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ー結晶ー
江本勝著の『水からの伝言』を読みました。そして、いろいろな批判などもネットで拝見しました。そこで、疑問なのですが、氷の結晶と雪の結晶は同じに考えていいのでしょうか?そして、それはなぜかを教えていただきたいのです。分かる方お願いします。
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『水からの伝言』とか言う本がどんな批判を受けて いるのか知りませんが、雪が氷と同じ水の結晶だと 証明したのは1940年代の北海道大学の 中谷宇吉郎さんの研究で、世界的にも有名です。 雪に形がある事は古くから知られていて、 英語でもスノー・フレイク(雪印)という 言葉があったのですが、中谷宇吉郎という 人はその形が水の結晶であることを実験で 証明したんです。彼の研究からスノー・クリスタル (雪の結晶)という英語が定着しました。 高校の化学程度の基礎知識があると分かりやすい 話なんですが、同じ元素からできていても 結晶化するときの条件で、ときに見た目も全く 違ったものになってしまうんです。 同じ炭素からできていても、墨やダイヤモンドが あったりするわけです。 水の場合、色まで変わりませんが、できる ときの水温、気温で結構構造が決まるので、 気象条件により降ってくる雪の結晶の形が 違うんです。中谷宇吉郎さんという人は これを証明したんです。 雪の結晶の生成条件とその形をまとめた 表は、ナカヤ・ダイヤグラムと言って、 国際的にも通用する名称のようです。 http://www.hps.hokudai.ac.jp/hsci/hokudai/1941a.htm >氷の結晶と雪の結晶は同じに考えていいのでしょうか? 正確には氷の結晶と言うのは変なんです。水の固体 が氷ですから。水道水を冷やして作る氷が、雪と 違うところは、それが複数の結晶が集まって固まった多結晶で、結晶の方向がばらばらんです。 それで雪みたいに特定の形にならないわけです。 >そして、それはなぜかを教えていただきたいのです。 正確に確認したければ、X線解析というのを 行えばいいのですが、単純にわかるのは、 溶けてしまえば水になってしまうという事です。
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- tadys
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氷の結晶も雪の結晶も水が固体になった物と言う意味では同じ物です。 ただし、普通の言い方では氷の場合は液体の水が凍った物なのに 雪の場合は気体の水が凍った物です。 江本勝著の『水からの伝言』は、著者本人がポエムだと言っています。 科学的にはまったくの出たら目ですよ。
お礼
江本氏のはたしかにでたらめのようですね・・・。回答ありがとうございます☆
- eva0
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自信ありませんが、恐らく同じと考えても良いと思います。 >雪は水蒸気が氷に昇華してできる。 そうですので氷そのものだと思います。 http://subsite.icu.ac.jp/people/yoshino/ice.html
お礼
回答もURL参考になりました!ありがとうございます☆
お礼
大変分かりやすかったです、ありがとうございます☆