靖国神社の力の源は？

質問

靖国は国立の戦没者慰霊施設に反対していますが、なぜでしょうか？純粋に心の問題なんでしょうか、または何か利権が絡んでいるのですか？私は別のができても影響ないと思いますが。
あとなぜあんなに政府に対して影響力があるのですか？遺族会や右翼の票や政治献金の力だけなのでしょうか、それだけなら大したことはない気がします。
本当に靖国神社はわかりません。
余談ですが遊就館の映画「私たちは忘れない」の中で別施設は頑なに反対していましたが、分祀については触れていませんでした、これは分祀をしてでも別施設否っということなんでしょうか？

回答No.3

aruchan2615 · ベストアンサー

靖国神社は分祀にも明確に反対しています、政府からの圧力にもかかわらず強行に反対しています。

靖国神社側が分祀や慰霊施設建設に反対しているのはずっと昔からの流れもありますから一概に理由はこうである、という類のものではないです。

ただいえることは靖国神社はずっと昔からのしきたりや考え方をかたくなに守り続けているだけだ、ということです。
つまり、発想が昔のままなんです。いいか悪いかは別にしてそういうことなんです。だから現代の日中関係やアジア問題などまるで眼中にはありません。
ですから今の情勢はこうだからこうすべきだといくら言っても聞く耳は持ち合わせていません。

別に政府に対して靖国側が積極的にどうこうして影響があるんじゃないです。靖国が昔からのしきたりを厳格に守り続けていること自体が現在の政府の思惑とあまりにもかけ離れすぎているから結果的に影響がでちゃうんですね。

お礼

なるほど！やはりただ頑なに純粋なんですね。ドロドロした裏話を期待してしまいました。反省！

回答No.7

buchi-dog

靖国神社が「不戦の誓い」の場であるわけがありません。

靖国神社は、祖国のために倒れた方々を慰霊し記憶し顕彰するための場です。靖国神社としては、参拝者、特に戦争を知らない世代の参拝者が
「かつて、祖国を守るため、家族を守るために散った人たちがいた。今後、仮に日本を脅かす外敵があれば、自分も祖国のために働かねば」
と考えてくれることでしょう。例えば、アーリントン国立墓地に参拝したアメリカ人も同じことを想うはずです。

「不戦の誓い」とやらは
「戦争で死ぬのは嫌だな。どこかの国が攻めてきたら無駄な抵抗はせずに降伏して財産や妻子を差し出そう。悪いようにはしないだろう」
ということと思いますが、靖国神社に参拝してそんな考えを持つ人がいては困ります。

補足

そうですね靖国神社はただひたすらに、英霊の鎮魂の場であるようです、戦没者や遺族のためにもそうあるべきだと思います。一方、不戦を誓い戦争で亡くなった全ての人を慰霊する施設をなぜ靖国は否定するのでしょうか？英霊の鎮魂となんら矛盾はないと思うのですが私にはそこがわかりません。
あと確かに私は戦争で死ぬのは嫌です、攻められたら財産を捨て妻子とともに逃げるでしょう。よくも知らない人からの命令でよくも知らない人を殺すなんて、私は死んでもごめんです。でも目の前で誰かが通り魔などに襲われていたら、私は命を賭けて立ち向かうでしょう。ちょっとカッコつけすぎかな？でも本心ですよ。

回答No.6

Sleep-Boy

削除されると思いますが、間違った史実があるので一つ。
極東裁判を公式で「誤り」と言っている人間はいません。
あくまで「非公式」に「一部」が「偏っていた」と言っているのです。
そして、これによって日本は指導者たちを「国内」で裁けなくなりました。
極東でA級戦犯を裁いたのは「連合」であって、日本を焼け野原にした罪でまだ日本国民自身が裁いていないんです。
戦犯の名誉回復というのも、戦犯を適用すると徴兵された民間人まで広く適用（上官の命令でやった行為まで）されるのでそれは困ると名誉回復でケリをつけたのでしょう。
A級戦犯は国外では「侵略指導」（当時の情勢を考慮しても、右翼の強行論に押された感は否めない）それと国内では「戦略の失敗」（原爆落とされて本土決戦を叫んでいるのは明らかに暴走）
２点でどちらにしても犯罪人です、建前上は回復という形になっていますが実際の被害者にしてみれば・・・・・・ですよね。
ついでに言うと、一番被害のひどかった中国と、植民地にされてきた挑戦が文句を言うのは当たり前。ただし、それにつけこんでこの頃関係ないところで無理難題吹っかけてますが。

補足

戦没者の遺族のの中にもＡ級戦犯の合祀に難色を示されている方がおられると聞きます。当時の軍部は人の命をなんだと思っているのか！っと言いたくなるのでしょう。戦争だからしかたなかったのでしょうか。

回答No.5

EmethG

力の源は、靖国の物語を日本の伝統として守り続けている多くの一般の人々です。これは、文字通り「一般の人々」で、政治活動に熱心な人たちではありません。例えば朝日新聞などは左翼運動家のことを「市民」と呼びますが、そういう意味ではないという事です。
　政府に影響力があるのは、その人々に支持される伝統の中にあるからです。献金の力なんて、さして関係ありません。

　マッカーサーの GHQ や、スターリンのコミンテルン32年テーゼに洗脳されっぱなしの人は、「靖国の価値がどうこう」なんてことを下種なことを言いますが、それは自分の甲羅に沿って穴を掘っているに過ぎません。

　洗脳元のマッカーサーも東京裁判史観の誤りを公的に認めているし、スターリンのソ連も崩壊して久しいのですが、洗脳された人々はそれでも目が覚めていません。今は反日で結びついて、特定アジア（中国、北朝鮮、韓国）のシンパとなっています。そして、別の施設ができるということは、そういう輩に拠点を与えるということです。昔から、そして今も支持され続けている日本の伝統を素直に大切に思っていれば、それを破壊しようとする特定アジアの拠点構築に反対するのは理の当然というものですね。
　今、左翼を含めた反日勢力は、ある意味追い詰められつつあります。その逆転を狙う策が戦没者異例施設なのです。従って、そんなものができしまうことの日本にとっての悪影響は、喩えて言えば風邪の治りかけに深酒をするようなものです。
　なお、しきたりだなんだと言う人もいますが、伝統というものの価値が分かっていないお子様なのでしょう。世の中がよく見えないうちは、そういう反応をしてしまいがちです。反抗期の構造と良く似ていますね。

　ちなみに、神道における分祀とは、いわば神様の株分けです。例えば伊勢神宮から別のどこかにアマテラスを分祀したら、そこにもアマテラスが勧請されることになりますが、伊勢神宮にも相変わらずいらっしゃることは変わりません。
　従って、「分祀」なんてしても何の意味もありませんから、触れてもいないのでしょう。私からすると、きちんとこの辺をアピールして「他国の宗教問題に口を出すな」と国際的に主張すべきだと思うのですが、靖国神社には別の戦略があるようです。

　更に言うと、この「（勘違いした意味での）分祀」の対象たるいわゆる「A級戦犯」なる人は、現代日本には法的に存在しません。日本が再独立してすぐに、マッカーサーも誤りと認めた東京裁判での被告たちに対し、国会決議で名誉回復がなされているからです。だから、「（勘違いした意味での）分祀」と騒ぐ人は、いったいどういう根拠でこのいわゆる「A級戦犯」なる人たちを政府が指定しようとしているのか、謎ですね。
　再度名誉剥奪でもしようというのでしょうか。当事者が誤りと認めた裁判をまたやって。NHK が似たことをやって大恥をかいて終わった事例がありましたが…

補足

靖国についての質問でこんなに回答がいただけるとは驚きました。いまNo.１さんから順に返答させてもらっていて重複するところもありますがお許しください。

確かに先の戦争は靖国の主張する自存自衛のだったのでしょう、しかしながら矛盾や間違えも確かにあったのですから、自らが唯一の戦没者慰霊施設でありたいとするならば、それにふれるべきではないでしょうか？私が靖国で不戦の意志が感じられなかったのも、そのせいかと思います。
頑なで純粋な靖国神社でも間違えを認めながら、前とかわらない戦死者の鎮魂を両立できるはずです。
そうなれば今度は見物ではなくお参りに靖国神社へ行こうと思います。

回答No.4

buchi-dog

靖国神社に行った事がありますか？手入れの行き届いた社殿や新しくできた施設があり、平日でも参拝者が絶えません。

戦後、靖国神社に税金は一切使われていません。日本国民のサイレント・マジョリティが靖国神社を支持しているから、政府から切り離された靖国神社が戦後60年経っても存続しているのです。

戦後、日本は戦火で荒廃し、戦死者の遺族は稼ぎ手を失って皆困窮していました。
「国家神道の中心であり、国粋主義を驀進し、日本を破壊のどん底に追い込んだ、象徴でした。」
と当時の日本人が考えれば、靖国神社は自然に消えていたでしょう。史実ではそうはなりませんでした。

なお、私は靖国神社や遺族会や右翼とは特に関係ない者ですが、「国立の戦没者慰霊施設」や「Ａ級戦犯分祀」には反対です。質問者様に一緒に反対して欲しいとは思いませんが。

補足

靖国神社すごいですねぇ。私も実は別口の神道なのですが、なにもかもが大きくあのスケールの大きさには圧倒されます。遊就館の展示の仕方も現代的ですばらしかったです。
無言で本殿の真っ正面に立ったとき、なにか荘厳なものを感じました、もし私が戦争を経験し身内を亡くし信仰をもっていなかったら、靖国神社を支持していたでしょう。

回答No.2

nacam

無宗教の慰霊碑などが造られますと、靖国神社の存在価値が無くなるから、靖国神社は反対します。
また、靖国神社を崇める国粋主義者としても、国家神道の考え方からして、許されざる行為とみなしています。

本来靖国神社は、第二次大戦後解体されるべきものでした。
国家神道の中心であり、国粋主義を驀進し、日本を破壊のどん底に追い込んだ、象徴でした。

靖国神社は、存在する事自体が、日本を不幸に追い込む施設です。
宗教法人の資格を取り去り、特定の政治結社となるのであれば、解体までしなくてもよいでしょう。

補足

確かに！あまりものを疑わない純粋な人が靖国を訪れたらかなり危険ですね。
しかし歴史の切り取り方（神懸かりな技術での）によっては靖国の主張は間違いではないのではないでしょうか？公ではけっして言えないことを宗教法人の聖域から発信するのは悪いことじゃない気がします。

回答No.1

naoeshinjo

お墓とか慰霊施設はホイホイと移動させたり、分割したり、くっつけたりするようなものじゃないんですよ。なくなった方を弔い、安らかに眠らせてあげる場所です。たとえば質問者さんが寝ているときに、ベッドや布団ごと移動させられたら、落ち着かないでしょう。そういうことです。

念のために申し上げておきますが、靖国神社を問題化しているのは支那や南北朝鮮という極々特定の国々であり、いずれも反日思想の固まりである事は周知の事実です。つまり国内から起きた問題ではなく、他国による内政干渉（日本人でそういう主張をしている人は外国のた工作に乗せられたちょっと足りない人達）なのです。例えるならば、支那に対して「始皇帝の陵墓を移転させろ」とか、エジプトに対して「ファラオのピラミッドを移転させろ」と言っているようなものです。

補足

私が靖国神社を訪れた印象は、戦死した兵士の鎮魂に尽きていました、そして残念なことに不戦の覚悟なるものを感じることができませんでした。
私は靖国は純粋に役目を立派に果たしていると信じているし、これからもありつづけて欲しいと思います。

がしかし不戦を誓い、戦争で命を失った全ての人の慰霊ができ、当時日本が戦争に踏み切った正当な理由を示し、それに対し様々な矛盾や間違いがあったことを認めた、中国の方々韓国の方々北朝鮮の方々にも、つべこべ言われない施設がやはり必要だと私は思います。