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★外人に日本語の説明。(有難うございますVS有難うございました)
友達の中、日本語を勉強中のアメリカ人がいますけど、英語でThank youの言葉が、日本語では「ありがとうございます。」、たまには「ありがとうございました(文法的には過去形)」になるのが理解できないそうです。 (何故「ございました」になるのか、いつ「ありがとうございました」を使うのか・・など)。 やっぱこれは文化的な問題じゃないかと思うんですけど、できれば日本人として説明したいんです。どうやって説明すれば良いでしょうかね・・・ 日本語でもOKです。ご意見お待ちします。
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質問者が選んだベストアンサー
普通に考えれば、相手にしてもらった行為の直後に言うお礼は「ありがとうございます」。過去にしてもらった行為に対するお礼が「ありがとうございました」だと思います。 ただこの「過去」と説明すると、外人には基準が曖昧と受け取られるかもしれません。5分前なら? 一時間前なら? と悩まれても困ります。英語の「過去形」とも違う感覚ですね。 日本人の感覚には合致しているとは言えませんが、 「お礼を言う対象の(相手の)行為があってから、現時点の間に、別の行動(会話、食事etc)をはさんだら『さっきはありがとうございました』になる」というのが、外人向けには理解しやすいのではないでしょうか。
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- he-goshite-
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ことばは「的」ではなく,文化そのものだと思います。そのアメリカ人が本気で日本語を勉強中で,しかも質問者さんあなたが本気で(日本人として)説明したいのなら,日本語を,英語の文法によってではなく,日本語の文法に従って正しく理解している必要があります。 その場かぎりのお手軽な説明でよければ, 昔わたしが外人(シンガポール人でしたが)に下のように説明したら(いろいろ理屈をこねずに)分かってくれました。(多くの方の回答と同趣旨ですが) ご参考までに…… ありがとうございます≒Thank you for you do it. ありがとうございました≒Thank you for you did it.
お礼
やっぱりそうですね。 文化的な問題はちょっと難しいですね・・ でも ありがとうございます≒Thank you for you do it. ありがとうございました≒Thank you for you did it. ←これは非常に参考になりますよ~ ご返答ありがとうございました。m(__)m つまらない質問でしたが 皆さんどうもありがとうございました!、 Thank you VERY MUCH for Great advices でしょうかね。。。(^^
- mannequinkatze
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英語の仮定法過去と日本語の助動詞「た」とはまったく異なります。心が同じなんて、いったい何のことだか。正反対と見るほかないのに。 前者は事実(事実とはすなわち現在のことです。いま、現在、ここ、で展開している物事のことです)に反することを述べるために過去形(過去とは現在とは無関係、もはや己との接触が無く、したがって操作も交渉も不能、よって確からしさの落ちる代物です)を引っぱり出すのであり、後者はまぎれもない事実と認定するために「た」が出てくるのです。 「ありがとうございました」は「ありがたい」と思う事象およびそれに対する判断の確からしさが非常に高いことを表しているのです。もはや動きようがない、変化しないだろう、ひっくりかえりそうもない、そう思うときに「た」が出てくる。 「ありがとうございます」と言っているときは、ものごとがまだ流動性を残しているのです。決着がついていないのです。 逆に言えば「ありがとうございました」は決着をつける言葉なのです。これで会話を打ちきるよ、って宣言にもなるでしょ? ものごとがすべて決着した、確定した、不動となった、という認識を表示するから、もう話すことはないってことになりましょう? もちろん、決着した事実を前提として、そこから話が始まることもあるよ。考え方次第なの。確実さの評価を表してるの。主観的なものなの。 だからね、「た」は過去の助動詞じゃないの。ぜんぜん違うの。過去を《たまたま》とまでは言わないしても《結果的に》表すこともあるだけくらいのもんで。本質的には「完了」と「継続」で、この相反する二つを統合するなら「確述」なの。でもこの言葉はなぜか全然受け入れられていないの。 あとは文法書を見てください。とりあえず、「た」が問題とされるときに「過去形」なんて言葉を(便宜的にとか比喩的にとかいうんではなくて真っ向から)使う人の言うことは真面目に聞く必要はありません。 「ありがとうございました」は"I thanked you"じゃない、って当たり前でしょ? そりゃ過去形じゃないからですよ。そんなこと言ってないじゃない。そんなことがわからないのかねえ。 助動詞「た」は過去を表すんじゃないの。そういうこともあるだけなの。で、「ありがとうございました」は過去を表していないの。なんでこんな当たり前のことを縷々言わねばならんのだろう。
- luune21
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逆に、次の二つの文章の違いをお尋ねになってはいかがでしょうか? Can you close the door? Could you close the door? 心は同じだと思います。 心の遠距離感は、丁寧さを増すことが多いようです。ドイツ語、フランス語などにもこのような例があると聞いています。 ちなみに、日本語の助動詞「た」の心は、以下の全部がひっくるめられたものです。 過去: きのう雨が降った 完了: やっと終わった、その映画は見た 存続: 錆びたナイフ、ずっと歩き続けた 確認: そこは雪国であった 命令: さあ、行った行った 詠嘆: 勝った、勝った、また勝った
お礼
ご返答ありがとうございます。 非常に参考になりました。 明日でも説明するつもりです!
- ken_dosanko
- ベストアンサー率30% (257/838)
#9です。 #10の方のコメントで思い出しました。このコメントも一面では正しいです。 日本語には実質、時制がありません。複数形もありません。外人の方には理解しがたいかもしれませんが、複数形がないのは韓国語も中国語も同じです。 「ありがとうございます」も「ありがとうございました」も同じ意味で、話し手が自由に使い分ければいいと思いますよ。過去形を使うと、言い方が引き締まるだけの話です。 そうゆう意味で、時制の国からきた外人さんにはカルチャーショックかもしれませんね。
- mannequinkatze
- ベストアンサー率26% (51/196)
またこれか。要点だけ言います。日本語に「過去形」なんてものはないのです。「ありがとうございました」が過去形だなんて言っていたらこれはいつまでたっても解きようのない謎に終わります。助動詞「た」がどのような働きをするか、それを総合的につかまえることが肝腎です。あーあ、もうよそうよ日本語論じて過去形とか言うの。
- ken_dosanko
- ベストアンサー率30% (257/838)
英語には Thank you in advance. という表現があります。何か将来にいいことをしてもらうため、あらかじめお礼をいうことです。 日本語が過去の行為に対してお礼をいうのと、逆ですね。 文化的な食い違いは相当根深いかもしれませんよ。
お礼
そうですね・・ 英語も難しいですけど、(←個人的な話です。スイマセン~) やっぱ日本語も難しいそうです。 ご返事有難うございました!
日本語の「有難うございます」はThank youという意味ではないからですね。 (I) thank you.は、「あなたに感謝します。」という意味ですが、 日本語の「有難うございます」は、「有ることが難しいことです」=「貴重なことです」と言う意味なので、過去形もありうるのです。 つまり 「あなたにして頂いたことは、有難い=存在することが困難な=貴重なものです(でした)。」 ということです。
お礼
うおおおおすげぇぇぇぇぇぇ。そうですねぇ~~。 とても分かりやすくご回答いただき、 私も勉強になりました。 ありがとうございました!!!!!
- バグース(@bagus3)
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過去のことについて感謝の気持ちを 表すときに「ありがとうございました」と 言うんですが、今も感謝の気持ちは続いているはず なのに過去形にするのはおかしいという説もあります。 ただ「ありがとうございます」より言葉として 丁寧な印象を受けるのも事実です。 どうしても曖昧で論理的に説明できない こともありますよ。
お礼
そうですね・・ 英語も難しいですけど、(←個人的な話です。スイマセン~) やっぱ日本語も難しいそうです。 ご返事有難うございました!
私見ですが… 未来のこと(例「来週お手伝いします」)に対しては現在形「ありがとうございます」で謝辞を述べるけど、過去のことにたいしては現在形・過去形の両方が使えます。現在形を使う理由は感謝の念が今も続いているから、と説明されたら如何かと。 また、過去のことを報告された時点では、「(お手伝いいただいこと、および、ご報告いただいたこと)ありがとうございます」を兼ねると考えれば自然な挨拶と言えます。
お礼
こんなつまらない質問にわざわざ・・・ 感動しちゃいました~ そうですね。 明日でもぜひ説明しますよ! ありがとうございました!
- siapa
- ベストアンサー率9% (5/51)
ことばには時として思わぬ疑問が投げかけられ、(外国人からみれば)そういういうこともあったのか、ということも多いですが、この質問の場合ははかなり明快と思います。こういう観点で説明されればいかがでしょう。「感謝すべきことが、話者の意識の中で過去のものとして捉えられておれば、過去表現、同じく現在のものとして捉えられておれば、現在表現。」具体的には、過去表現を用いると、ちぐはぐでおかしな場面をご自分で見つけてみてください。例;杭を打つ作業中、手伝ってくれる意思を示しこれから打つ姿勢に入った時、その人に「* * * *」。昨年、なにかで助けてもらって、そこから何も事件がないとして、その人へのあいさつにあの時は「* * * *」 I thanked him very much at that time. I thank you very much. or I am very thankful. いずれも過去・現在形もありで全然問題ないと思います。
お礼
すみませんが、日本語の先生ですか? おおお「確かにそうだな」って感じです~ ありがとうございました!
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お礼
うおおおおお 「お礼を言う対象の(相手の)行為があってから、現時点の間に、別の行動(会話、食事etc)をはさんだら『さっきはありがとうございました』になる」 「やはりこれだ」と思います。(次は英語の問題ですけどねw) 本当にありがとうございました!