出したわけです。これだけ犯罪が多くなっては、まず、理由を付けられるところから潰すしかないわけです。 もともと、アメリカは白人が原住民を虐殺することから始まった国で、白人の価値観による社会秩序なるものを作り上げた国です。 しかし、ヒスパニックの連中は傾向として、短期的に金品を求めるために簡単に犯罪を犯します。そこが、アジア系移民と根本的に異なっていたのでした。 今までの不法移民ですと、数年我慢したら永住権が恩赦的に付与され、そのうち子供でも生まれたら市民権を取って、アメリカと祖国を自由に行き来出来るようになるという目論見が外れてしまったのでした。考えていた事が出来なくなるに等しい法律なわけですから、大反対するのも無理はありません。 自分達の不法滞在は棚に上げ、権利だけを主張しても、無理があるでしょう。自分達の祖国で、義務を果たしながら、一生懸命権利を主張して欲しいものです。 結局、恩赦的対応を繰り返した挙句、二進も三進もいかなくなった、ということでしょう。今までのアメリカ政府の対応が甘かったということですね。 ただ、アメリカも、建国の歴史が移民から始まってますから、さすがに、大統領の被選挙権は3世まで不可能だそうです。守るべき砦は、まだ残っているところが、アメリカのすごいところです。 なお、あのデモを見て、中米人やメキシコ人のごくまともな連中は、 “自分達の不法滞在を棚にあげて、同じ国民として恥ずかしい。” と言っていた者もいました。 まぁ、まともだから違法な国境越えをする必要がなく、堂々と入国出来るんですがね。 まぁ、アメリカでよく言われる、 “義務を果たさない者にに、権利はない” ということが良く現れている件でした。 メキシコ国境でのせめぎ合いは、すごいみたいですよ。
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- buchi-dog
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1. ヒスパニック一世は、低賃金・単純労働の提供者としてアメリカ社会に「必要」な存在になっているように思います。 2. ヒスパニック二世以降は、比較的スムーズにアメリカ社会に溶け込み、教育を受けた「健全な市民」に成長する確率が高いように思います。少なくとも、黒人青少年よりはアメリカ社会にとって好ましい人材になる率が高いのではないでしょうか。日本の在日コリアンのような、日本社会との異質性を捨てずに権利だけを主張する、という「好ましからざる社会集団」ではないと考えます。 3. アメリカ社会の「成長性」と「国際競争力」を維持する上で、ヒスパニックはポジティブな影響を与えているように思います。
- omi3
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昔、コロンブス以来の白人に蹂躙された民が、 少しづつでも、その勢力を広げているのです。 決して、悪い現象ではありません。 白人にとっては、困った問題でしょうが。