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総理大臣の靖国神社参拝について

ネット上で議論が出尽くした感のある話題ですが、私見の是非について意見をききたいので、投稿します。 結論からいうと靖国神社へは参拝すべきでないと私は考えます。 というのも靖国神社は戦没者の慰霊の施設というよりは、天皇家に忠誠をつくして亡くなった人の慰霊の施設だからです。(現に維新政府に刃向かった西郷隆盛は合祀されていない。) 戦前の国家体制下では国家への忠誠と天皇家への忠節は同じなのでよかったのですが、戦後憲法では国民主権である国家への忠誠と、天皇家への忠節はべつものだと考えます。よって総理大臣が現時点で靖国神社に参拝すれば、今後自衛隊のPKO活動で亡くなった方たち(国連活動の一貫です。)で、国家のために殉職しても天皇家に忠節をつくす意思のなかった人たちも忠臣として祀ることになり、過去はともかく、未来に起こるかもしれない紛争の犠牲者を祀る形式として将来に禍根を残すと考えるからです。A級戦犯や中国や韓国の反対を理由に反対する意見を良く聞きますが、それ以前に上記の理由から公式参拝はすべきでないと考えます。 (現在は自ら日本国民という意識をもっていても、天皇の忠臣や赤子として自らを認識している日本人は少ないと思います。21世紀になった現在では天皇の臣下という考え方はなるべく過去のものにしてゆくべきだと思います。愛国心や日本人としての誇りという言葉も良く聞きますが、天皇家の臣下という考え方とは別次元で強調されるべきだと考えます。靖国神社の思想は「よき日本人は陛下に忠節をつくした者である。」そのものだと思います。) 以上が私見ですが、私自身あまりこの手の話を周りにする機会がありません。ご批評等(私自身の事実誤認もあるかもしれません。)いただけたらと思います。 (お礼等は投稿せず、一方的に締め切るかもしれませんが、その点はご容赦ください。)

みんなの回答

noname#113190
noname#113190
回答No.2

靖国「神社」と神道の施設である以上は、公人として総理が参拝に出かけるのは疑問ですけど、私人として出かけるのは心の問題としても自由で、それを批判するのは思想信条の自由に対する挑戦であり、他国の批判を恐れるべきではないと考えます。 また、戦前はともかく、戦後は国家から独立した宗教法人で、何の問題もない、それを言い出すと歴代の天皇を祀った神社や天皇家のために戦った人を祀った神社仏閣が各地に存在し、公務員はうかつに初詣もいけなくなってしまう。 すでに靖国に祭られた人に関しては、死人に口なしで当人の意思確認が困難な状況で、ご家族の中にはキリスト教徒やイスラム教徒などもいて、複雑な心境だと思うが、それとこれとは別なのではないだろうか。 私はこの問題に関して、税金が投入されることには反対だが、天皇であろうと首相であろうと、私人として参拝に出かけ、戦争で亡くなった方を偲ぶことに問題があるとは思えない。

  • QES
  • ベストアンサー率29% (758/2561)
回答No.1

>>天皇家に忠誠をつくして亡くなった人の慰霊の施設だからです。 この点は認識が違います。 乃木大将は明治天皇に忠誠をつくして後追い自殺されましたが祀られていません。 また戦死した人がすべて天皇家に忠誠をつくしたわけではありません。(個人の心の中までわかりません。) 一番の問題がA級戦犯が祀られている件ですが、彼らは終戦まで生き延びている(つまり戦死していない)わけで、また死因が処刑による者以外も含まれています。

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