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裁判所書記官の社会的地位について(合格率やお給料など)

いつもお世話になっております。 表題のままの質問です。 法律事務所の事務員をしており、その関係でよく裁判所にお使いに出かけます。 そこで対応してくださる裁判所書記官さんってどういう立場なんでしょうか? (素人的な質問ですみません。。。) 書記官さんたちの仕事風景を拝見すると、普通の市役所みたいな感じですが(皆さん感じがいいし、女性は私服で、しかも小奇麗な方が多い印象です)、 その内容は、裁判官がやるべき仕事の事務関係を一手に引き受けてるようですし、合格率などは司法試験並に厳しいとも。 実際に弁護士は、書記官からの電話などは最優先してますしね。 裁判に同席してるところも拝見しました。 いまいちよくわからない職種ゆえ、どういう人たちがなって、なるのは難しい職業なのか、お給料はどのくらいなのか、などが気になります。 何かご存知の方、教えてください。

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noname#30350
noname#30350
回答No.2

まず一般に合格率と難易度は比例しないですね。 あと#1さんが書かれている様に、裁判所事務官と書記官は全く違います。事務官の中から書記官になる人がいるという事ですね。初めから書記官として就職する人はいません。 法改正によって裁判官の業務の一部が書記官に分掌されたりしていますし、コートマネージャーがいないと裁判所は動きませんからその役割は非常に大きいですぅ。参考URLもご参照下さい。 弁護士が書記官・事務官からの電話に最優先するのは、裁判所から掛かってきている訳ですから当然といえば当然だと思います。 これはあくまで憶測ですが、書記官の方からすればいくら司法試験に合格していても弁護士は所詮は民間人で同じ法曹でも自分とこの裁判官とは違う人種だという意識はあると思いますよ。 例え高卒で奉職した書記官であろうと、司法試験に合格した弁護士であろうと、裁判所ではそんな事関係ないですよね。 書記官の中には簡易裁判所の裁判官になる人も少なからずいます。 あまり知られていませんが、司法試験を経なくても裁判官(書記官など→簡裁判事)や検察官(検察事務官など→副検事→検事)になる道があります。 参考にならなくてすみません。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E6%9B%B8%E8%A8%98%E5%AE%98
golden-peach
質問者

お礼

さっそくのご回答をありがとうございます。 書記官の中から、裁判官になったり、検察官になることもできるんですか。 驚きです。 大変参考になりました。 どうもありがとうございます(^^)

その他の回答 (3)

noname#30350
noname#30350
回答No.4

#2です。 >書記官の中から、裁判官になったり、検察官になることもできるんですか。 少し誤解を招く書き方だったので補足しますと、検察事務官(国家2種採用)から区検察庁(区検:簡裁に対応し、比較的軽微な事件を担当)の検察官である副検事になる方はたくさんいます。(確か検事2千人に対して副検事千人弱くらいの比率だったでしょうか) 副検事の中から、さらに年間数人程度は検事(通常は司法試験合格者)に昇格する事が出来るようです。 和久俊三の「赤かぶ検事」というサスペンスドラマ・小説の主人公、赤かぶ検事こと柊茂も検察事務官から副検事を経て検事(岐阜地検高山支部長)に就任したという設定でした。(和久さんは作家ですが京大卒の弁護士でもあるので、検事モノや弁護士モノの小説が多いです) 裁判所書記官から裁判官に任命されるルートでは、なれるのはあくまで簡易裁判所の判事のみで、簡裁判事から地方裁判所の判事・判事補になる事はありません。

golden-peach
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 すみません、誤解をしていたようです。。。 でも、検察事務官から副検事になれるのも驚きですが、検事2千人に対し副検事千人というのは(これが正確な数字ではないとしても)、普通にあるルートなんですね。 和久さんの作品は、何冊か読んだことがあります。 弁護士だから、実務の世界も覗けて勉強になりますよね。 ご丁寧なご回答をありがとうございます(^^)

noname#30350
noname#30350
回答No.3

#2です。 すみません、入力ミスで余計な「ぅ」が入って変な文章になってしましました。 >非常に大きいですぅ。

golden-peach
質問者

お礼

いえいえ、そうですよね。 すみません、他が大変事務的で的確な文章ゆえ、つい笑ってしまいました。 訂正のコメントもどうもありがとうございます(^^)

回答No.1

 裁判所書記官は,裁判所事務官から内部試験で登用されます。  裁判所事務官は,一般の国家公務員と同じく1種から3種という試験に合格し(国家公務員試験と同レベルですが,裁判所が独自に試験をしているようです。),採用試験を経て採用されます。  裁判所事務官を何年かすると,書記官試験の受験資格ができて,試験に合格すれば,書記官になることができます。この試験ですが,試験に合格すると,いきなり書記官になれる試験と,研修所で1年とか1年半の研修を経てから書記官になれる試験とがあるようです。  合格率が司法試験並みに厳しければ,書記官なんかいなくなります。裁判所事務官になった人の相当数が書記官になっていくはずです。  書記官の仕事の基本は,正に「書記」官で,法廷で行われた手続を記録するのが仕事です。期日の庁舎や証人尋問の調書は,書記官に作成権限があります。また,記録の保管,書類の作成・送達,裁判所のする登記申請なども,書記官の権限です。例えば,判決が送られてきますが,これは必ず,書記官が「これは正本である」と記載した,「正本」というもので送られてきます。この正本を作り,当事者に送達するのも,書記官しかできない仕事になります。法廷の期日を決めるのは裁判官ですが,決められた期日に裁判所に出頭するように呼出をするのは書記官の権限です。  外から見ていると,なかなか分かりにくい部分があるかもしれませんが,裁判所では,法廷で当事者の主張を聞き,証拠を調べ,判断をするのは裁判官の仕事ですが,それ以外の,手続を進行させる,記録を取る,といった仕事は,書記官の仕事だと考えればよいと思います。

golden-peach
質問者

お礼

さっそくのご回答をありがとうございます。 大変参考になりました。 事務官→書記官、なんですね。 どうもありがとうございます(^^)

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