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靖国の英霊は一宗教法人に私物化されているのか?

「死ねば靖国にいく」と心に念じて死んでいったなら、戦死者の遺志を尊重するには靖国にお参りしないといけないでしょう。彼等は確かに国の命令で死んで国の礎になった人達なので、首相が参拝するのも筋が通ってます。 しかし、それにしても今の靖国神社は「平和を祈る施設」とは言えない雰囲気です。遊就館の展示を始め「戦争の悲惨さと平和の大切さを訴える」ものというよりは「戦争をカッコ良く見せる」軍国懐古的なものに感じます。 日露戦争など、当時の国際状況の中で日本が存亡を賭けて戦った戦争であり、単純な反戦でなくそれなりの評価をするべきだとは思いますが、それはまた別の問題で、今のこの神社では首相がいくら「過去を反省し平和を祈る」といってもあまり説得力を感じません。 これはすべて、靖国神社の特殊な価値観を、英霊・遺族・国民が黙って押付けられざるを得ない、という状況に原因があるように感じます。建国以来の英霊を単なる一宗教法人が勝手に扱っているように見えますが、実際にはその辺の関係はどういう構造になっているのでしょうか? そもそも、国が管理する施設だからこそ多くの戦死者も「死後は靖国に行く」と望んだわけで、国と無関係な一宗教団体になり下がった神社に「祭られ続けたい」と考える人なんてそんなにいないのでは?  A級戦犯にしても、戦後に宗教法人化した神社が勝手に祭ってしまったそうで、国にとって大切な施設に、そんな事を彼等の一存でやってしまって良いのか不思議です。 指導者は結果責任を問われるべきです。戦争して負けるくらいなら、たとえ国民の反発が免れない欧米への屈辱的譲歩だろうと、甘んじて決断しなければならなかった、という立場にあったのがA級戦犯です。そんな人間を、彼等によって負け戦に放り込まれた側の戦死者と一緒に祭るというのも、とても奇妙に感じます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ss79
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回答No.6

靖国神社についてこれ程誤解が続いている事は、本当に悲しい事です。 靖国神社は発足当時、天皇の命により国のため命を落とした軍人、軍属を祀る社で、軍の直轄下にありました。 「天皇の命により」というのが大原則でした。 ところがその後に拡大解釈や恣意的な解釈が続出してかなり混乱し、現在は「遺族年金受給資格者が年金受給請求を厚生省に出せば自動的に厚生省が合祀カードを発給して靖国神社に通知し、靖国神社は機械的に合祀するだけという制度になっています。 この事がA級戦犯の合祀に適用され彼らも遺族年金支給対象ですから機械的に処理されただけであると説明されるのです。 靖国神社は現在厚生省の管轄下にある国の施設で神社側は官民合意の上で合祀は行われているという姿勢です。  この事は私も最近知った事で、政教分離違反の懸念もありますが司法の判断を得たいところです。 自衛隊の事故死者(戦争はしてないので)も合祀されており当初の定義が次第に変化している事が理解されていないことから誤解が生じています。 この事は神社側にも責任がありますが、なにより無理を重ねた末の現状ですから説明も敢えてやりにくいのでしょう。 これらの経緯を考慮して正しい判断をされる事を望みます。

shigekomo
質問者

お礼

ご指摘頂いた靖国神社についての現状は知りませんでした。 もしこれが本当ならなおさら、靖国が一宗教法人だという事実は、実情とかけ離れた歪んだ状態です。たとえ施設が神社という名目だろうと、今の宗教団体からこれを取り上げ、神道にこだわらない国の施設にしないとつじつまが合わないと思うのですが。

その他の回答 (10)

  • mailhiro
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回答No.11

#10です。 最初に断っておきますが、私はあなたと議論したり、正論を競い合うために回答しているのではありません。 ご質問内容から感じた私なりの見解を率直に述べることにより、あなたの問題意識の解決につながればと思って回答しているだけです。 参考にならなかったなら無視していただいても結構です。 >これがどこまで全国の神社の意見と共通しているのか知りませんが・・・ 全国8万の神社を総括する「神社本庁」が、靖国参拝に関して本日9日、基本見解を発表したそうです。 参考URL http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050609/20050609it14-yol.html なお、「神社本庁」のHPも参考になさってください。神道が我々日本人の生活にいかに密着し、骨肉に深く染み込んでいるのかがあらためてわかるかと思います。 http://www.jinjahoncho.or.jp/

参考URL:
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050609/20050609it14-yol.html
  • mailhiro
  • ベストアンサー率23% (32/135)
回答No.10

何がご質問なのかよくわかりませんが、神道に対する大いなる誤解があるように見受けられます。 まずは下記URLをご覧になり、神道というものをよく理解なさってください。

参考URL:
http://miyoshijinja.ftw.jp/nihonnjinn.html
shigekomo
質問者

お礼

ご紹介頂いたページを読みました。これがどこまで全国の神社の意見と共通しているのか知りませんが、「尊皇」など、国民を操るために利用された戦前の国家神道そのままの主張ですね。 皇室や各地の神社の存在意義については日本の伝統として尊重しますし、直接に国のための犠牲となった靖国の英霊には尊敬感謝の念もありますが、天皇皇室を宗教対象として崇めるのは一切ご免です。私や多くの国民は戦後60年「天皇教」とは無縁ですから。 もし神道とはそういうもの、ということなら、なおさら靖国施設をこの宗教とは無関係な物にする必要があると思います。英霊に誰もがわけ隔てなく感謝するのに、なんで彼等を負け戦に放り込んだ「天皇教」の施設にいかなきゃならないのか?

  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.9

>「宗教信者は政治活動をしてはいけない」というの >はありえない主張です。 誰もそんなことは言っていません。私が例示したのは「カンタベリー大主教が、その職権によって英国の政治に介入しない」ということです。

shigekomo
質問者

お礼

欧米ではキリスト教系の政党がごく普通に存在します。アメリカの現ブッシュ政権成立時において、キリスト教右派の支持は特に大きな力を発揮しました。アメリカの政策に彼等の宗教的価値観が強く影響しているのは間違いありません。 たとえ宗教指導者が直接に政治介入しなくても、実際はかなりの程度「宗教が政治に介入」しています。これを問題視するなら「宗教信者の政治活動禁止」とするしかありません。

  • tour10
  • ベストアンサー率14% (4/27)
回答No.8

こんにちは。 そもそも、宗教法人にされたのはアメリカが日本の伝統、文化を断ち切るために「宗教化」されたということ、また、A級戦犯は私刑(リンチ)によってつけられたものです。 このことを理解していると、あなたの疑問点はいくつか解けていくのではないでしょうか。 ただ「遊就館の展示」に関しては、日本にこうした戦史博物館といったものが皆無に近いことを考えれば、私は秀逸と思いますが、これらは受け止める人によるもではないでしょうか。

shigekomo
質問者

お礼

アメリカの意向で現状となったということは理解できます。ただ、ファシズムに利用された国家神道解体は日本にとっても必要だったと思います。 戦史博物館というのは、どうしても戦争を美化する傾向にあります。アメリカの原爆展示でもかならず「原爆投下は正当だった」という解釈で行われますよね。遊就館もそうした傾向が強いように感じます。靖国の付属施設がこうでは、中国側の理屈を補完する意味合いを持つ事になります。

  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.7

政教分離という概念は「宗教が政治に介入しない」ことを本来意味すると理解しております。別に「国家が宗教と無関係でなくてはならない」ということではありません。 例えば、カンタベリー大司教が英国の政治に介入することはありませんが、英国国王は英国国教会の首長であり、英国という国家と英国国教会は不可分に結びついています。これが奇とされることはありません。こうした国は、先進民主主義国の中にいくつもあります。 アメリカの公立学校で学んだ人は知っているはずですが、学校で普通にキリスト教の行事が行われます。誰もそれを奇とすることはありません。私がアメリカで通っていた小学校では、ユダヤ系の児童が多かったので、ユダヤ教の行事も並行して行われていました。ダビデの星、最初見た時は何なのか分からず、とても不思議だったのを覚えています。 戦後の日本で、敗戦のドサクサに紛れて「国家は宗教と無関係でなくてはならない」というラディカルな政教分離原則が導入されました。この考え方、どこから来たのでしょうね? その結果、靖国神社が形式的には国家と無関係の宗教法人になってしまいました。しかし、現実には戦前との連続性を保っています。靖国の英霊は、別に何も戸惑いは感じていないでしょう。 現在、戦後60年にして憲法を変えようという動きが高まっていますが、憲法20条3項を廃止して、靖国神社を本来の姿に戻そうという意見は、さすがに自民党からも出ませんかね。世界の常識で見ると、特段おかしなことではないのですが。

shigekomo
質問者

お礼

宗教が政治に関与する事は一向に構わないでしょう。「宗教信者は政治活動をしてはいけない」というのはありえない主張です。 しかし政治が宗教に関与する事は、よその国は知らず、日本では困ります。創価学会が公明党を作るのは仕方ないとしても、公明が第一与党になったら、お札に池田大作の肖像が・・・ 何てことになるのは絶対いやです。

回答No.5

 靖国神社は明治維新に至る薩長方のみの戦死者を英霊として祀ることにより、新選組や奥羽列藩同盟等の戦死者は非国民として扱われ我々国民の祖先を二分する神社です。  ことの性格上、未来の日本に徳川一族等を祭り上げる憲政が敷かれたときは存在が危うくなる訳で、宗教法人として私的な性格を持ちながら憲政転覆の火種を抱えた薩長藩閥政治を象徴する神社です。  日本の国力を形成する全ての国民の祖先を「英雄」と「非国民」に二分する神社であるにもかかわらず、歴代自民党政権が国威をあらわす神社として祭りあげていること自体が問題であり、政治的に滑稽な話です。

参考URL:
http://www1.odn.ne.jp/hyakuman-chbaich/yasukuni-siryou/yasukutoha1.html
shigekomo
質問者

お礼

維新が薩長による徳川排斥の流れの中にあったことは確かですが、欧米列強の外圧に対処するため、いち早く近代国家を樹立できた偉業であるのも間違いない事実です。 今の日本国の基礎になった革命なので、当時の官軍側戦死者を国と国民が慰霊するのは当然だと考えます。

  • amino112
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回答No.4

質問者の方への意見はいろいろありますが、そうするとやたら長くなるので、事実を記します。 釈迦に説法でしたら、申し訳ございません。 靖国神社は明治政府により建立されたもので、一宗教法人になったのは戦後になってからです。 そして、一宗教法人になってからも、合祀にあたっては(戦犯合祀の対応も含め)厚生省引揚援護局の一切の指示に従っています。 戦犯と言うといかにも響きが悪いですが、政府の公式文書では「昭和殉難者」「法務死亡者」などと呼んでおり、処刑された遺族には戦没者年金と弔慰金を支給するなど、ネガティブなイメージにならない配慮をしています。 つまり政府は質問者の方がご想像の程にはA級戦犯を貶めていませんし、靖国神社も一宗教法人として勝手に祀ったのではなく、政府の意思をダイレクトに反映させるかたちで対応しています。 また、靖国神社の再国有化は過去に何度も議論されており、実際に法案が出されたこともありますが、その時は会期満了で結局廃案になっています。 なお、A級戦犯合祀の際の宮司は松平永芳氏、現在の宮司は南部利昭氏です。 また、昭和天皇が最後に参拝されたのは昭和50年であり、確かにA級戦犯が祀られた昭和53年以降は参拝されていません。 しかし、昭和53年以降も、そして現在の天皇陛下も年に1度くらいのペースで勅使を派遣されています。 つまり、A級戦犯を合祀した靖国神社に天皇家が愛想を尽かしたという事実はありません。 少なくともこれらの点において、No.3の方の回答は誤っています。 あと、質問者の方はNo.2の方への回答のお礼を拝見する限り、無宗教の慰霊施設を望まれているようですが、どう考えても慰霊とは宗教的行為であり、そのような施設は作りようがありません。 また、ビルマはともかくとしてミャンマーについては、公人(当時現職の「文化大臣」)が、平成7年、つまりA級戦犯合祀後に参拝しています。

shigekomo
質問者

お礼

戦後、改正遺族援護法の対象に戦犯が含まれ、国がまとめたその援護法の原簿を、靖国がそのまま合祀対象としてしまった、という経緯は聞いています。確かに、外交的考慮もせずに名簿を靖国に渡した国にも合祀の責任がありますね。 合祀時、既に中国との国交正常化がなされており 「中国人だけでなく日本国民も戦争の被害者であり、悪いのはA級戦犯だった」 という、中国側が譲歩して提案してくれた賠償請求破棄の理屈に、もっと日本側が配慮すべきだったと思います。 政府のA級戦犯への扱いは、国内的には遺族年金の対象などにするにしても、対外的には講和条約受け入れの筋を通し「犯罪者」とするべきでしょう。 少なくとも日本においては無宗教の戦没者慰霊も充分可能だと思います。施設自体には宗教的偏りのない千鳥ヶ淵では、参拝者の好みで様々な宗教形式での慰霊が行われているし、現代日本で一般的な死者に対する黙祷の習慣は、特定の宗教とは無縁のものです。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.3

昭和天皇は、A級戦犯が合祀されて以後、靖国神社に参拝していないはずです。 A級戦犯合祀も、当時のまともな人はかなり反対したそうですが、靖国神社の某宮司が強引に合祀したそうです。 その宮司は今も変わっていないはずですが、かなり問題のある人物のようです。靖国神社になんとなく持つ違和感は、その人物によるものでしょうね。 A級戦犯合祀問題については、中国も昭和天皇も同意見ということです。 自民党の元となる自由党旗揚げの資金は関東軍のかくし資産だったようで、自民党総裁は参拝せざるを得ない事情があるようですね。 小泉総理も総理就任前は、ほとんど靖国には行ったことないようです。 クリスチャンの自衛隊員が殉職して、靖国に祀らないでくれと頼んだけど、祀られてしまったというケースが裁判で争われたことがありました。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~katsuaki/sesou50.htm 靖国の宮司と、国民の意識に限りない断絶があるということでしょう。

shigekomo
質問者

お礼

靖国神社の宮司は最近(去年?)に代わったと聞いたので、当時の人とは違うと思います。まあ考え方は対して違わないようです。 関東軍の秘密資金、というのは初耳ですが、たとえそうでも、軍の金は元を正せば国民の金です。税金が政党資金になるというのはちょっと問題ありですが、少なくとも軍人に気兼ねする必要はないはずです。 裁判の件については、靖国を宗教法人から取り上げてしまえば、少なくとも宗教の違いによる合祀のトラブルは避けられると思うのですが。

回答No.2

靖国神社は国の施設ではなく、 単なる一宗教法人です。       その宗教法人が、 戦争を美化したとしても、 それを国が非難することは出来ません。    しかも、西側列強諸国の植民地支配から、 アジアを開放した功績はかなり高いものです。 美化するまでもなく、素晴らしい戦いもあったのです。 最近の自虐史観や、 中国・韓国の言動をまともに受けてはダメです。  インドやミャンマー(旧ビルマ)など、 日本軍に感謝している国もあるんですよ。 もう少し自分で、 近代戦争について勉強してみては?          

shigekomo
質問者

お礼

宗教法人に国が口を出せないのはわかります。「靖国が一宗教法人」というのが妙に感じるのです。「宮内庁管轄の国の施設」とでもすれば良かったと思うのですが・・・ 首相が戦没者を慰霊するためには、単なる一宗教団体の施設であり、彼等が恣意的に管理し演出する靖国神社にお参りするしかない、という状況が、中韓の干渉を許すスキとなってしまっていると感じます。 右も左も等しく戦没者を慰霊出来るような、もっとトコトン平和を想起させるような施設にならないものでしょうか。南部藩の殿様だかが今の宮司らしいですが、彼等の胸先三寸ですべて決るんでしょうか? この施設を、宗教と無関係な形で、国と国民の手に取り戻し、今の時代にふさわしい慰霊施設にできないもんでしょうか? 日本の東南アジア進出については、私もご指摘のような評価は十分にできると思います。実質日本の衛星国だったといっても、完全に植民地にしてた欧米と比べれば当地の人々にとって一歩前進ですし、かつて国際連盟が無下に切り捨てた「人種差別撤廃」の理念も、このときに史上初めて国家による表明がなされています。これを単なる建前と無視する左翼の主張は無茶な歴史観でしょう。 ただ、日本の軍国主義はやはりアジアに傷も負わせています。阿呆なインパール作戦で、どれだけの独立派インド人が無駄に死んだか。 この体たらくに、ビルマのアウンサン将軍も日本を見限り寝返りましたが、これは当然の判断です。当時の日本がもう少しうまくやっていれば、今に続く内紛続きの苦難の歴史とは違った未来がビルマにもあったかもしれません。 これらアジアに与えた結果や、日本自体の壊滅的敗戦を招いた痴的な戦争感覚、宗教と結びついた当時の精神論的軍国主義の臭いを、どうしても今の靖国からは感じてしまいます。

  • old98best
  • ベストアンサー率36% (1050/2908)
回答No.1

どうも、神社の、そして神を祀るという根幹がお分かりでないようですね。 神社は、御霊を神としてお祀り申し上げるわけです。 これは神社の方針で、いわば「勝手に」祀るだけです。 この世のあらゆる人には、それを阻止する事はできません。 法律はもちろんそれを制限できません。 遺族にも、何も権利はありません。 祀られるのを拒否できるのは、祀られる御霊ご自身だけです。 たとえば私たち個人が天照大神や大国主の尊を勝手に自宅にお祀りしても、誰もそれを禁止できません。 単に、その神様が私たちを相手にしてくださらないだけです。 どの御霊を祀るのかは神社が決める事です。 祀られた御霊ご自身以外には、それを拒否できません。 祀られている御霊の方々の間で、どのように話が付けられているかは私たちは想像する事しかできませんが。 おそらく、勝手に米軍が戦犯と決めつけただけの人の御霊には罪は無いと考えられているのだろうと思います。 なにしろ、あの戦争で戦犯となったアメリカの将兵は無いに等しい不公平な裁判でしたから。

shigekomo
質問者

お礼

確かに、信教の自由がある以上、一宗教法人が何をお祭りしようとかまわないという建前です。靖国が望むなら、英霊と共に鰯の頭でも何でも祭って構わないんでしょう。 しかし靖国は、かつては国が国難の戦死者のために作った施設で、長く国民すべてがそういう認識でいました。国と国民にここまで深く結びついた施設を、「建前上何をしても、誰にも文句言われる筋合いはない」一宗教法人が好きに管理している、というのがあるべき姿なんでしょうか? 戦勝国が事後法で一方的に裁いた東京裁判は確かに受け入れがたいですが、彼等の多くは日本国民に対し「敗戦の罪」を負っているはずです。軍人政治の道を開いた広田弘毅や日米開戦時の首相東条英機など、日本人の手でちゃんと裁かれるべきだったと思います。

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