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酸化水酸化鉄の磁性
先日、実験で酸化水酸化鉄を調整し、これとマグネタイトの磁石との反応性の違いを観察しました。 実験の結果、酸化水酸化鉄は弱く、マグネタイトは強く磁石に引き付けられました。 この反応性の違いが出る原因が良く分かりません。 マグネタイトが強磁性を持つため、磁石に強く引き付けられることは分かるのですが、 酸化水酸化鉄の磁性が分かりません。 私が調べた文献によると、酸化水酸化鉄は磁石に引きつかないとあり、 実験結果と矛盾してしまうので、余計に分からなくなってしまいます。 原因が分かる方、または詳しく解説しているサイトをご存知の方、回答お願いします。
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- c80s3xxx
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回答No.1
> 実験で酸化水酸化鉄を調整し オキシ水酸化鉄 FeO(OH) ですか? 作り方によって,いくつか違う結晶系のものができるんですが. よく知られているα型,β型,γ型のものはたしかすべて反強磁性です. δ型だけは強磁性だったはず. > 実験の結果、酸化水酸化鉄は弱く、 磁化率を測ったのでしょうか.あるいは単純に磁石に付くかどうかを観察しただけ? いずれにしても,δ以外の FeO(OH) が正の磁化率を示すとすれば,それはふつうに考えれば何らかの理由により Fe2+ が部分的にできたことにより,わずかにマグネタイト的な構造をもつ部分ができたと考えた方がいいように思いますが. > マグネタイトが強磁性を持つため マグネタイトの磁性は「フェリ磁性」です.強磁性とは違います.