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行政書士の実際はどうなの?
いまごろになってカバチタレ(漫画)にはまっています。 そのなかで、行政書士は数少ない弁護士の代わりになって安価で民事的な 問題も解決してくれる頼もしい存在です。 しかし、本やWEBなどで行政書士の業務については調べたのですが、単なる代書屋て意見が多かったです。 どこも事務所のWEBはお金かかってなさそうだし、 「コンピュータ支援」とか書いてあって、やっぱり本業だけでは 食っていけない商売と思っています。 が、実際のところカバチタレのように損害賠償に介入したり、 弁護士がやるような業務に介入したりすることはあるのでしょうか? あと活躍されてる事務所とかあったら教えてください(困ってないが、 ただ知りたいだけ^^;)。 この業界に精通してる方、ご存知の方よろしくお願いします。 (あげ足をとらない方、親切な方のみ)
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行政書士といっしょにやっている司法書士です。 実際にあの漫画みたいなふいんきでやっている行政書士事務所というのは、弁護士事務所の事務員出身の行政書士、というのが実際のところでしょう。 実務経験もあったうえで、れっきとした国家資格もとっているのだから、胡散臭いみたいな言い方をするのは、誹謗中傷以外の何物でもないと思いますが、行政書士に対しては、ほかの士業に比べると、社会的信用が低いというのは現実です。 しかし、そのほとんどは、弁護士や、司法書士から発せられているものです。基本的には、「先生」方の生臭い縄張り争いが背景にあるんですよね。 ひとつには、ほかの専門職に比べると、行政書士全体の専門家としてのレベルが低いというのは現実あると思います。 どうしてそうなるかというと、不動産屋、土地家屋調査士、司法書士などが兼業しているというのが、数的には大多数をしめており、そういう人たちは、はなっから限られた業務(農地転用許可申請など)しかする気がないのです。 つまり、こなせる業務の範囲がひじょうに狭い行政書士がひじょうに多い。 あるいは、専業行政書士も、国籍関係専門とか、風俗営業許可専門とか、交通事故業務専門とか、それぞれの専門に特化しがちな傾向がある。 このことは、全体のレベルの向上を妨げてしまうのです。 なぜかというと、行政書士間相互で業務についての情報の交換というのが、活発に行えないからです。同じ仕事をやっていないから、同業者同士で、相互に高めあっていくということができない。 資格試験のレベルなんかじゃないんですよね、専門家のレベルにかかわってくる事情というものは。 「カバチタレ」ではそういうくだりは今のところないかと思いますが、あの所長さんは、弁護士事務所で仕事をおぼえているんだと思いますが?たしか、原作者の行政書士も、そういうプロフィールのはずです。 そして、そういう事務所は、現実、それなりにあるはずだし、弁護士一般が、受託拒否するような仕事を良心的に受託しているはずですけども?
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- gamogamo
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カバチタレについては知りませんが、弁護士の代わりとなるような身近な法律相談は「司法書士」の役目でしょう。 行政書士はやはり「代書屋」的イメージが付きまといます。 公務員として行政事務を20年以上担当した人などは、無試験で登録する資格が得られますから…。
お礼
早速の返信ありがとうございます。 司法書士もそういうことができるなんて知りませんでした。ただ私には難しそう・・・ またよろしくおねがいします。
- sen-sen
- ベストアンサー率31% (66/211)
shoyosiさんのコメントと同じ趣旨のコメントをさせていただきます。 分野を特化したものでは、次のような事務所もあります。
お礼
返信ありがとうございます。 行政書士事務所は業務を特化させてしまうのですね。ちょっともったいないような。URL参考になりました。 またよろしくお願いします。
- shoyosi
- ベストアンサー率46% (1678/3631)
自動車ディーラー・中古車店などの顧客をもった自動車登録を中心にしたり、外国人登録などの出入国に特化すれば、かなり収入がいいところもあります。現に自動車登録が中心の神戸のM事務所などは100名もの事務員が働いています。 M事務所 http://www.morimotozimu.co.jp/cgi-bin/mori_top.cgi
お礼
すごい行政書士もいるもんですね。 ただそういうことでしか稼げない行政書士も悲しいものです。 事務員たちは日々、自動車登録の書類に追われてるのが目にうかびました(;_;)。 またよろしくお願いします。
- akarilove
- ベストアンサー率31% (37/117)
商売になるかならないか?つまり食っていけるかについてだけ回答させていただきますが、はっきりいって苦しいです。多分これから独立して開業しても食べていけないでしょう。時々、雑誌かなんかで、独立性の資格みたいなこと書いてますが、相当苦しいです。 カバチタレはあまりよく知らないのですが(パラっとしか読んだことないです)行政書士が、実際の事件に介入することはあまりないと思います。弁護士のようなことをやると非弁行為(弁護士法72条)でつかまります。刑事罰を課せられます。 ただ、田舎のいわゆる弁護士過疎地域では、司法書士や行政書士が弁護士の代わりみたいなことをやるみたいです。それは便宜上してるのでしょう。本当は好ましいことではありませんね。
お礼
回答ありがとうございます。 ああいうことをやると法律に違反になってしまうんですね。 なら、弁護士をたっくさん増やすか、ほかの士の業務も拡張させて欲しいものです。 ではまたよろしくお願いします。
- legalmindcorp
- ベストアンサー率36% (76/208)
例えれば、行政書士は包丁一本の如き料理人のようなものだと思います。つまり、花形他業士と比較しても、マーケティング(という言葉が適当かどうかは別として)の段階からも含め、実力そのものの世界といえます。 今年後半からは、行政書士法が改正され、「代理人としての」文書の作成が可能となり、争いのない民事事案についての職域が広がることが予測されますので、今後、資格そのものよりも力のある方は、こんな時期でもあり、大活躍されるのではないかと期待しています。
お礼
行政書士法がそのように改正されるなんてなんかうれしいです。 どんどん法律家の法律をいい方向に変えて欲しいものです。 回答ありがとうございました。
お礼
明確な回答ありがとうございます。 行政書士にはそんな問題点があったんですね。業務を狭めているのはもったいないと思いました。ただ弁護士でもさじ投げるあんけんを扱うのも大変でしょうけど。 といっても自分ならあんな事務所があったらな~(弁護士は高い)、と思うし、 もしあんなことが行政書士にできるならああいうふうになってみたい、と思いました。 では、またなにかありましたらよろしくお願いします。