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鉄骨造の材質(STKNとSSの違い)について

建築家と打ち合わせを行いながら新居(鉄骨造,3階建)を設計しています. 鉄骨造でメインの柱はSTKN400で216.3×12.7の丸柱です. 現在,数社から見積もりがあがってきましたが,有望な一社から鉄骨をSTKNからSSにすることでコストダウンになると提案がありました. 果たしてSSにしても大丈夫なのでしょうか? SSにする場合に施工上の留意点はなにですか? 教えてください.

みんなの回答

  • tacky1969
  • ベストアンサー率18% (3/16)
回答No.3

SS材の円形鋼管が存在するのか分からないのですが、SS材であればプレス成形の角型鋼管が一般的です。 ちなみのロール成形はSTKRですが・・・。 STKNがSN材仕様であればSS材にする事によってコストは下げることが出来ます。 強度的にも同じ材料強度の鋼材を使用すれば何ら問題ありません。 構造計算は必要ですよ。STKNでもSSでも。

kawa_tyan
質問者

お礼

丁寧にいろいろとありがとうございました.

  • tacky1969
  • ベストアンサー率18% (3/16)
回答No.2

不明確な点があります。 216.3x12.7の丸柱ということは、『一般構造用炭素鋼鋼管』です。 これは規格記号で言うとSTK400又はSTK490のようにSTKという記号が付きます。 STKNという記号はありませんので、何かの勘違いだと思います。 また、STKをSSに変更するという事は、丸柱から角型鋼管に変更するという事でしょうか? 角型鋼管はロール成形ではSTKR、プレス成形ではSSとなります。 円形鋼管を角型鋼管に変更しても大きなコストダウンにはならないでしょう。 ということは、#1さんが書かれているように、STKNではなくSNの間違いかもしれません。 梁の部分の鋼材をSN材からSS材に変更すればコストダウンは可能です。 専門家の構造計算が行われているのであれば、変更しても問題ありません。 S造3階程度であればSN材を使用する必要も無いと思います。 キッチリとした構造計算を行っていることが前提ですが・・・。

kawa_tyan
質問者

お礼

回答ありがとうございました. STK,STKN,SNと混乱してきました. 調べると↓ --- 一般構造用炭素鋼管(STK);土木、建築、鉄塔などの構造物に使用されている円形鋼管 建築構造用炭素鋼管(STKN);建築構造用鋼材に要求される性能を備えたSN材に準拠した円形鋼管 --- ですか? 提案を受けているのは丸柱のままSTKN→SSです.コストダウンに繋がるのでしょうか…ちなみに梁はSS材です.

noname#138013
noname#138013
回答No.1

SS400(一般構造用圧延鋼材)は化学成分はPとSのみを制限し、C、Si、Mn含有量は規定がありません。 そのため、溶接割れが起こったり、じん性も劣ります。 このため、重要な大型溶接構造物にはSN材(建築構造用圧延鋼材)を用います。 SN材は、大地震の時に、十分な塑性変形能力を持つように規定があり、さらに超音波探傷試験を義務付けています。 ・・・と溶接の教科書に載っていました(^_^;) >鉄骨造,3階建 もし可能なら、鉄骨を作成している工場に見学を行くことをお勧めします。 製品検査に立ち会いたい、などといってみてはいかがでしょう。 まじめな工場なら安心ですが、なかにはう~んなところもありますし。 そのとき、専門的な知識をもった方と一緒にいくとベターです。

kawa_tyan
質問者

お礼

回答ありがとうございます. 鉄骨の命となる柱なので,安かろう悪かろう,良かろうか?実際に提案を飲んで良いのか悩んでいました. 建築家との製品検査立会い検討します.施工者も悪いことはしないでしょうし,私も安心できますから…

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